ヨークシャーテリアがケイレンをおこす症状に関する獣医師さんへの相談内容

ヨークシャーテリアがケイレンをおこす症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:痙攣のような発作が起こります

飼い主からの相談

相談者:大阪府 もしゃやんさん
1度目は昨年2022年5月、コンセーブを処方され一回半錠(1日2回)を飲み、その後発作無く過ごしていましたが、
2023年9/10かなり大きな発作を起こしました(体がローリングするように転がり手足を少し突っ張る感じ。1分未満)
9/11かかりつけへ。
目、耳に特に異常なく、薬を一回一錠(1日2回)に増やす指示。
9/14再度発作(よろよろした後半分上を向くような状態で意識が朦朧としており2分半弱。その後10分後に再発作。1分未満)
翌9/15かかりつけへ。目、耳の異常なし。
クッシングがある為、コートロシン投与後の採血待ちをしている間に再発作(14日と同じような上を向いて目の焦点が合わない+尋常でないくらいの涎、脱糞。1分ほど)
コンセーブを、一回1.5錠(1日2回)に増やすよう指示あり。
9/19再発作(トイレに行こうとして、ヨロヨロとよろめきそのまま倒れて体がローリング(4回ほど)し、目の焦点が合わず大量の涎、1分ほどでおさまるが、しばらく起き上がることができず、脱糞。初めて少し舌の色が悪くなる)
その後、呼吸、涎、ふらつきもおさまり、舌の色も普通にもどる。
年齢的なこともあり、MRIは撮らず対処療法でいくとかかりつけの先生の判断です。
薬の量含め、今のままでいいのかも含めてご相談です。
子宮嚢腫、乳腺腫瘍の、術歴あり。毎月検査をしており再初は有りません。
クッシングの薬はアドレスタン5mgを飲んでいます。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんばんは。
発作が繰り返しており、とても心配ですね。
さて、今回の発作が一番最初に起きたのは12〜13歳の頃で宜しいでしょうか?
この段階で、脳炎や脳腫瘍などの脳の疾患を第一に考えます。
となると、今年9月の発作は、そういった基礎疾患の進行で起こっているものと予測されます。
また、コンセーブは効果が現れるまで最低5日は要する事が知られています。
今回のように発作が頻繁に起こるときは、レスキューとしてレベチラセタムのような即効性のある薬を併用します。
コンセーブの量が適切かどうかは、外注検査の血中濃度測定が必要になりますので、治療と平行して行いましょう。
それが低値であればコンセーブを増やせばなんとかなると思いますが、お話を聞く限りはコンセーブのみでのコントロールは難しいように思います。
すなわち、即効性のある薬を併用することはもちろんのこと、根本原因にアプローチするような、例えばステロイドの薬を併用するなど、治療の角度を変えていく必要があると思います。
クッシング症候群なのでステロイドの使用は躊躇われますので、それは最終手段となるでしょう。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
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相談内容:今年2月から飼い犬が今まで見たことがない震えを頻繁にするようになりました

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 messyCDMXさん
初めまして。お忙しい中、この質問に目を通して下さり感謝いたします。
アドバイスを頂けましたらありがたいです。
アドバイスを頂戴致したい犬について、次に基本データを箇条書させていただきます:
・ヨーキー
・雄/6歳
・去勢していない
・10歳雄ヨーキーとの多頭飼い
・2月に神経専門の獣医さんの診断済済み(※診察国:メキシコ)
→その際、血液等検査は実施しておらず、ビデオを見せたのみ。神経の問題ではないとのこと。
・通院・処方薬無し
症状についてです。今年2月から震えの症状が見られます。ビデオを添付させていただきます。
最初震えだしてから、連続3日間震えるエピソードが発生しています。
その後、1週間後に再び震えが始まりました。震えている時間は各エピソード毎に約2分間です。これが頻繁に今日まで継続して見られる症状です。
当初神経系等脳の異常を疑いましたが、診断していただいた獣医さんはその可能性を否定されています。ストレスを考えたのですが、1日/5回散歩に連れ出しています。家庭における変化点もございません。他個人で考えられることがないため、是非とも先生方のオピニオンを頂戴できたらと思い、今回質問いたしました。
最後までお読み下さりありがとうございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

あくまでも動画から疑うべき疾患としてお答えいたします。
焦点型てんかんを真っ先に考えました。
その他には脳腫瘍やトキソプラズマや肝門脈シャント・肝性脳症が疑われます。
さらにレアな症例としてはジステンパーの後遺症・水頭症・熱中症の後遺症などでもこの様な症状が出るかもしれません。
一つ一つ考えられる原因を検査で消していき、究明するしか無いと考えられます。
お大事にして下さい。

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相談内容:すいえんを抑制する薬やサプリメントはありますか?

飼い主からの相談

相談者:長野県 m@mさん
1年に一度ほど急性膵炎になりその度入院してきました。
症状は毎回突然起きる急性膵炎です。
高齢になってきたのでまた発作が起きるのではないかといつも心配です。
何か良い方法があれば教えてください。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
急性膵炎を毎年起こすのでは本当に大変ですね。
サプリメントとして犬で効果が認められているものは残念ながら見当たりません。
しかし、重要なことは低脂肪食の給与に努めることです。
製品としては消化器サポート低脂肪やI/Dローファットなどがございます。
肉を与えるときには牛霜降り肉や豚三枚肉や鶏モモや皮付きは避けてください。
乳脂肪も厳禁です。
次に重要なことは中性脂肪やコレステロールを下げる事です。急性膵炎との関連が報告されております。乳び血漿があればリポクリンなどの脂質代謝異常改善薬を使うのも一法です。
最後に医薬品になりますがフオイパンを低容量で投与続ける方法もございます。
ただ、一番大事なことは定期的に血液検査を行い悪化前に早期発見をすることです。
お大事にしてください。

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相談内容:ひきつけを起こし、その後の症状について質問です。

飼い主からの相談

相談者:北海道 asaiさん
7歳 オス ヨークシャテリアの症状です。
 先日、ひきつけを起こし、病院に連れていきました。その後病院に一日入院し、一命は取り留めたものの体を思うように動かせず、脳障害が起こっている可能性があるそうです。
 退院時には足をばたつかせたり、きゅんきゅん鳴いたりと、お医者さん曰く、いい回復の兆候が見られているそうです。
 先生にも自宅でゆっくり休養した方がいいと言われ現在自宅で休ませている状態ですが、ずっときゅんきゅんと鳴く続けており、正直不安でたまりません。
 もし似たような症状を見たことがある先生がいらしたら、どのような対処をされたか、その後、症状の経過はどうなったかといったお話を聞きたいです。
 症状としては、ひきつけ時には体が硬直し、呼吸、心拍共に非常に弱まり、目は見開いたままといった状態で、退院時には目を閉じたまま、きゅんきゅんと鳴き続ける、足をばたつかせているが、歩行はできないといった状態です。
お医者様には、あまり大きな音と光を当てないようにと、ひきつけ用の薬を処方していただきました。
ご回答をお待ちしております。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

はじめまして、平片と申します。
「ひきつけ」という表現と文面から判断し、「てんかん発作」として発言させていただきます。
(心拍・呼吸も弱まっているとすると違うかもしれません)
てんかん発作は頭の中の異常以外に心臓・ホルモン疾患・内蔵疾患からも引き起こされます。
「てんかん発作」の診断は基本的に可能性のある病気を検査する事で除外していく「除外診断」です。
少なくとも頭の中以外の異常について検査し今の症状の原因が無い事を確認した上で、原因が頭の中である事が強く疑われるのであれば二次病院にてMRI等の検査という運びとなります。
特定の部位に意識しない動きが認められる場合、その部位を管理している大脳皮質の部分に異常がある可能性もあります。
もし現状が落ち着いておらず、かかりつけの先生の所で説明・検査をしてないのであれば別の先生に診て頂く事もひとつの手段だと思います。
まずはかかりつけの先生に、
・今まで行った検査
・現状疑われる病名
・これから必要になる可能性のある検査
についてよく話し合ってみてください。

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相談内容:痴呆なのか病気なのか解かりません。

飼い主からの相談

相談者:宮城県 konigawaraさん
はじめまして。13才のヨーキーオスを飼っています。
1ヶ月ほどまえから耳が遠く何処から呼ばれているのか解からなくなったり視力も弱くなってきました。
痴呆が始まってしまったのかと思っていたのですが、ここ1週間様子が可笑しいんです。
寝ていて突然「ビクッ」と体が大きく反応したと思えば何かに怯え玄関の方を見て怯えています。
家族が呼んでも落ち着くまで5分くらいかかります。
それと、人間の「しゃっくり」のように体が「ビクン」と続けておきることが一日に何度かあります。
一番心配なのは3日に1度くらい寝ていた状態から立ち上がる時に前足に踏ん張りが効かないのか立ち上がれずバタバタしていることがあります。
(立てないことに本人もパニックを起こして立ち上がろうとして暴れています)
食欲も旺盛で↑以外は元気なので毎日散歩にも行っています。
先日かかりつけの病院にフィラリアの検査に行ったのですが獣医の先生から
「痴呆かもしれませんね」と言われ特に何も診察などは、ありませんでした。
夜の徘徊も始まったので痴呆なのか病気なのか解かりません。
脳の疾患なのかとも思いネットで調べましたが該当するものは、わかりませんでした。
こういう症状の病気って該当するもの、ありますか??

村山 敦浩先生(エヴァ動物病院)からの回答

はじめまして
小型犬の13才は、人間でいうと約70歳ぐらいになります。
今回の症状はかかりつけの先生のご指摘のように、「痴呆」の可能性があります。
この疾患は人間と同じように、上手に付き合っていくしか方法がありません。
痴呆の進行を抑えるためのごはんや夜啼きや徘徊を緩和してもらえるサプリメントなどもありますので、かかりつけの先生とよく相談して、たいがちゃんにとっていい方法を選択してあげてください。
お大事に。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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