ダルメシアンの特徴

ディズニー映画『101匹わんちゃん』の主人公として有名なダルメシアンは、個性的な斑点模様の美しい犬種です。明るく陽気な性格で、非常にエネルギッシュ。
アメリカでは消防署でマスコットとして飼われることが多く、「ダルメシアンといえば消防署」のイメージが定着しているそうです。

オスの体高が56~61cm、メス54~59cm、体重はオス27~32kg、メス24~29kgとされ、日本では大型犬ですが、海外では中型犬と位置付けている国もあります。
オスのほうがメスよりひとまわり大きく、そのため体力も活動量もオスのほうが多め。筋肉質の体と強靭な心肺機能で、疲れ知らずの持久力を誇ります。

生まれたばかりのダルメシアンは真っ白で、その後、生後2週間程度でブラックやブラウンのスポット(ブラウン)が現れます。
オレンジやレモン、ブルーのスポットや、ブリンドル、トライカラーのダルメシアンが生まれることがありますが、スタンダード(犬種標準)では認められません。

ダルメシアンの性格

ダルメシアンは明朗で活発、飼い主に一途なタイプです。しかし、人と一緒に作業した歴史がないせいか、忠誠心はあまり高くありません。飼い主のことは「仲間」「友達」のような感覚で接しているのでしょうね。

「飼い主から褒められたい」というモチベーションは低く、上から押し付けるようなしつけは苦手です。ゲームのルールなど楽しいことはすぐ覚えられるので、しつけるときは遊びを取り入れて行いましょう。

人見知りしがちで、初対面だとクールにふるまいます。根はフレンドリーなので慣れれば人でも陽気に接しますが、初対面は飼い主がしっかり管理するようにしてください。

犬は表情豊かな動物で、そのなかでもダルメシアンは「笑う」といわれています。普段からニコニコした犬ですが、うれしいときやたのしいとき、歯をむき出すことがあります。

ふつう、犬が歯をむき出すのは威嚇するときですが、ダルメシアンは別。唸ったり鼻にシワを寄せたりもしないので、すぐにわかります。
人にだけ見せる表情といわれていて、ちょっと怖い顔ですが、一緒に暮らしているとかわいく思えてきますよ。

ダルメシアンの歴史

ダルメシアンという犬種名は、原産地であるクロアチアのダルメシア地方から名づけられました。古くは14世紀の記録でダルメシアンらしき犬の記録が残っていて、16世紀にはダルメシアンがモチーフの美術品がつくられています。

しかし、実のことろ原産国はおろか、いつから存在していたのかさえ、ダルメシアンについて定かではありません。

ダルメシアンはジプシーや商人の馬車の護衛の護衛として、一緒に世界中を旅していました。そのため世界各地に記録があり、どこで誕生したのかよくわからないというのが、現在の有力な説です。
さらに無駄吠えしない落ち着きや警戒心の強さから、馬の番や遊び相手として厩舎で飼われていた例も多く、ダルメシアンと馬には密接な関係があるようです。

アメリカでは消防車がまだ馬車だった時代、ダルメシアンは信号のない道を馬車を先導して人ごみをかき分けたり、消火作業中の消防車や消防署の番をしたりしていました。火を見ても騒がない落ち着いた性格や、際立つ派手な柄が役立っていたようです。

そのため、アメリカの消防署ではいまだにマスコットとしてダルメシアンが飼われていることが多いです。

ダルメシアンを飼うときの注意

ダルメシアンは毛が短いので、ブラッシングやシャンプーは簡単です。抜け毛は意外と多く、皮膚炎を起こしやすい傾向があるので、スムースコートでも3日に1回はブラッシングし、月に1回はシャンプーしましょう。
蒸しタオルなどで定期的に体を拭いてあげると、死毛が取り除け、体もきれいになります。

馬と同じ速度で長時間走れるほどの犬なので、体力も持久力もかなり優れています。若い犬なら平気で10km以上走るため、毎日の運動は近所をあ歩きまわる散歩では満足しません。

10km走ることも平気なので、飼い主もマラソンや自転車などの趣味があるといいですね。ダルメシアンは遊び好きなため、ドッグスポーツもおすすめです。

なぜかダルメシアンは、犬種のなかで唯一尿酸の代謝ができません。尿酸は水に溶けにくく、体内で結石を作ってしまいます。そのせいで、ダルメシアンには痛風や尿路結石が起きやすいです。
予防のためにはフードの原料に気を遣い、水分摂取も積極的にさせましょう。手作りフードにする飼い主も多いそうです。

知っておきたいダルメシアンの聴覚障害

ディズニー映画の影響で、ダルメシアンは一時爆発的な人気を博しました。そのときの無理な繁殖のせいか、ダルメシアンは純血種のなかで、もっとも聴覚障害が起きやすい犬とされています。
とくに色素の薄い犬には障害が出やすく、ブルーの目やオッドアイの場合は危険といわざるをえません。

聴覚障害は両耳にでることも、片耳のみのこともあります。
両耳に障害のある犬は状況の判断が難しく、臆病になったり、そのせいで攻撃的になったりすることがあります。指示への反応の薄さや表情の乏しさなどもあり、特別な訓練が必要でしょう。

片耳の場合はそう大きく問題はありませんが、声で指示が伝わりにくいので、ハンドサインやアイコンタクトを工夫する必要があります。

いずれにしても、聴覚障害のある犬を受け入れるのは並大抵の苦労ではありません。家族も犬も幸せに過ごせるよう、ダルメシアンを迎えるときは慎重に選んでください。

まとめ

ダルメシアンは誕生の経緯も歴史もよくわかっていない謎の犬ですが、個性的な水玉模様や愛すべきキャラクターで、世界中で人気の犬種です。
ただし、聴覚障害の多い犬種なので、選ぶときは遺伝について研究・管理しているブリーダーを探しましょう。

走るのが大好きで運動量の多い犬種なので、マラソンや自転車が趣味の飼い主にぴったりですね。白地に黒いブチが美しく、飼い始めたら写真撮影も趣味に加わるかもしれませんよ。

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