プードルの歴史と特徴

プードルの歴史は古く、東西ヨーロッパやロシアに分布していた犬が元になったと言われています。そのころのプードルは、現在のスタンダードプードルと同じくらいか少し大きいくらいの大型犬でした。
犬種として固定化されたのは、ドイツからフランスに持ち込まれてからのようです。

泳ぎが得意なプードルは鴨猟の回収犬として重宝されていました。顔や胸のあたりを残して剃り込む独特のカットスタイルは、泳ぐときに心臓や関節を保護したり、水の抵抗を減らしたりといった目的で出来上がったものです。

プードルという犬種名はドイツ語で「水辺でばしゃばしゃ泳ぐ」という意味の「プデル」から付けられたと言われています。ちなみに、フランスではプードルではなく「カニシェ(鴨犬)」と呼ばれています。

プードルは知能が高いのでしつけしやすく、人に従順で芸を覚えるのも得意。さまざまな訓練を遊び感覚ですぐにこなすので、アジリティー競技でも活躍しています。

プードルの種類は6つ、正式には4つ

プードルの種類は大まかに分けるとスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4つがあります。「スタンダードプードル」「トイプードル」といった犬種名があるわけではなく、どの大きさでも犬種は「プードル」です。
大きさが違うだけで、体の大きさの比率や毛色のバリエーション、性格は同じだとされています。

今のところ、ティーカッププードルやタイニープードルはトイプードルの一種とされていて、正式なサイズとしては認められていません。

基本的な性格は、落ち着きがあって社交的。理解力に優れ飼い主に従順なので、しつけしやすい犬種です。抜け毛は少ないものの、独特の巻き毛は絡まりやすいので毎日ブラッシングしましょう。毛は伸び続けるので、定期的なトリミングが必要です。

スタンダードプードル

スタンダードプードルは4種類の大きさがあるプードルの基本。体が一番大きく、体高約45~60cm、体重約16~25kgが標準サイズの大型犬です。

もともと活発な犬種であるとともに体が大きいので、毎日1時間程度の散歩が欠かせません。泳ぎが好きなので、夏場は水辺に連れて行ってあげるのもいいですね。

賢さや穏やかな性格を活かし、アメリカやカナダでは盲導犬として活躍するスタンダードプードルもいるそうです。

ミディアムプードル

ミディアムプードルは体高約35~45cm、体重約8~15kgで柴犬くらいの中型犬です。
JKCの認定を受けたのが2003年と、サイズの歴史は浅いです。このプードルはまだまだわかっていないことが多く、国によってはミディアムというサイズを認めていないところもあります。

スタンダードと同様、穏やかで従順な性格。ミディアムも散歩やドッグランなどで十分な運動が必要です。

ミニチュアプードル

ミニチュアプードルは体高約28~ 35cm、体重5~8kgの小型犬です。日本ではあまり見かけませんが、スタンダードプードルを改良し、17世紀ごろには存在していたと言われています。

ほかのプードル同様に活発で賢く、運動神経抜群なので、海外ではトリュフを探す探知犬や災害救助犬、サーカスなどで活躍することも多い、人気のサイズです。

社交的で穏やかな性格ですが、小型犬ならではの神経質で怖がりなところもあります。子犬のころから吠え癖や噛み癖がつかないようにきちんとしつけしましょう。

トイプードル

トイプードルは国内で最も人気のサイズで、体高約26~28cm、体重約3~4kgの超小型犬です。
人気のために国内では安易なブリーディングで、何らかの疾患を抱えた子犬も多くなっています。飼うときには、信頼できるブリーダーやペットショップを見極めることが重要です。

犬は小型になるほど神経質な傾向があります。トイプードルも神経質で警戒心が強い面があるので、飼いはじめは注意しましょう。賢く学習能力が高いので、教えたことはすぐに覚えてくれますよ。

タイニープードル

タイニープードルはアメリカで作出されたサイズで、日本のJKCでは非公認です。体高25cm以下で体重は約2~3kgとトイプードルよりさらに小さなサイズ。

骨格が小さくマズル(鼻の長さ)が短めの傾向があります。作出が難しく、サイズがまだ不安定で思ったよりも大きくなることもあるので、飼うときは信頼できるブリーダーのところで親や祖父母犬のサイズまで確認して選びましょう。

性格は明るく賢い反面、神経質な部分もあるので、留守が多い家庭はタイニープードルのメンタル面にも気を配る必要があります。

ティーカッププードル

ティーカッププードルもアメリカで作出された、JKCではまだ非公認のプードルです。体高は23cm以下で体重は約2kg、ティーカップに入るほどの小ささからその名がつきました。

骨や関節が弱い場合があり、ちょっとした段差が負担になる可能性があります。散歩や家の中の環境に気を配ってください。

基本のプードルの性格に加え、怖がりで神経質な面があります。甘えん坊なので飼い主に対する依存が高まりやすく、メンタル面には注意してあげましょう。

まとめ

賢く社交的なプードルは、どの大きさでも魅力的ですね。現在JKCで認められているのは4種類ですが、そのうちもっと種類が増えるかもしれません。日本では圧倒的にトイプードルが人気ですが、それぞれのプードルにいいところがあります。

住宅事情や飼い方に考慮して、ぴったりの大きさのプードルを家族に迎えてくださいね。

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