相談内容:膀胱結石
飼い主からの相談
質問する犬は2匹飼ってるうちの別のワンコ、ラッキーです
初めまして。現在フィリピンに住んでいますが、11才11ヶ月のヨーキー♂のことでご相談させて下さい
昨年7月に血尿が出て、血液検査をしたところ貧血と言われ通院、10月にレントゲンを撮ったところ膀胱結石(3個)ができていて、2週毎にカテーテルでの尿検査と血液検査をしています
結果としては 毎月交互にストルバイトとシュウ酸カルシウムの結石が出てると言われ その度にs/d缶とu/d缶を与えてます。薬は尿をたくさん出す為にとROWATINEX一日2錠と現地の薬sambongをずっと続ける様に指示されてます
血尿にはBaytril Flavour Tablets 15mgを一日1錠を2週間続けて、検査して血尿が治まっていれば薬を止めてますが、結石がある限り膀胱をずっと傷つけているんじゃないのか?昨年10月から2週間薬を飲ませ、2週間血尿が治まってる状態なのでこのままで大丈夫なのか?
先日のレントゲン(2ヶ月毎に撮影)では結石に全く変化は無いとのこと
4年前にこちらに来て股関節、膝蓋節脱臼になりましたが 歩き始めはよろめきますが食欲もあり散歩も喜んで出ています
こちらでは高齢犬の手術が難しいと言われて、日本に帰国して手術をした方が良いのか? その場合はフィリピンに戻るのは無理かもしれないので、主人に単身赴任してもらうしかないと思ってますが、この犬のためにはどうしたら一番良いのかよろしくご教授お願い致します
竹口徹先生(うめぞの動物病院)からの回答

こてつさん はじめまして。
茨城県つくば市のうめぞの動物病院 竹口です。
ラッキー君の膀胱結石のご質問に回答させていただきます。
レントゲン検査の結果、膀胱結石があるけれども食事療法を行っても膀胱結石の大きさには変化がないのであれば、結石をなくすためには手術を選択する必要があるかもしれません。
手術を行うのか、内科療法のみで様子を見るのかは、わんちゃんの年齢や全身状態の他に、かかりつけの先生と飼い主様との話し合いで決定していく必要があります。
手術を行わない場合に、もし膀胱結石が存在する状態が続くと、血尿が出たり、頻尿になるといった膀胱炎は繰り返し起きることが考えられます。
また、膀胱結石の小さいものが尿道に詰まってしまうと尿道閉塞が起きてしまい、早期に対処しないと尿毒症で亡くなってしまうこともあるので、膀胱結石がある場合には毎日ちゃんと尿が出ているか確認する必要があります。
手術を行わずに、食事療法と内科療法で経過を見ていく場合と、手術を行う場合にはそれぞれメリット・デメリットがあります。また、飼い主様の場合にはご家族との生活もございますので、どれが一番良いかはかかりつけの先生とご家族でよく話し合って決めていただければと思います。
お大事になさってください。
相談内容:突然、元気と食欲がなくなりました
飼い主からの相談
12歳、オスのヨーキーです。4、5日前から突然、元気がなくなりました。食いしん坊だったのに、餌を一切食べず、おしっこやうんちもしません。お腹が張っている感じがあります。一日中寝ています。
親が医者に診せたところ、格別悪いところはない。開腹手術など詳しく調べてみないと分からない。ただ高齢ゆえに開腹は勧められない、と言われたそうです。
一応、目立つ数値を挙げておきます。
BUN(尿素窒素)37.7
GOT/AST 70
GPT/ALT 79
CPK 302
LDH 232
ALP 581
RBC(赤血球数)4.53
HCT(ヘマトクリツト値)33.1
HGB(ヘモグロビン濃度)9.6
WBC(総白血球数)26.10
NEU(好中球数)21.74
現在は、薬の効果でしょうか、水を少し飲むようになり、おしっこも出るようになりましたが、相変わらず、餌はこちらが鼻先に差し出したドッグフードを2、3粒程度です。うんちは1回しました。お腹が張った感じはまだあります。苦しそうだったり、痛そうだったりという気配はありませんが、とにかく食べたがらないというのが気になります。
肥満気味で、数年前から体のあちこちにイボ状のものができるようになりましたが、健康面ではほとんど手のかからない元気な犬でした。それだけに、あまりにも急に様子が変わったので驚き心配しています。
やはり精密検査を受けたほうがいいのか、開腹しても大丈夫か、専門家としての助言をいただけると幸いです。
竹口徹先生(うめぞの動物病院)からの回答

パペポさん、はじめまして。
茨城県うめぞの動物病院の竹口です。
ぺぺ君の血液検査は行っていますが、お腹が張っていることに関してレントゲン検査や超音波検査といった画像検査は行っていますでしょうか?
もし、まだ行っていないようであれば検査をされることをお勧めします。
上記の画像検査は開腹手術と違って全身麻酔も不要ですし、ペペ君に対しての負担も少ないです。
また、血液検査についても単位が記載されていないのでわからないですが、WBC値は異常な値ではないかと思います。
もし、これが26100/μlであればなんらかの炎症などが起きていることが考えられます。
開腹手術をする必要があるかどうか、まずは画像検査などの精密検査と、血液検査で異常値を示した項目の再検査をしてみることをおすすめします。
相談内容:犬の急性腎不全の治療方法について教えてください
飼い主からの相談
はじめまして。ヨークシャテリア、オス10歳の子のことでアドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
2日前から食欲がなくなり26日の昼頃、けいれんをおこしたため動物病院を受診しました。少し前から、体重が減り口臭もひどかったのですが加齢によるものと思いこんでいました。
検査の結果、電解質、クレアチニンは正常範囲以内でしたが、BUNが140以上(測定不能)で急性腎不全との診断をうけました。
超音波検査では、左腎に結石があるものの尿管を塞いでいる可能性は低く、原因は不明とのことでした。
26日、27日ともに治療は抗生物質の投与とソルダムの点滴を行っていますが、依然BUNは140以上です。
受診している病院の先生からは、透析はできない、とりあえずこの治療を続けるしかない、とのことでした。
こちらのサイトで、このような治療方法以外に吸着剤などの内用薬、腹膜透析、血液透析、腎移植などがあるとのことだったのですが、この場合、最善の治療は点滴しかないのでしょうか。
なにか新しい治療法や薬、少しでも改善の可能性がある治療方法を教えてください。
どうかよろしくお願いします。
遠藤 薫先生(遠藤犬猫病院)からの回答

こんにちは。
クレアチニンが正常でBUNだけが高いのに少し疑問を感じるのですが。と言いますのも、BUNは腎臓だけが悪い場合に高くなるのでもなく、腸管の炎症や出血、肝臓疾患でも高くなります。
再検査を受けられた方がいいかもしれません。もし急性腎不全であるならば、入院して治療すれば治癒率も高くなるはずです。ただし、その原因にもよります。
錦戸 正己先生(錦戸獣医科病院)からの回答

西洋医学では、
点滴、クレメジン もしくは、ネフガードの内服をおすすめします。
漢方では、
(A)DMS
・・・6年根紅蔘、かき肉エキス、お酢もろみを配合したもので、
微小循環改善作用と抗がんサポニンRH1による免疫力の強化、豊富なミネラルとアミノ酸による体力、
自然治癒力による機能回復を狙っています。
(B)カタライザー
・・・大古の海の地層から採取したカタライザーはミネラル、アミノ酸を豊富に含んだ酵素水に加え、
アポトーシス(癌細胞の自滅)の導入を期待するフコイダンを加えています。
豊富な栄養と酵素の持つ力及びフコイダンで免疫力を挙げ、同時に組織の再生を図ります。
この2つをおすすめします。
そのほかにも、 茵陳蒿に五苓散を加えた茵陳五苓散を元に腎臓・肝臓両面から改善しようとする漢方薬
もあります。
西洋 漢方両方からの、治療を、おすすめします。
相談内容:麻酔のリスク
飼い主からの相談
はじめまして。よろしくお願いします。
ヨークシャーテリア(クッキー・雄・8歳)です。12月10日頃から血尿がでるのに気がついたので病院に連れて行ったところ、レントゲン検査の結果、膀胱結石と診断されました。
1cm程度の石があるとのことなので手術での摘出を勧められ(投薬による治療は難しいとの診断)、手術をすることに決めたので、とりあえず、入院という形になりました。
その際、病院で痙攣の症状がでたので血液検査をしたところ、異常が見当たらなかったので、てんかんではないかと診断されました。脳波の検査等はまだしていません。
クッキーは、2歳頃に後ろ足が抜けたような体勢になりながら震える(意識はありました)ことがあったので病院に連れて行ったところ、関節が緩くなっていると診断されました。当時は特に治療はせず、2~3ヶ月に一度の割合で同様の症状がでていたのですが、年をとるにつれ頻度も少なくなり、ここ2年はまったく症状は出ていませんでした。
その旨を獣医さんに伝えたところ、てんかん持ちだろうといわれ、てんかんの治療は今のところ必要ないだろうとのことでしたが、てんかん持ちの犬が麻酔をかけて手術をするのはリスクが高いので、膀胱結石の手術をするかどうか再考を迫られました。
そこで、手術するかどうかの選択にあたり、
「てんかん持ちの犬が麻酔をかけるリスク」及び「リスクを犯しても手術したほうがよいか」という点について、
ご意見をお聞かせいただけたらと思います。よろしくお願いします。
北森 隆士先生(北森ペット病院)からの回答

膀胱結石は、ある一定以上の大きさになると、
手術以外では治りません。慢性化する膀胱炎の
原因にもなるので、通常は、速やかに手術です。
今回は、麻酔のリスクということですが、
例えば、てんかんの鑑別診断のために、
MRIをとることがありますが、その場合は
十数分の全身麻酔になります。つまり、てんかん
を診断するために、麻酔をかけることは、実は
よくあります。
無論、癲癇の子と、そうでない子の麻酔に対する
リスクは、同じだとは言いませんが、結石を
放置する事も、よろしくないと思います。
そこで例えば、
てんかんの子の診断(のための麻酔の経験)が
豊富な施設を紹介してもらい、そこでお話を
もう一度聞いて(おそらく通常の獣医よりも
麻酔のことがよく分かると思います)、
納得すれば、そこで手術をなさったら如何でしょ
うか?大学病院などであれば、すぐに紹介可能
かとも思います。同時に、MRIで頭部を見ても
らうこともできるかもしれません。
相談内容:尿もれ
飼い主からの相談
はじめまして。宜しくお願い致します。5歳を過ぎたヨークシャテリアの雄なんですが、最近、尿をポタポタ落としながら歩くようになりました。
つい3日程前からで・・・その頻度がどんどん多くなり、今は、ほとんど垂らしながら歩いている・・といっても良いくらいです。(普通にシートでオシッコもします)
もう1匹飼っているメスのミニチュアダックスが今初めてのヒート中なので・・・それが何か影響しているのでしょうか?それとも関係なく・・何か尿の病気なのでしょうか?
食欲もあり、元気な感じは変わりませんが、病院へ連れていった方がいいのでしょうか?
心配です。どうか・・・宜しくお願い致します。
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

今本です。
膀胱炎や、ホルモン異常などの様々な原因が考えられます。同居の子が発情中ということですので、もしかしたらそっち方面で、おしっこと違った汁(こういう表現しかできなくてすいません)を出しているとか、、、一応、その出てきているものを持参して検査を受けてください。
膀胱炎なら、抗生物質などで治療していきます。
ホルモン性のものなら、ホルモンを投与するなどの方法もあります。
性的なものなら、、、、去勢手術とかを勧められるかもしれません。
おだいじに・・。
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