チワワの毛色にはどんな種類がある?

チワワは毛色に細かい規制がなく、さまざまな色が認められています。
毛色は大きく3パターンに分けられ、1色のみで構成される単色(ソリッドカラー)、メインの色にもう1色がまだらに混ざったパーティーカラー、3色以上で構成されるトライカラーがあります。

人気の単色カラー
ホワイト:全身が白で覆われたカラー。耳の先端にクリーム色が入ることもあります。
クリーム:レッドよりも白っぽく、ホワイトよりも黄味がかった毛色です。
レッド:クリームよりも濃い色で、やや赤みがかった茶色をしています。
フォーン:レッドよりも薄い茶色で、ゴールドに近い毛色です。
セーブル:茶褐色に、ところどころ黒い毛が混じったカラーです。

人気のパーティーカラー
フォーン&ホワイト:白毛をベースに、淡いクリーム色が混じった毛色です。
ブラック&ホワイト:白を基調とした毛色で、黒毛が組み合わさったカラー。
クリーム&ホワイト:白地に、淡いクリームの毛色が入っています。

人気のトライカラー
チョコレートタン&ホワイト:チョコ&ホワイトに、眉毛のような斑点が入ったタイプです。
ブラックタン&ホワイト:ブラック&ホワイトに、眉毛のような斑点が入ったタイプです。

上記で紹介した以外にも、珍しい「ブルー」「グレー」「イザベラ」など、チワワにはさまざま毛色があります。
ちなみに、チワワは毛色によって性格の違いはないようです。
もしチワワをお迎えするときは、自分の好みの毛色や、個体ごとの性格を踏まえて選ぶことをおすすめします。

成長によって毛色に変化がでることも

個体によっては、成長に伴い、毛色に変化が現れることがあります。
特に変化がでやすいのは、「フォーン」。生まれたころは真っ黒でも、次第に明るい色に生え変わり、1歳を過ぎるころに落ち着きます。
成長後の毛色を知りたいときは、両親の毛色を参考にしてみるといいですね。

唯一認められていない毛色「マール」

さまざまな毛色が認められているチワワですが、大理石模様の「マール」のみ、スタンダートとして認められていません。
その理由として、マールは遺伝性疾患にかかる確率が高く、繁殖に使うことができないからです。
2011年4月から、ジャパンケネルクラブ(JKC)の血統書ではマール記載はスタンダードで認められていない毛色として「×」印が付けられています。

【番外編】チワワの毛質は2種類

チワワの毛色についてご紹介してきましたが、チワワの毛質は「ロングコート」と「スムースコート」に分けられます。
日本ではロングコートチワワが人気ですが、アメリカなどではスムースコートチワワのほうが人気なようです。

ロングコートチワワは、ストレートかややウェーブがかったやわらかい長毛と、耳の周りやしっぽの飾り毛が特徴。
スムースコートチワワは、光沢のある短毛で覆われており、アップルヘッドと呼ばれるチワワの独特な頭の形や大きな目がはっきりわかるのが特徴です。

最後に

チワワの滑らかな美しい被毛。ロング、スムースの違いだけでなく、多くの色や模様のバリエーションがあることがわかりましたね。
なかにはそれぞれ違った色味のチワワを多頭買いする愛犬家もいます。
色を決めずに、子犬を実際に目で見て、ひとめぼれした子をお迎えするというケースも多いようです。
全く同じ子は2頭としていませんから、お迎えした後は、その子ならではのかわいさをたくさん見つけてあげてくださいね。
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 執筆者プロフィール
税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ビジネス、ガジェット、ヘルスケア、ペットなどのWEBメディアを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

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