ターキッシュアンゴラの特徴を教えて

ターキッシュアンゴラはトルコのアンカラ(アンゴラ)地方が原産で、猫種名はそこからつけられました。
ターキッシュアンゴラのルーツは「マヌルネコ」だといわれています。マヌルネコは今でも中央アジアの産地に住む、ネコ科動物最古の歴史を持つヤマネコ。マヌルネコから進化した猫がトルコの山地で発展し、ターキッシュアンゴラが誕生したという説が有力です。

滑らかな長毛はシングルコートで、直立した大きな耳や色とりどりのアーモンドアイ、ふさふさの長いしっぽが特徴。体重は2.5~5kgで、体は細身で手足の長いフォーリンタイプです。
筋肉質な体がつくり出す動きはエレガントで、スリムな体型も手伝って「バレリーナのよう」と評されることもあります。

ターキッシュアンゴラといえば、一番に挙げられるのは美しい毛並みです。シングルコートのため、もふもふというよりはとろけるように滑らかな手触り。
アンゴラヤギやアンゴラウサギなど、アンゴラ原産の動物はボリュームがあって滑らかな毛が特徴ですが、ターキッシュアンゴラも負けていません。

自由を愛し、束縛を嫌うターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラは気品と優雅さが感じられる容姿ですが、じっとしているのが苦手で好奇心旺盛です。賢く冒険心もあるため、飼い主が思いもよらぬイタズラをすることも。
運動量の多い活発な猫種なので、イタズラ防止やストレスをためないように、家のなかは常に整理整頓し、キャットタワーやキャットウォークなどを用意しましょう。高いところが好きなので、棚の上やカーテンレールなどは特に注意です。

臆病ではありませんが、誰とでも仲よくできるというよりは、お気に入りの誰かと過ごすことを好みます。だからといって、構われすぎるのは苦手。束縛を嫌い、自由を愛するのがターキッシュアンゴラです。
普段はそっとしておき、ターキッシュアンゴラが寄ってきたときに思い切り遊んであげましょう。

ターキッシュアンゴラには神経質なところがあり、狭いところが苦手です。留守番のあいだケージに入れるなんてことはもってのほか。できるだけ広い空間で自由に過ごさせ、単独でゆっくりできる隠れ家もつくってください。

最古の猫種? ターキッシュアンゴラの歴史

ターキッシュアンゴラのもっとも古い記録は1600年代ですが、実際はそれより数百年は遡れると考えられています。現存する長毛の猫種はすべてターキッシュアンゴラと関係するといわれることも。猫種のなかでもかなり古い部類です。

17世紀にはヨーロッパに紹介され、マリーアントワネットの愛猫になるなど人気を博しました。
しかし、顔のつぶれたペルシャに人気が移ると、ターキッシュアンゴラはペルシャの改良に使われるだけの存在となります。結果、純粋なターキッシュアンゴラは絶滅寸前まで減少し、ずんぐりむっくりした個体が増えてしまいました。

一方、原産国のトルコでは、真っ白な毛色でオッドアイこそが純粋なターキッシュアンゴラとして、保護計画が始まりました。以降、トルコ国外での繁殖や譲渡はかなり慎重に行われるようになったのです。

現在はトルコで保護されていた純粋なターキッシュアンゴラと、ヨーロッパでシャム(サイアミーズ)などと交配させてスリムな体型に戻したターキッシュアンゴラの2つの血統があるとされています。

今でもトルコではターキッシュアンゴラを「アラーに愛された猫」「国の宝」として大切にしています。

ターキッシュアンゴラを飼うなら気をつけたいこと

トルコ国内では、ホワイト一色にオッドアイのターキッシュアンゴラが正統とされているようです。登録団体によって違いはありますが、世界ではさまざまな毛色が認められています。

もともと白猫にはオッドアイが生まれやすく、オッドアイは目の色が青の側に聴覚障害が出やすいといわれています。「オッドアイは短命」といわれることがありますが、自然界で生き抜くには、真っ白で目立つ体と聴覚障害が不利になったためではないでしょうか。
片耳なら聞こえなくてもそう大きな支障はないかもしれませんが、外には出さず、完全室内飼いにしてくださいね。

ターキッシュアンゴラには遺伝性の疾患は少ないです。しかし、そのなかで恐ろしいのが「Ataxia」と呼ばれる運動失調症です。
発症するとまっすぐ歩けない、立ち上がれないなどの症状から始まり、成猫になる前に命を落としてしまいます。さらに、治療法どころか詳しいこともわかっていません。

せっかく迎えたターキッシュアンゴラが苦しむところは見たくありませんし、遺伝性の病気ならある程度把握することが可能です。
ターキッシュアンゴラを迎えるときは、遺伝についてしっかり管理しているブリーダーを探してください。

まとめ

ターキッシュアンゴラは絹のような長毛、スリムで長い手足が美しく、優雅で神秘的な猫種です。一度その毛並みをなでれば、とろけるような触り心地のとりこになってしまうでしょう。

トルコでは「国の宝」と呼ばれるほど貴重な存在ですが、その中身は甘えん坊できまぐれで、自由奔放な「The 猫」。しかし、そんな性格に振り回されるのも、ターキッシュアンゴラと暮らす楽しみのひとつです。

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