フレンドリーで甘えん坊なかわいい騎士

古くからイギリス王室で愛されてきたキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル。(以下キャバリア)日本では「キャバリア」の名で親しまれていますよね。

高貴な響きを持つ犬種名は、歴代のイギリス国王のなかでも特にキャバリアを溺愛していたチャールズ2世の名に由来しています。「チャールズ国王に付き添う犬」の意味ですが、「キャバリア」という単語には「騎士」「女性にやさしい男性」という意味もあるんですよ。キャバリアはその名の通り、やさしく穏やかな気質を持っています。

キャバリアの性格
・明るい
・やさしい
・友好的
・甘えん坊
・寂しがり屋
理想の家庭犬といわれるキャバリアは、人懐っこくフレンドリーで、飼い主だけでなく、誰とでも仲よくできます。人とのスキンシップも好きなので、膝の上に乗ってくつろぐことも。甘えん坊で愛嬌のあるキャバリアを飼えば、一家のアイドル的存在になってくれるでしょう。

寂しがり屋でもあるので、室内飼いはもちろんのこと、一家の団らんにも加えてあげてください。長時間の留守番も苦手なので、留守番はなるべく控えたいものです。やむを得ず留守番させる可能性があるなら、いきなり留守番させるのではなく、あらかじめ留守番に慣れる訓練をさせておきましょう。

フレンドリーさの裏返しか、警戒心も少ないので番犬にはあまり向きません。守ってほしいというよりは、「守ってあげたくなる」かわいい騎士ですね。

静かにそっと寄り添ってくれる存在

キャバリアは物静かで無駄吠えも少ないので、マンションやアパートなど集合住宅でも飼いやすい犬種です。

攻撃性もほとんどなく、噛み癖もあまり見られません。小さな子どもに触られても根気強く相手をしてくれるので、安心して一緒に遊ばせることができますね。ほかのペットとも仲よく遊べます。

まるで歩幅を合わせるかのように寄り添ってくれるキャバリア。「理想の家庭犬」といわれるのも納得ですね。

好奇心旺盛で活発な一面も

いつも落ち着いているキャバリアも、活発で好奇心旺盛な顔を見せることがあります。顕著なのは外に出かけたときです。

キャバリアの祖先は猟犬なので、散歩に行けばさまざまなものに興味を示し、近寄ったり追いかけたりしようとします。夢中になって追いかけているうちに迷子になってしまわないよう注意してくださいね。

飼い主と一緒にお出かけすることがなにより嬉しい犬なので、毎日散歩に出かけて一緒に遊んであげましょう。散歩の時間は1日30分程度が目安です。

まとめ

愛らしいルックスとフレンドリーでやさしい性格で人気のキャバリア。非常に飼いやすい犬なので、どの家庭でも安心して迎えられるのではないでしょうか。イギリス国王に溺愛されたほど魅力あふれるキャバリアなら、きっとたくさんの笑顔を呼んでくれることでしょう。
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食と温泉をこよなく愛する九州男児、40歳独身ライターです。SEやカウンセラーの経験もあり、あらゆる業界と人々の生き方を見てきました。

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