フレンチブルドッグの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容

フレンチブルドッグの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:頸椎椎間板ヘルニアではないか、と診断された件

飼い主からの相談

相談者:東京都 juriさん
はじめまして。
フレンチブルドッグ 8歳9か月の女の子を飼っております。
先日の土曜日に、頸椎椎間板ヘルニアではないか、と診断されました。
確定ではないのは、レントゲンのみの検査ではっきり画像が見えず、恐らく4番5番のあたりではないか、と言われました。
症状は、四つん這いのまま動かなくなり、お座りができなくなり、一瞬座れてもすぐに立ち上がってしまい、
また、小刻みな震えとハァハァという呼吸の荒さなど
首なのか、腰なのか、脚なのか、どこか痛みが相当ひどいのだろうと想像できる症状になります。
2週間分で、非ステロイドの消炎鎮痛剤のオンシオールを1日1錠と、
抗てんかんざいのガバペンを1日2錠飲ませての様子見となりました。
今日で薬を飲ませてから5日目となりますが、発作が出るタイミングが食後15分後頃という事がわかり、
また発作時間が約40分ほど続いたのち、また食欲が戻るというサイクルだと言うことがわかりました。
主治医に相談したところ、頸椎ヘルニアで食後に痛みが出るとは考えにくいので他の病気も視野に入れましょうと言われました。
ですが、ネットで同じ頸椎ヘルニアの子が食後に必ず痛むのだというブログを拝見しました。
頸椎ヘルニアで食後痛むことがあり得るならその原因と対策を、
また食後に上記のような症状で考えられる病気などが他にございましたらご教示頂きたいと思いメッセージを送らせて頂きました。
宜しくお願い申し上げます。
【経緯】
9/8(土)朝食後の症状により救急病院
レントゲン検査
頸椎椎間板ヘルニアではないか、と診断
同日午後より非ステロイドの消炎鎮痛剤のオンシオールを1日1錠と、
抗てんかんざいのガバペンを1日2錠開始
夜ごはん後の痛みは無し
9/9(日)朝食後発作あり(昨日より酷い)
夜ご飯時発作なし
9/10(月)朝食後発作なし
夜ご飯時発作あり(軽め)
9/11(火)朝食後発作なし
夜ご飯時発作あり(若干軽め、昨日より酷い)
9/12(水)朝食後発作なし

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

juriさん、こんにちは。
痛々しいお話を読ませていただきました
頸椎ヘルニアの疑いがあるのですね
確定診断はMRIが必要でしょう
痛みが強いと固まって動かなくなる子(動きたくても動けない)もいます
食後に小刻みな震えがというのも痛みからだと思います(ですので、抗てんかん薬は必要ないのではないかとわたくしは思います)
食餌の体制がどうなっているかわかりませが、床にお皿を置いているのであればまず立っていて一番楽そうな高さと角度で頸を動かさずに食べられるようにしてあげたらいかがでしょう
治療は消炎鎮痛剤+運動制限、OPEでしょう
整形に強い、内科に強い、眼科に強いなど得意分野がありますからそちらでご意見を頂いても良いかもしれませんね。
早く痛みから解除されることを願います
お大事になさってください。
今後のことですが、今まで首輪にリードでしたら胴輪にチェンジしましょう

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相談内容:ヘルニアの疑いで、治療方法教えて下さい

飼い主からの相談

相談者:宮城県 まいまい7さん
はじめまして。8歳のフレンチブルについてお願いします。
先月、目に傷がつき点眼で治らずフラップ手術をしました。その後抜糸のため1泊入院しました。
退院してから急に散歩を嫌がりましたが、いつも通り散歩をしました。
3日後には、部屋の隅で後ろ足を震わせ、ほとんど散歩できなくなりました。すぐに病院へ行ったところ、腰から痛みが来ていると診断されました。
痛み止めの注射2本を1週間続け、改善されなければMRI検査をすると言われました。この病院はMRIがあるのですが、検査料金も高額です。他に方法はないかと探して、ここへたどり着きました。
他の方はヘルニアで、内服と注射で改善したり、レントゲン診察のようですが、今の段階でMRI検査は必要でしょうか?
今は、後ろ足がフラつきますが、少しだけなら散歩もできます。
家ではソファーに飛び乗ることもあります。
ただ、今までのように元気はなく、寝ていることが多いです。
他っていると、フローリングの上で後ろ足がすべっていくこともあります。
見ていてかわいそうなので早く治してあげたいのですが、また手術するのも苦痛じゃないかと思ったり、他に方法があるのでは?と考えてしまいます。
また、麻酔による後遺症等は考えられないのでしょうか?
急なことでどうしてよいのか、不安で仕方ありません。
回答をお願いします。

飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

ヘルニアとは、椎間板ヘルニアの診断と思います。
椎間板ヘルニアの治療は、病態の重症度により内科的あるいは外科的治療法が選択されます。
 ソファーに飛び乗ることが出来る状態であれば、内科的治療法で経過を見られるので宜しいかと思います。しかし、ご自宅では安静が必要ですので、散歩をしたり、ソファーに上がったりなどは、絶対にさせないで下さい。
 麻痺が改善しない、悪化する、一時的に改善するが再発するなどの場合には、外科的治療が必要になります。
 手術の際には、その前に造影レントゲン検査、CT、MRIなどの、いずれかの検査が必要になります。
 主治医の先生とご相談されながら、治療をお進め下さい。

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相談内容:MRIについて教えてください

飼い主からの相談

相談者:群馬県 サボ☆テンさん
初めまして。今年5歳になるフレブルを飼っています。
もう数か月も前からですが後ろ足(両足)がふらついたり、力が入らない状態が続いています。(ここ数週間は特にひどくなった気がします)
コンクリート部分を歩かせますと、引きずるような感じが度々見られます。
ずっとレーザー治療(1か月1回、2回くらい)をしていましたが効果は見られなかったようです。
今は、病院でお薬をもらって飲ませていますが、原因がわからないという事なのでMRIを撮ることを勧められています、ただー全身麻酔をする事のリスクがどうしても不安で決断が出せないのが現状です。
MRIの検査をすることでワンコの体に負担はかからないのでしょうか?
時間的にはどれくらいかかるものなのでしょう?
きちんと検査を受けるべきでしょうか?

米地 謙介先生(アサヒペットクリニック本院)からの回答

 こんにちは。
 足のふらつきや、もしかしたら痛みを伴っているかもしれない病気に対しては積極的に原因を調べることをお勧めします。治る病気かもしれませんしまた不必要な治療を受けなくて済むようになるからです。
 MRI検査についてですが、MRIそのものはワンちゃんに負担をかけるものではありません。痛みを伴うものでもありません。ただしMRIを撮影するには全身麻酔が必要になりますので麻酔のリスクをきちんと担当の先生に聞いておく必要があります。Kellyちゃんが背骨の問題だけで他に病気がないのでしたら一般的に麻酔リスクは非常に低いと考えていただいてよいと思います。1%以下のリスクです。最近の麻酔技術はかなり発達しています。MRIを撮影するほどの施設でしたら熟練した先生が麻酔をかけてくれるはずです。
 足の症状が少しでも良くなることを願います。

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相談内容:膝蓋骨脱臼の手術をするべきか迷っています。

飼い主からの相談

相談者:千葉県 shuraさん
こんにちは。膝蓋骨脱臼の手術についてお聞きしたいと思います。
現在6歳のフレンチブルです。
1歳の時、遊んでいて急に鳴いて足を上げました。
膝蓋骨脱臼と診断され、グレードについては聞いた事はないのですが
●歩行は常に、左足がビッコで、スキップしている状態です。
 (自分ではめている様です)
●左足を曲げる時、ポキッと鳴る事があります。
●動きは激しい方ですが、一歳で鳴いて足を上げた時以来、
 多少遊んでも特に痛がる様子はみられません。
【かかりつけの病院では】
手術をしない方針で、プロモーションというサプリメントと体重・運動制限という診断でした。
診察は四つ足で立たせたまま膝を触診して、「今は、はまっている」
レントゲンを撮った状態でも「今は、はまっている」と言われました。
【二つめの病院では】
レントゲンは撮っていませんが、
先生が、足を後ろに伸ばした状態で触診(膝をはずして)
「すぐ外れますので、膝がゆるいですね」と言われました。
手術をした方が良い。との診断。
手術法は、針金で留める手術を勧められました。
二つの病院で全く違う意見だったので、迷ってしまいました。
私は、あまり手術をしたくない考えなのですが、
常にスキップ状態で、膝が何度も外れる事で負担がかかり
将来歩けなくなったらと思うと恐いです。
このような『痛みは無いが、常にスキップ状態』でも、
今後手術をせずにいくことは可能なのでしょうか?
ご意見をお聞かせいただけたら・・・と思います。
よろしくお願いします。
長文失礼致しました。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

膝蓋骨脱臼で、頻繁に症状が出ているようですから、
手術をするべきだと思います。
理由としては、かばい続けていると、
その足の筋肉が萎縮してしまい、
全く使わないか、使えなくなる可能性があるという事と、
記載されている状況からは、
更に悪化する可能性が高いと感じるからです。
先に書きましたように、筋肉が萎縮した状態では、
手術後のリハビリもうまくいかないので、
ながい間、患ってからの手術より、
早めに決断した方が治りが良いと思います。
サプリメントでは治る事はありません。
体重の減少は足にかかる負担が減るので、
現在の正常側を保護する意味合いはあるでしょうが、
患肢側を改善する意味は少ないと思います。
膝蓋骨の脱臼の手術は、やっていない獣医師も多く、
誰がやっても同じ結果が得られるわけではないので、
依頼する場合も、良く考えて依頼してください。
現状維持を希望するか、
治療と回復を望まれるか、
飼い主さまの希望が、どのあたりにあるのか、
それによって、治療法が決まってくると思います。

泰間 喜和先生(あかね動物病院)からの回答

こんにちは、shuraさん
膝蓋骨脱臼の手術の判断には
飼い主さんとしては大変迷うところだと思います。
またフレンチブルという犬種の性格を考えましても
手術後に運動制限、体重管理等、気をつけなければ
いけない事が多いように思います。
今の時点でお話できるのは
脱臼している足とは逆の
右足への負担の問題(体重管理もその中に含まれます)、
左足に体重を乗せないのは
「左足に痛みがある為、体重を乗せないのか、
 膝の構造上の問題で体重を乗せることが困難なのか」と
いう点をはっきりさせるためにも
もう一度、先生と良く話し合ってみてはいかがでしょう?
内服薬等でコントロールできる痛みであれば手術をしない、
構造上の問題であれば手術をする
という選択肢もあるかと思います。

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相談内容:長文なのですが、ぜひアドバイス是非よろしくお願いします。

飼い主からの相談

相談者:北海道 ベックさん
はじめまして。
ぜひ、アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきます。
我が家の愛犬はフレンチブルドッグのオス4歳です。
先日、会社から帰宅したところ、いつもは玄関先まで迎えに来てくれている愛犬の迎えがなく、おかしいナと思いながら部屋に入るとグッタリとしている愛犬が。
慌てて体を見渡すと、後ろ左足が右足の2倍以上に腫れていたんです。
急いでかかりつけの病院に行き、レントゲン検査をしてもらったのですが、骨折やひびなどはナイとの事で、注射を打ってもらい翌日その腫れの状態を観たいとの事でした。
そして、翌日。
関節の所が前日よりも腫れ、水が入っているような感触があったので医師にその旨を伝え、その部分の成分を検査してもらいました。
その成分は血液との事で、最近がほんの少しだけみつかったとの事でした。
でも、原因は不明と言われ抗生物質のお薬を頂き、毎日それを飲ませているのですが発見から5日たった今でも腫れはひかず、関節の腫れもひいていません。
原因不明という言葉が私にとても大きな不安と何もしてあげられない悔しさで毎日、愛犬を見るのが辛いです。
ただ、愛犬は元気もあり食欲もあり、びっこはしたり足をかばいつつも普通どおりの生活を送っています。
ぜひ、何でもいいのでアドバイスよろしくお願いします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、ベックくんの飼主さん。
急激に腫れてきたということ、骨折などが認められなかったこと等を総合すると、静脈に血栓が詰まったという可能性もありますね。
深部静脈と呼ばれる太い静脈の血管に血栓が詰まると足などが急激にむくんだり腫れたりします。治療は血栓を溶かす薬を使うなどしてそれらのつまりを解消していくことになります。
こういった病気の可能性については示唆されませんでしたでしょうか?
犬では症例は少ないのですが、人では深部静脈に出来た血栓が肺に飛んで致命的な症状を引き起こすこともあるので、注意が必要な病気です。
まだ、関節の腫れが引いていないということだと、治療が適していない可能性もありますので、よく獣医師と相談してみてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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