いかついブルドッグ、実は甘えん坊!?

独特な強面とがっしりした体、でもなんだか愛嬌があってかわいいブルドッグ。怖い犬というイメージが強いですが、実はとても甘えん坊で、飼い主のそばにいることが大好きです。
飼い主に寄りかかってきたり、いびきをかいて寝たり、ブルドッグは見ているだけで微笑ましい気持ちにさせてくれるでしょう。

警戒心が少なく誰にでもフレンドリーなので、外見に反して番犬には向いていません。

ブルドッグは陽気で温厚な性格で、小さな子どもとも仲よく遊べます。無駄吠えもほとんどなく、少々頑固な部分を除けばとても飼いやすい犬種です。

ブルドッグは頑固一徹

ブルドッグはイギリスの国犬です。
13世紀から19世紀前半まで、イギリスでは「ブル・ベイティング」という、犬と牛を戦わせる見世物が流行していました。これに使用されていた犬が現在のブルドッグの祖先だと考えられています。

1835年に動物愛護の観点からブル・ベイティングが禁止されると、一時ブルドッグは危険な犬として衰退します。
これに危機感を覚えた愛好家たちが改良し、ブルドッグは闘争心や攻撃性のある闘犬から、優しくユーモアのある家庭犬へと変化しました。攻撃性はなくなっても頑固で忠実な気質はそのまま残り、現在では世界中で愛される犬となっています。

しかしその頑固さが厄介なときも。ブルドッグは納得がいかないとき、頑として動かないことがあります。飼い主の呼びかけを無視することもあるでしょう。しつけの際は根気強く、毅然とした態度で臨んでください。

あまりに叱るといじけてしまうので、ときには褒めておだてるのも有効です。

ブルドッグは運動嫌い!?

闘犬として長く活躍しましたが、現在のブルドッグは運動が苦手です。散歩は1日2回、30分程度ゆっくり歩いてください。

短時間の散歩ですら、途中で座り込んでいくらリードを引っ張ても動かなくなるブルドッグもいます。嫌がるからと外に連れて行かなければ、運動不足にで肥満になってしまいます。
ブルドッグの散歩はしつけ同様に忍耐が必要。頑固でマイペースなところも受け入れて付き合いましょう。

運動が嫌いでないブルドッグの場合は、興奮しすぎに注意。ブルドッグはマズルが短く呼吸がしづらいので、激しい運動をし過ぎると呼吸困難になることがあります。
夢中になっているときは、飼い主が一度落ち着かせましょう。

まとめ

ブルドッグは、そのいかつい外見に反し、陽気な甘えん坊です。
運動嫌いで頑固な面があるので、しつけや散歩は根気強く行ってくださいね。温厚な性格で無駄吠えも少ないので、マイペースな部分に付き合えれば、とても飼いやすくかわいい家族となってくれる犬です。


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 執筆者プロフィール
食と温泉をこよなく愛する九州男児、40歳独身ライターです。SEやカウンセラーの経験もあり、あらゆる業界と人々の生き方を見てきました。

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