猫は室内だけで飼っても大丈夫?

猫を完全に室内で飼うか、外を出歩かせるかどうか、迷いませんか?

今は猫は完全に室内だけで飼うことが推奨されていますが、もともと猫は家と外を自由に行き来するのが普通でした。そのため、家に閉じ込めていたらストレスがたまってしまわないかと心配になりますよね。飼っている猫が窓際に座ってじっと外を見ていると、「外に出たいのかな?」と不安になる飼い主は多いです。

もちろん、外を自由に歩きまわることを望む猫はいるでしょう。しかし、それ以上に猫を室内で飼うのはメリットのほうが大きいのです。

野良猫が出歩くのは、エサと安心できる場所を求めて。エサが豊富にあって安心できる場所があれば、わざわざ危険を冒して歩きまわることはありません。「狭いところに閉じ込めておくのはかわいそう」なんて、思わなくていいんですよ。

猫を完全室内飼いするメリットとは

猫の寿命は年々伸びていて、現在は15.04年です。20歳を超える猫も珍しくなく、「長くて10年」と言われていたころとは比べものになりません。
猫の寿命が延びた理由はキャットフードの質向上や医療の進歩など、飼育環境が整ったことだとされています。その証拠に、野良猫の平均寿命は3~5年と、飼育されている猫よりかなり短いまま。
屋外で暮らしていると、猫同士のケンカや交通事故、病気など、さまざまな危険にさらされます。自由の代償は大きいのです。室内飼いの場合はそういった危険がないとともに、飼い主が猫の健康管理に気を配れて、少しの異変にも対処しやすいというところもポイントでしょう。

しかし、飼育されている猫にも環境によって寿命に違いがあります。外に出ず、完全室内飼いの猫が15.81年に対し、基本は室内飼いでも外に出かける猫は13.26年。2年半もの差は大きいです。

猫を完全室内飼いするメリットは、第一に「長生きする」ということです。かわいい愛猫とはできるだけ長く一緒にいたいですよね。

一般社団法人日本ペットフード協会 平成28年全国犬猫飼育実態調査

猫を満足させる部屋を作ろう

猫を完全室内飼いすると決めたら、猫が満足できる環境を整えてあげましょう。最低限必要なのは、猫が上下運動できるスペースと猫が落ち着けるスペースです。

猫は上下運動と高い場所が好きなので、キャットタワーを用意しましょう。飼い主が棚などを組み合わせて段差を作るのもいいですが、きちんと固定して、置く荷物も考えないと倒れたり物が落ちたりして危険です。手軽なのは爪とぎと一体になっている市販のキャットタワーですね。猫の運動能力に合わせて選んでください。また、爪とぎはキャットタワー以外にも複数用意しましょう。

猫には狭いところに入る習性があります。敵から襲われないように身を守り、獲物を他の動物に取られないようにしていた野性時代の名残です。猫の落ち着ける場所は、その観点で探してみてください。カゴや猫ベッドなどに毛布やタオルを置いてあげるといいですが、猫は好みにうるさいので、傾向がつかめるまでは段ボール箱などで様子を見ましょう。
猫は勝手にお気に入りの場所を見つけるので、猫がよくいる場所があればよほどの不都合がない限り、放っておいてあげてください。

トイレは人通りが少ない部屋の隅に設置しましょう。エサをあげる場所はあまり気にしなくても大丈夫ですが、トイレの近くは避けてください。

家のなかで気をつけたい猫の危険ポイント

家のなかなら絶対に安全!ということはなく、猫を完全室内飼いするなら気をつけたいポイントがあります。

まず気をつけたいのは誤飲・誤食です。猫が中毒を起こす食べものはもちろん、人間の薬や輪ゴム、ボタン、糸くずなど、飼い主が予想だにしないものを飲み込んでしまうことがあります。猫はひも状のものが好きなので、特にひも状のものは気をつけましょう。部屋のなかは常に整理整頓し、物を出しっぱなしにしないのが誤飲・誤食を予防する第一歩です。

電気コードもひも状でいたずらされやすいもの。コンセントにプラグを挿している状態で噛むと感電してしまうことがありますし、電気コードで遊んでいるうちに電化製品本体が落ちてくる可能性もあります。できるだけ電気コードはカバーをつけ、床や壁にしっかり這わせて配線しましょう。

ドアに挟まってしまうトラブルもよくあるそうです。飼い主が猫に気付かずに勢いよく閉めてしまったり、風などで閉まったり。猫がいる位置を把握しておくとともに、ドアを開けっぱなしにしないようにしておきたいですね。

そのほか、水を張ったままのお風呂に落ちて溺れる、カーテンやカーペット、ソファなどの布製品に爪が引っかかって折れるなどの事故もよくあるものです。部屋のなかを猫目線で点検し、危険性をあらかじめ排除しておくことが猫の飼い主に必要です。

生理整頓しつつ散らかす!?

散らかるのが嫌で、猫グッズを一カ所にきちんとしまう飼い主がいますが、あまりおすすめできません。猫にとって家はなわばりですが、なわばりとは自分のにおいのする場所。自分のにおいのするものが常に一カ所に集められていては、猫が混乱します。

人間のものはきっちり整理整頓し、猫のおもちゃや毛布などは適度に散らかしてあるのが、猫にとって快適な部屋です。

まとめ

猫がじっと窓の外を見ていると、「外に出たいのかな」とかわいそうに思う飼い主は多いです。しかし、猫としては自分のなわばり(家)の境界をパトロールしているだけで、特に深い意味はありません。
それよりも、猫が快適に暮らせる環境を整えてあげることが、猫の飼い主としての努めです。安心安全で快適な環境をつくり、かわいい愛猫とできるだけ長く一緒に暮らせるようにがんばってくださいね。

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