日本スピッツの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容

日本スピッツの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:手術後

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 th322さん
以前勤めていた動物病院の子を引き取ることになりした。その子は去年の暮れに左前足を浮かせてびっこ引いて歩いてるので病院にきました。生まれつきの脱臼ということで、手術をすることになりました。飼主さんがペットショップと個体交換をした為、獣医はなかなか手術をしてくれずに今年の5月にようやく手術をしました。術後何日かして左前足の付け根を触ると手術をした時に止めたピンが皮膚から飛び出していました。その後またピンを入れ直したのですが、傷が治っても触ると出っ張っていて、ゴリゴリします。ピンがまだ皮膚の中で飛び出している状況だそうです。ですが、これで生命には問題が無いということでペットショップに返したそうなのです。わたしがその子を引き取ることにしたのですが、他の病院へ行ってもう一度ちゃんとした手術をした方がいいのかとおもうのですが、、。歩くことは出来ますし、走ることもたまにあります。段差があったりするとすこしぎこちないジャンプをします。ですが常に左前足は浮かせていて、びっこ引いてる状態です。引き取った後に左前足に何かあれば、またその病院は処置をする(無料)と言っているのですが、この状態で完治と判断する獣医さんにこれ以上処置させていいものなのか疑問です。生まれつきの脱臼?の手術はピンを入れて少し飛び出してゴリゴリしているのが普通なのでしょうか?びっこ引いてる状態で完治が最善なのでしょうか?

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

th322 様
はじめまして、平片と申します。
その手術をした病院が以前勤めていた動物病院という事でよろしいでしょうか?
生まれつきの脱臼・左前肢という事ですから、肘関節の異常ということなのでしょう。
肘異形成だとすると手術内容としては短い方の骨を切断・開放することで関節が外れる力を逃し、離れた骨の断端どうしが癒合するのをもって完治となります。
すでに手術をして二ヶ月ほど経過しますので、そろそろ癒合がみられてもおかしくない時期です。
ただ左前肢に体重をかけていない時間が長いと筋肉自体も萎縮し、支えるだけの力が無いために跛行を示している事も考えられます。
筋肉の問題であればちゃんとリハビリをすれば、現状からの改善は有るはずです。
また肘関節の脱臼以外の問題がある可能性もあります
手術自体に疑問を感じご心配であれば、整形外科を得意としている先生に一度セカンド・オピニオンとして診てもらう事も安心に繋がるのではないでしょうか。
ご心配が早く晴れるとよいですね。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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