相談内容:ふらふらして歩けず仰向けになり動けない
飼い主からの相談
7ヶ月の子犬が数日前からふらふら歩くようになり今はほとんど歩けず、歩こうとすると右側に倒れて仰向けになってしまいます。
病院に連れて行って血液検査をしましたが全項目以上なしで、脳に何か起きたのかもしれないけどうちにはMRIがないから詳しく調べられないと言われました。
MRIの検査をして原因がわかって開頭手術になる場合もあるかもしれないけど高額だからそこまでするかは飼い主次第と言われました。手術はしたくないと思っています。
吐き気を抑える注射をしてもらい、バチリオン、ファモチ、ビオフェルミンを10日分いただきました。
少し眼振があるそうです。
帰宅後いろいろ調べて見て前庭疾患の症状が似ていると思ったのですが子犬でもなるのでしょうか?診断にMRIは必要でしょうか?
自然回復する場合もあるとありますがこのまま様子を見ていいのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらはとても心配な状況ですね。
仰る「前庭疾患」が「特発性前庭障害」ということであれば、基本的に高齢の犬の疾患です。
月齢的には、先天的な脳神経疾患や感染性疾患を第一に疑います。
様子見や対症療法は推奨されず、MRIを含めた精密検査が推奨される状況かと思われます。
その結果を踏まえ、治療を考える方が良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:急に歩けなくなった
飼い主からの相談
子犬の歩き方が少しふらついている事に2月16日の夜に気づきました。足を痛めたのかなあと思って数日様子を見ることにしたのですが今は氷の上を滑ってるみたいに後足が立たなくなって、やっと立てても1mぐらいしか歩けません。
後ろ足が両足共に立てないみたいです。
原因は何でしょうか?病院に連れて行ったら治る病気なのでしょうか?それとも鍼とかリハビリの方が良いのでしょうか?
よろしくお願いします。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらは非常に心配な状況ですね。
かなり強い神経症状が出ているようにお見受けします。
早急に受診し、原因を特定してあげたほうが良いでしょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:指間炎それとも悪性腫瘍
飼い主からの相談
左前足に肉腫みたいな物が出来ていますが、動物病院で受診した方が良いでしょうか。悪性のものか心配です。
最近、下記の様な症状があります。
・前足を噛んだり、舐めたりする
・顔周りを後ろ足で掻く
・壁に身体を擦りつける
・ヘソ天の状態になり悶える
本日、トリミングの際に(アトピー性皮膚炎の心配があったので…)メディカルトリマーに肌の状態を確認してもらい気付きました。その際にこれを塗布したら良いとのアドバイスを貰った軟膏がリンデロンVGですが正しい処方ですか?また、舐めても害はありませんか?
御回答を宜しくお願い致します。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

組織球腫はほとんどの場合に良性です。
ただ、今の段階では病理専門獣医師の判断を待たねばならないでしょう。
手術で摘出・ステロイド・インターフェロンγ(ガンマ)の注射・抗がん剤・・・などの治療方法があります。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

慢性炎症の結果としてこの様に腫脹してくることもありますが、形質細胞腫や肥満細胞腫でこの様な状態になることもございます。良性の腫瘍で組織球腫であればリンデロンで治ることもありましょうが拝見しないと何とも言えません。
獣医師の判断無く先行してステロイドを使った治療をしない方が良いと思います。診断前にステロイドを用いると診断がつきづらくなります。真菌症などの感染症の場合には悪化してしまうこともございます。
お大事にして下さい。
相談内容:心臓肥大、腰椎椎間症、大腿骨骨折
飼い主からの相談
一昨日から元気がなく、抱っこをするとキャンと言い震えも時々あったため病院へ連れて行きました。
CTを撮ってもらったところ、大腿骨骨折をしていて、背骨が凹んでいる(腰椎椎間症)、また心臓肥大もみられるとのことでした。(心臓肥大はCTのメモリ?が通常は2.5が3.5になっているとのことでした。)
大腿骨については、すぐにくっつくので安静にと言われ、注射を打ってもらいました。背骨については、治療をしてだんだんね、と言われ、こちらも注射を打ってもらいました。心臓肥大については、小型犬にはよくみられることだからとのことで特に重要視している感じはなく、薬も何も出ていません。家に帰ってから調べていると、怖いことばかり書いてあり……夜も眠れなくなってしまいました。心臓肥大の症状として、咳や疲れやすさがあると思うのですが、咳は時々、興奮時や水を飲んだ後に少しするくらいで、お散歩や家の中では常に走り回っているくらい元気です。
大腿骨骨折は安静にしていれば治ると思いますが、腰椎椎間症と心臓肥大は大丈夫なのでしょうか、、、?まだ2歳という若さなのに……と涙が出てしまいます。どうかお力添えください。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

やはり肋骨1本分という表現はあまり意味のない評価といわざるを得ません。何本分が正常なのかも規定はありません。肋骨というのは常に動くので、測定対象とはならないのです。意味のないものを考えても仕方ありません。
VHSでいえば9.0~10.5程度であれば問題はないと思います。低くなる分にはよほどのことが無い限り影響はありません。
肋骨縦横1本分というは、、、おそらくVHSでは0.5程度の変化と想定されますが、どう考えても意味のない表現です。
例えるなら人の身長を「頭一つ大きいね」と言われてるようなものです。具体的に何cmかがわからないので、意味がありません。獣医師(専門家)としては失格といえる表現です。
本当に気になさらない方が良いと思います。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

レントゲンであれば心肥大の評価は可能だと思います。
ただ、あまりメモリという表現はしません。一般的にはVHSというサイズの測定方法がありますが、9.0~13.0程度の数値になることが多いかと思います。
肋骨一本分という表現もわからなくはないのですが、正確な評価とはいえなさそうです。
あまり心配しなくてもよいのかもしれません。
心臓に関しては大きさも重要ですが、超音波検査などで内腔のサイズ構造を把握する必要があります。当たり前に、心臓の音の評価は必須です。
レントゲンにて心肥大と言われるだけでは正しい診断とは言えないので、聞き流す程度でよいのかもしれません。確かにレントゲンで心肥大みたいにみえてしまう個体はいます。そのためにちゃんと測定方法や別の検査があります。
どうぞよろしくお願いいたします。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
背骨が凹んでいるというのは、骨の形状の問題(生まれつき?)であるように思えますので、経過をみるしかないような気がします。
一昨日から元気がなく、痛がったりしている原因なのかははっきりしません。
心臓肥大については、、、CT検査で評価をされたのでしょうか?CT検査の際に麻酔をかけることがありますが、麻酔をかけると心臓の大きさは変化することがあるので、CT検査で心肥大を評価するのはいかがなものかとは思います。通常は覚醒状態でのレントゲン撮影による評価が一般的です。また、心肥大によって元気がなくなったり、痛みが出るということもあまり考えにくいものです。
状況的には大腿骨の骨折が一番、症状には合ってくるような気がしますが、、、「すぐにくっつく」というのがよく分かりません。骨折というのはどんな些細なものでも通常1カ月以上の治療期間は必要となりますが、本当に骨折しているのでしょうか。ひび割れ程度なのかもしれませんが。
個人的な感想ではありますが、症状に対して、大げさな検査で、たくさん病気を指摘しすぎな感じです。怖いおもいをさせてしまうのも仕方ないような気がします。本当は大した問題ではないのかもしれません。なんとなくですが。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。
相談内容:70日前に購入したヨークシヤテリア生後6ヶ月オスの相談です。
飼い主からの相談
購入して70日が経過し、元気にワンコは過ごしてます。ただ後足右側を地面につくと少し痛そうにしてちょっと浮かせる様にします。散歩の帰りに後ろ足を拭こうとすると痛そうにします。不思議なのは散歩では元気に駆け回るのです。私としてはこんなに元気に駆け回るのだから、何故かな?一時的な問題なのかなと楽観してましたが、どうしても後ろ足右側をつこうとはしません。だけど元気に走り回るので、何故と思います。
骨を骨折しているハズは無いし、先天的に股関節あたりに障害が有るのか?
今後獣医さんに診てもらったほうが良いのかのご相談です。よろしくお願いします。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

念のため股関節や膝関節に異常が無いかどうか、診てもらった方が良いでしょう。
股関節の形成不全や膝蓋骨の亜脱臼や脱臼が無いかどうか確認して頂きましょう。
あくまでも念のためです。心配しすぎないようにして下さい。
ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?
ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。
ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。
実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。