アビシニアンの歯・舌・口の異常に関する獣医師さんへの相談内容

アビシニアンの歯・舌・口の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:犬歯跡の白い塊、そして舌ペッペッ現象

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 しーちゃんさん
■部位
口腔内の舌および歯茎
■症状
ご飯を食べる際に首を大きく振りながら舌をペッペッしてしまう現象(動画が添付できないのでわかりにくいと思いますが
・・・)で、本人もそれがストレスなのか、空腹にも関わらず食事を止めてぷいっとしてしまいます。
身が粗いウェットや粒感が強いペーストで特にペッペッ現象がひどく、元々大好物だったカリカリも一切食べなくなりました。スープ状だと一切ペッペッはせずにゴクゴク飲みます。
そこで現在は、ウェットフードをブレンダーでペースト状にしたり裏漉しして与えていますがそれでもペッペッ現象がひどく、必要な食事量を満たせない日々が続いているため栄養失調が心配です。
一刻も早く元通りに、本人自ら普通に食事できる状態にしたいのですが、いくら検索しても類似の症状が見つからず、余命にも直結するためかなり切実な悩みです。
なお、今年3月から慢性下痢が続いており、3月には大腸炎、8月には悪性リンパ腫疑いで余命宣告を受けて今は腹水が溜まっている状態ですが、ペッペ現象も8月ごろからするようになり、徐々にひどくなってきました。
■想定原因
かかりつけ医&歯科・口腔専門医でも「不明」とのことでした。。
なお、口腔内の状態としては、一箇所に軽い歯肉炎はあったものの、視認できる範囲では舌や口腔内壁、歯茎に炎症やデキモノは認められないとのこと(精密検査は全身麻酔が必要なのでNG)。
ただし気になるのは、左上の犬歯跡(この子はブリーダーの元繁殖猫で、出産を繰り返した結果いつの間にか無くなっていたとのこと)が、白い塊で不気味に肥大している(★添付画像参照)ことです。
かかりつけ医&歯科・口腔専門医曰く、骨が歯の代わりに盛り上がってるだけだから心配ないとの診断でしたが信憑性に欠け、とてもそうは思えません。
犬歯の歯根が残存して歯髄炎になってるなど、何らかの異常はないでしょうか?ペッペッ現象との因果関係があるかどうかも気になっています。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんにちは。
あまり見ない症状で、心配ですね。
症状としては、確かに「口が痛そう」な症状ですよね。
そこに対し、添付頂いた歯肉の「腫れ」が関係している可能性はあり得ると個人的には思いました。
ただ、歯科の先生が原因不明となると、我々もなかなかいい鑑別疾患が挙げられない疾患なのかと思います。
検査に関しては、仰る通り麻酔下で「腫れ」から検体を採取するしかなさそうです。
ひとつ、大人しければ歯科用レントゲンで腫れの中に歯が残存してないかは見ても良いのでは?と思いました。
しかし、腫れとなると、概ね感染か腫瘍であることが多いです。
考えられることとしては、歯の残存や下の歯が当たることでの感染、リンパ腫の播種、歯原性嚢胞などでしょうか…
試験的に抗生物質の投与もアリでしょう。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:顎の下の腫れ

飼い主からの相談

相談者:北海道 amigumiさん
こんにちは、よろしくお願いします。
早速ですが、ご相談と質問をさせてください。
顎の右下に腫れが見つかり、5月2日に病院へ行きました。抗生物質のお薬で1週間様子を見ることになり、腫れがひかない場合は、あらためて相談という事になりました。
家のみで過ごしているため、高齢であるためできるだけ病院へ行くストレスはさけていたので、1週間後、先生に電話で経過を伝えました。
腫れがひかないので、生体検査をし結果次第で手術になりそうだとの事、こちらとしては高齢なので全身麻酔に不安もあり、何度も病院へ行くストレスもさけたいため、もう少し様子をみる事にしました。
現在、腫れは大きくなり口腔内右の奥歯下が赤く腫れてきています、口も完全に閉じられない様です。カリカリご飯は日に日に食べにくそうにしているので、砕いた物と柔らかい物をあげています。
手術はしない考えですが、生体検査をした方が良いでしょうか?
また、このまま自然にまかせるとどのような症状になる可能性がありますか?
現在、食欲はあります、排泄もしっかりしています。元気に鳴いて走ったりジャンプもし、以前と変わらずという印象です。
原因もわからずお答えしにくい質問かと思いますが、こういった例、こんな病気が考えられる等、今後の参考になるアドバイスがありましたら、どうぞよろしくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
猫は下顎に固めの腫瘍ができることはしばしばあります。
「腫瘍にしては固い感じがする」ということですが、仮に骨であったとしても腫瘍以外に考えようがない気がします。
固い腫瘍というのは別におかしなことではありません。骨肉腫や軟骨肉腫などの病気があります。
可能性としてはそういったものがあります。
セカンドオピニオンをしても同じ内容にはなるはずです。
要は見た目では何もわからないので、「検査しますか?」となります。
もちろん検査することで判明するはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
さすがに顎の右下に腫れがあるということだけでは簡単な回答しかできないのですが、
①生体検査をした方がよいか?
手術を希望しないのであれば、検査をしてもあまり意味はないかもしれません。腫れの正体を知りたいのであれば検査をするべきです。あくまで検査なので、治療を望まないのであれば、意味がないということとなります。あとは、全身麻酔が不安ということですが、生体検査というのも全身麻酔ではないでしょうか?おそらくそうだと思うのですが。
②自然にまかせるとどのような症状になるか?
単純ですが、食べれなくなると考えられます。すでに食べにくそうということなので、それが悪化していくと想定できます。食べれなくなり、痩せていき、衰弱していくというイメージでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:チアノーゼ

飼い主からの相談

相談者:和歌山県 ゆかさん
7歳の猫です。
昨日、去勢手術のため病院で全身麻酔と手術に伴う検査をしたところ、酸素濃度の値が低いことと、舌の奥の裏側が紫色に変色していたため手術は中止になりました。
お医者さんの診断では、心電図などでは問題は見られなかったが、舌が紫色になっているのは心臓などに問題がある可能性がある(生まれつきかもしれない)と言われました。とりあえず様子をみて、舌の紫色が続く様だったら、違う病院を紹介するのでみてもらう方がいいとのこと。
私は病院に無理矢理連れていったストレスで酸欠を起こしたのかなと思いましたが、チアノーゼはストレスなどによる一過性のものじゃないみたいで..
連れて帰ったあとは、ご飯をよく食べており、いつものように甘えて来たので、安心しておりましたが、夜中になって少し様子がおかしいんです。
いつもなら下の部屋で必ず座っているのですが、今日は2階をうろうろして、部屋の暗いところで寝ていました。体調は良さそうなのですが、どこか生気がなく、瞳孔も開いています。これは、麻酔によるものなのでしょうか?
調べてみるとチアノーゼは緊急を要するものだと出てきたので、心配しております。
明日すぐに病院に連れていくべきでしょうか。
すみませんが回答宜しくお願い致します

今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは
アビシニアンは、猫心筋症の好発品種と言われていますので、なるべく早く専門医の受診をお勧めします。
チアノーゼの原因としては、まず心臓と肺の疾患を疑いますので、肺のレントゲン検査や心臓の超音波検査等で確認する必要があります。
お大事なさってください。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
歯・舌・口の異常に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

アビシニアンの人気記事ランキング

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
猫との暮らし大百科