愛嬌たっぷりのシュナウザー！ 性格は頑固と言われるけど、実際はどうなの？

シュナウザーは、明るくて活発な性格をしています。遊ぶのが大好きなので、愛犬と一緒にスポーツやアウトドアを楽しみたいという方におすすめの犬種です。毎日の散歩にプラスして、定期的にドッグランのような広い場所で、思い切り遊ばせてください。

また、シュナウザーは愛情深く、飼い主によく懐く性質があり、一緒に生活するパートナーとして最適です。小さな子供がいる家庭でも、飼いやすいのが魅力です。

シュナウザーは、覚たルールにきっちりと従って行動する一面があり、これが頑固と言われる所以です。シュナウザーには、子犬の頃から一貫性のあるしつけをしてください。日によって態度を変えたり、甘やかしたりしないで、終始一貫したしつけをするのがポイントです。

加えて、人によって接し方が異なるのはNGです。家族間で、シュナウザーへの接し方を統一しましょう。

明るい性格で、信頼する人にはよく懐くシュナウザーですが、警戒心が強いという特徴も持っています。散歩の途中で出会ったほかの犬に吠えたり、訪問客に向かって落ち着きなく吠え続けたりすることがあります。

このような場合、飼い主が動揺すると、シュナウザーは戸惑って余計に吠えてしまいます。慌てずに、シュナウザーの気持ちを落ち着かせてあげましょう。

用心深くよく吠えるシュナウザーは、番犬に向いていると言えます。その反面、吠えて欲しくないシーンで無駄吠えをさせないためには、きちんとしつけをする必要があります。

シュナウザーは、飼い主の感情を敏感に感じ取る犬です。飼い主がイライラしていると、シュナウザーに伝わってしまいますので、しつけが上手くいかなくても、できるだけ穏やかな気持ちで接してください。シュナウザーに、必要以上のストレスを与えないように、心がけましょう。

飼い主に対する忠誠心が強いシュナウザーは、しつけがしやすい犬種です。飼い主が落ち着いた態度で接すれば、しつけはスムーズに進みます。しかし、しつけを途中で妥協してしまうと、主従関係が崩れ、わがままで言うことを聞かない犬になってしまいますから、気を付けてください。

シュナウザーは訓練能力にも優れ、物覚えの良い賢い犬種です。
運動能力も高く、人間をよく観察するので、遊びながらトレーニングをするのが理想的です。
愛情をもち、一貫性のあるしつけをすれば、持ち前の能力を発揮し、かけがえのない相棒となってくれるでしょう。