【猫の病気】猫伝染性貧血が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

猫伝染性貧血が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:元気がなく、重い貧血と言われました

飼い主からの相談

相談者:千葉県 A.S.さん
猫(スコティッシュ・フォールド)、雄、5歳です。肥満体型(病前の体重は6・8㎏)、外出猫です。よろしくお願いします。
食欲・元気がなく寝てばかりいたため、動物病院を受診しました。
重症の貧血、また脾臓も腫れていると言われ、入院して、一度輸血を受け、明日も輸血の予定です。今のところまだぐったりした様子です。
病名や原因については分からないということです。猫エイズと猫白血病の検査を受け、陰性でした。
血液検査の結果で異常が出たのは次の項目です。
Ht 9・6%
BUN 54・4 mg/dl
Glu 129 mg/dl
Alb 3・3 g/dl
GPT 76 IU/L
ALP 144 IU/L
ネットで調べたところ、エイズや白血病ではないのなら、「猫伝染性貧血」が当てはまるように思うのですがどうでしょうか。他に考えられる病気はどのようなものでしょうか。
かかりつけの獣医師に聞いたところ、「猫伝染性貧血」は検査が難しい(面倒)と伺ったのですが、本当でしょうか。
生魚(刺身)が好きでよく食べており、肥満体型で、普段の栄養バランスはよくなかったかもしれません。
原因や病名が分からず、輸血だけでいいのか心配です。どうぞアドバイスをよろしくお願いいたします。

中津 賞先生(中津動物病院)からの回答

重度の貧血を起こす病気を一つずつ、検討する必要があります。猫伝染性貧血(ヘモバルトネラ原虫寄生症)、自己免疫性溶血性貧血、再生不良性貧血、脾臓腫瘍、交通事故による内臓破裂が可能性としてあります.すぐに具体的な診断を得る必要が有ります.輸血だけでは事態は解決しません。検査が難しいとか、面倒という問題ではありません。もっと積極的な検査を受けて、診断を得て下さい。原因療法が大切です。そうでないと死亡します。輸血後のHt値が20%を超える量の輸血が必要です.今ではオキシグロブリンというヘモグロビン製剤も利用できます。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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