とこのん
所在地
住所:神奈川県三浦郡葉山町
保護活動者紹介文
私の大好きな、そして1番貰い手が付きにくいと言われている「大型犬MIX」または、保健所で「一般譲渡対象外」となったワンコを主に保護し、リハビリ・人間との暮らしをレクチャーして、ペットとして生活できるようになったら里親さんに託すという活動をしています。
現在の預かりは、北九州の保健所からレスキューした「いのっちくん」。体重14.5kgのオスです。
私の4代目ワンコのルカが全てにおいて、保護ワンコたちにいろいろなことを教えてくれていて、本当に頼りになります。また、北九州から預かっていたしーちゃんをうちのコとして迎えました。
活動のブログ
http://blog.kotist-nozomi.com
Instagram
https://www.instagram.com/kotist.nozomi/?hl=ja
ブログには保護犬以外の記事もたくさんあります。
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<1代目のワンコ>
私が小学生の時に一緒に暮らした、捨て犬だったチロ。スピッツ系の雑種。当時は外飼いが当然だった時代、そして良いお薬もなく、たった2年でフィラリアで亡くなってしまいました。
当時の私はチロが朝のお散歩中にパタッと座り込む理由がわからず「学校に遅れちゃう!お願い、早く帰ろうよ」と無理やり歩かせたことが何度かありました。ある日学校から帰宅すると、雨の降りしきる庭の軒下に、お腹が膨らんでハァハァ苦しそうに息をするチロがいました。近所の大人を呼びに行き、非番だった新幹線の運転手をしている方が雨でビショビショのチロと私を車で動物病院まで送ってくれました。
チロが赤いリードを咥えて、まるで「お散歩行こうよ!」と言っているように尻尾を振っている夢を見たその朝、チロは病院で亡くなっていました。
私が唯一、後悔が残っているわんこです。今の時代だったら、フィラリアなんて薬で良くなることもできたのに…。私が大人になった今だったら、経済的にも知識的にもチロを助けてあげられたのに…。
たった2年、チロは少しでも私たちといて幸せって思ってくれたのかな、そう考えるといまでも胸が痛みます。
<2代目のワンコ>
秋田犬のパパとスピッツのママから生まれ、誕生日も出身もしっかり分かっているリュウくん。体重は30kgを軽く超えていました。私が大人になる過程を一緒に過ごしてくれたコで、立場的には私や妹のお兄ちゃんのようなワンコ。当時としてはとても珍しいことでしたが、車で京都・奈良への旅行をしたのが1番の思い出。14歳5ヶ月のとき、私の手の中で看取りました。半分日本犬だったので、最後まで凛々しく、気骨のあるワンコでした。
<3代目のワンコ>
自分が大人になってから暮らしていた3代目のトコは、7歳の時に致死率の高い血液の難病、免疫介在性溶血性貧血になりましたが、奇跡の復活。とは言え、薬は欠かせず、年に数回は大きく体調を崩す生活。そのため、予定していた保護犬活動をスタートせず、トコとだけの生活に。結婚したのも、このトコがキューピット。バージンロードも一緒に歩きました。
最後の数ヶ月は、病気の影響でだいぶ厳しい介護となり辛かった部分も当然あるけれど、24時間始終一緒に過ごすごとができました。トコとの時間はものすごくものすごく密で、本当に私もトコも間違いなく「世界一幸せな飼い主とワンコ」でした。
トコがお空へ昇った日は、リュウくんの命日。ちゃんとリュウが見ていて、迎えにきてくれたのだなぁと思っています。
<4代目のワンコ>
現在の4代目のルカは、放浪していたところを捕獲され保健所に入れられていた子。おそらくシェパード系のMIX。
耳に特徴のあったトコが亡くなったあと、片耳立ちのルカに惹かれて問い合わせたところ、トコの亡くなった日に保健所に収容されたと分かり「これは運命だ!トコが私が寂しくないように選んで置いていったんだ!」と涙、涙で迎えたワンコです。
レスキューされた時より10kg以上体重が増え40kg。大きいのでびっくりされる方もいらっしゃるけれど、とても穏やかで良いコに育ってくれました。
ルカがうちでの生活に落ち着いた頃から保護犬預かりを開始する予定だったのが、なんと自分が妊娠。ルカは産まれたての娘の騎士(ナイト)となり、今でも本当に信じられないほど細やかに面倒を見てくれています。
娘がまだ幼児の頃は自宅での預かりはできず、色々な保護犬活動のお手伝いをしてきましたが、幼稚園に上がった時に本格的に預かりを開始しました。
ルカは娘が赤ちゃんの頃は着替えを手伝うほど一緒になって育児もしてくれましたが、預かりを始めたら、保護犬がまだ気持ちが通じない頃の通訳だけでなく、少し攻撃的な保護犬の場合は私を守ろうとしてくれたり、室内トイレの教育、お風呂への誘導などすべてにおいてうまくリードしてくれて一緒になって保護犬をリハビリ・トレーニングしてくれています。
<5代目のワンコ>
北九州から預かって、里親探しをしていたしーちゃん。お申し込みもあったし、お見合いも複数行ったのですがなかなか決まらず。
実はしーちゃんを引き出す際、私は「1代目のチロに似ているから、この子は引き出せない(引き出すと手放せなくなりそう)」と思い選択肢には入っていませんでした。
ところがこの保護活動を全面的に手伝ってくれている夫と娘が、どうしてもこの子がいい!と。いつもこれだけ手伝ってくれているのだから、今回は彼らが選ぶわんこを引き出そう、としーちゃんを選びました。
しーちゃんはフィラリアが強陽性でした。うちにやってきて詳しい検査をした結果、血液中にミクロフィラリアがウジャウジャいる状態。獣医師も「これは相当辛いと思うよ」とおっしゃった通り、本当にすごく具合が悪かったようで、しばらくはほとんど動かずケージの中でひたすら眠っていました。
センターを出る際、丸坊主になっていたしーちゃんの毛が伸びてだんだん可愛くなってくるに連れ、1代目のチロと重なるようになり、お見合いに行くたびに落ち込んでしまってご飯も食べなくなるしーちゃんは、もしかしてフィラリアを抱えたまま戻ってきたチロじゃないか?今度こそ治して一緒にいたいんじゃない?家族とそういう話になり、ついに我が家の2頭目として迎えました。
難しいことは何も考えずにかわいらしく笑っている次男坊です。
いのちの木陰会
所在地
住所:栃木県那須塩原市
保護活動者紹介文
歌手の佐良直美が主催するいのちの木陰会です。
殺処分を減らすためには飼い主指導が必要であるという考えの
もと、35年前にアメリカからテリーライアン先生招聘し、アニマルファンスィアーズクラブを立ち上げ一般の飼い主さんの意識向上に大きく貢献してきました。またトレーニングの先に素敵な飼い主と愛犬のペアが誕生することを目的としが優良家庭犬普及協会ではアメリカのテストを元に日本独自の認定試験を作り、全国の一般の飼い主さんが目指すテストを開催しています。
いのちの木陰会では、那須の山の中で保護した野犬の子犬をプロのトレーナーがトレーニングしながら新たな家庭での生活ができるように準備をしています。
石松家
所在地
住所:群馬県桐生市
保護活動者紹介文
群馬県桐生市で犬の保護・譲渡活動に取り組んでおります。
「石松家」という名前で県に第二種動物取扱業の届出を提出し活動している、小さな保護団体です。
私は以前、パピーミル(子犬工場)と呼ばれる悪徳ブリーダーの元で勤務しておりました。
そこでは500頭以上の繁殖犬が、ネズミや虫が湧き、空調もなく、太陽の光も当たらない劣悪な環境で暮らしていました。
親犬達は交配と分娩のためだけに生かされ、散歩どころかまともな運動をすることすら叶わず、檻の中で生かされ、そしてひっそりと死んで行きました。
犬達のごはんも、豚の飼料や、安価で仕入れた賞味期限切れのキャットフードが主でした。
このような子犬工場は全国の様々な場所で、関係者以外には知られることなく稼働を続けているのです。
2021年に、長野県松本市で発生した繁殖業者による犬虐待事件はご存じでしょうか。
清掃を十分に行わずに不衛生な環境で飼育して衰弱させたり、病気になったのに適切な措置を取らなかったりして、多数の犬を虐待したとされる事件です。
獣医師の免許がないのに、麻酔をせずに腹部を切開して子犬を産ませるなど、あまりにも惨いと話題になりました。
私が勤務していたパピーミルでは、帝王切開は病院で獣医師に頼んでいましたが、きっとその他の部分は松本市の繁殖業者と大して変わりないだろうと思っています。
かつて犬に携わる仕事に転職したいと考えていた私は何も知らずに就業し、あまりの悲惨さに衝撃を覚え、少しでも環境を良くしたいという思いから働きながら繁殖犬の保護を始めました。
パピーミルのスタッフは日々犬のお世話に尽力しており、良心の呵責に苛まれている者も多いです。
オーナーもまた著しく動物愛護精神が欠如しているだけで。決して悪人というわけでもありません。
問題は複雑で、どこかの誰かを懲らしめれば、哀しい繁殖犬達が救われるという単純なものではないと知りました。
この国のペットビジネスは、繁殖犬達の犠牲の上に成り立っています。
ペットショップの生体販売ばかりが批判されていますが、パピーミルと、そこで生まれた子犬達が出品されるペットオークションというシステムにこそ、命の「大量生産・大量消費」を促す闇が潜んでいるのです。
実際に現場を見るまで、私はそのことを知りませんでした。
ですが知ってしまった以上、行動せずにはいられませんでした。
パピーミルで働きながら、私は余剰犬の搬送ボランティアを始めました。
余剰犬とは、もう加齢や病気で交配に使えなくなり業者にとって価値のなくなったボロボロの繁殖犬や、奇形や遺伝病などの障碍を持って生まれた商品価値のない犬のことです。
オーナーと交渉し余剰犬を手放してもらい、事情を理解し保護してくれる他県の団体に搬送する日々でしたが、それにも限界を感じ、退職後に石松家という名前を掲げ保護活動を始めました。
「保護犬」と聞くと、多くの方が飼い主に虐待された犬や捨てられた犬、多頭飼育崩壊、野犬、迷子犬、愛護センターに収容され殺処分されてしまう犬などを想像します。
まだ、「繁殖犬」や「繁殖引退犬」、「余剰犬」という存在は世間に認知されていないのです。
「アナタの愛犬のお父さんとお母さんは、幸せに暮らしていますか?」
動物の福祉への想いは、人それぞれ皆異なります。
繁殖犬や繁殖猫の福祉を突き詰めれば、必ずブタやウシ、ニワトリなどの畜産、実験動物の問題が絡んできます。
「犬や猫は救うのに、同じ生き物の豚や牛、鶏は殺すのか?」
そう問われた時、どう答えるか。
全ては、命の問題に繋がるのです。
今苦しんでいる犬達を助けるのは当然として、しかしそれだけではいつまで経っても不幸の連鎖は断ち切れません。
10年後、20年後、100年後――未来の世界で生まれて来る子犬達を、地獄のような暮らしを強いられる繁殖犬にさせないために、今、私は若者達や子供達に、「命の現実を知り、考える」ということをしてほしいのです。
そのためにできることは何か?
私は現在、平日は工場勤務、休日は譲渡会やイベントに参加し里親募集や啓発などの活動をしています。
少しでもこの現状を伝え、動物の福祉への興味関心に繋げるため、ひいては動物愛護法改正へと世間にうねりを起こすために、自分で制作したチラシや冊子を配っています。
私が訴えたいのは子供達だけにではありません。
私のように、パピーミルで働いていた元従業員は大勢いるはずですが、彼等からの声はなかなか届いてこないように思います。
しかし、私のような想いを抱いていた人はいるはずです。
その方々が勇気を出して声を上げてくれれば、きっと社会にうねりが生まれると信じています。
私達石松家は、繁殖犬の、保護犬の、そして畜産動物や実験動物、人間も含め全ての命が限りなく苦痛と不自由のない在るべき生を送れる世界を目指し活動しています。
動物の福祉への機運を高め、不幸な命を少しでも減らすために、石松家の活動へのご理解を何卒よろしくお願い致します。







