相談内容:耳の先に・・・
飼い主からの相談
こんにちは。またおしえていただきたいのですが。
昨日シャンプーに行ったのですが、その時にいつも担当してもらっている方に耳の先の毛が抜けるといわれました。耳がたれている犬種、キャバリアなどによくみられるらしいとのこと。云われてみてよくみると、確かに耳の先が少しゴワゴワしており、なんだかフケが取れずに残っているような感じ。つまんで引っ張ると毛が抜けました。
病院にいく時にでも聞いてみてあげてくださいといわれました。原因がチョットわからないんですよ、とも云われました。
皮膚の病気とか、アレルギーとかいろいろ考えられますが…。早急に診てもらったほうがよいでしょうか?
先生、是非教えていただけないでしょうか、犬を飼うのが初めてなので不安です、よろしくお願いします。
飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

先ずは、診察を受けられてください。
皮膚病であると思われますが、皮膚病は複雑で、診断が難しいです。
診ないで、アドバイスは難しいです。
相談内容:外耳炎
飼い主からの相談
耳が外耳炎と診断されました。しかし毎日お手入れしているはずが臭くうみもでています。キャバリアは、しょうがないのよと言われ、わかっては、いても見放されてるようなきがします。
足の指の間にも赤くなっていてとても痒がります。口のまわりも同じでしたが毎回拭いてあげていたら良くなってきました。
それも医者に見てもらっていますが良くしたいならステロイドを飲ませろとのことで命は、短くは、なるけどと言われます。しょうがなく毎日きれいに心がけています。
他に出来ることの事などありますでしょうか?アドバイスよろしくお願い致します。
遠藤 薫先生(遠藤犬猫病院)からの回答

こんにちは。
症状から外耳炎や口の周りの炎症はアレルギーが原因になっている可能性があります。一度アレルギーの検査をされ、アレルギーについても同時に治療された方がいいと思います。
外耳炎で膿が出ている場合は、細菌感染を起こしていますので、適切な抗生物質を使う必要があります。
ステロイドを使用したからといって、直ぐに短命になるようなことはありません。
伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

キャバリアで、外耳炎、口周囲と肢間の皮膚病。外耳炎に関しては、抗生剤で処置して細菌感染をコントロールして、完治するか見てください。実は、初めに上げた一文は、食餌性アレルギーかアトピーを強く疑っています。しかしその前に、感染やその他の原因をコントロールしてみることです。(見た目の判断は、後で治らなかったときに、困るだけです)
現在うちでは次のうち1~4までをルーチンで行っていますが、この仔の場合は、5まで行うと思います。
舐めたり掻いたりしているのなら、本来の皮膚病のみにするため、エリザベスカラーを装着します。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
仮にアトピーだったと最終診断が出たとしても、今はIFN-γなどの免疫療法も試すことが出来ますし、ステロイドを使用しても、ちゃんとコントロールすれば、命を縮めることもありませんよ。安心してください。まずは確定診断を!!
縄田 龍生先生(くすのき動物病院)からの回答

キャバリアの指間皮膚炎や外耳炎はたしかに多いですね。
当然、点耳薬等の治療はしてますよね。
毎日のお手入れとありますが、どのようにしていますか?
耳の中まで綿棒でゴシゴシとしていないですよね。耳掃除が原因で外耳炎になっている犬も時々います。
指の間は出来るだけ被毛をバリカンで短くしておき、清潔にして下さい。もし足を毎日洗っているなら止めて下さい。完全に乾かすのは大変なので、常に湿ったままになり、細菌繁殖しやすくなります。乾燥させるようにして下さい。程度により、エリザベスカラーなどで舐めないようにして、薬を塗る必要もあるかもしれません。
今道 昭一先生(きたのさと動物病院)からの回答

体の痒みや外耳炎の問題は最低限、体と耳に対して外部寄生虫と微生物感染のチェックをします。
外耳炎で毎日手入れをしても再発するようなら、マラセチアや細菌がいないかチェックして下さい。
特に細菌がいるようなら、場合によっては抗生物質への感受性試験が必要になるかもしれません。
また、微生物感染があるなら、それぞれに効果的なイヤークリーナーに変更するというのも1つの方法です。また、ずっと軟膏やクリームを点耳するのはよくありません。
ただ、いつも耳にかゆみがあるようなら、弱いステロイド剤の点耳を継続することはあります。この場合は耳に微生物感染がないことが大前提です。
外耳炎といっても治らないなら、治療法を変えなければいけません。
アレルギーの治療ということであれば、ステロイドだけではありません。食事の見直しは重要でしょうし、シャンプーも大事です。そして、何よりも前述した検査を実施して異常を確認することから始めましょう。その結果と症状から様々な治療を選択することができます。
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お返事を拝見しましたが、人用のシャンプーを使用しているのでしょうか?どのようなシャンプーかわかりませんが、一般的に人用のシャンプーはワンちゃんに使用しないように指導します。
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