ミニチュアダックスフンド(ロング)の体重の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ミニチュアダックスフンド(ロング)の体重の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:クッシング症候群と脾臓摘出

飼い主からの相談

相談者:宮城県 イブさん
いつ頃:2022年11月
初期症状:元々肥満犬で多飲多尿と腹部の膨張
現在の症状:多尿、後ろ足が身体を支えきれない、お腹だけが膨張していて背骨やあばら骨がわかる状態に。お腹意外がガリガリに痩せている。体重は8.8→8.2
通院の有無:3件有
検査内容:
2022年11月9日A病院(B病院が閉まっていた為)レントゲン、超音波検査、血液検査
2022年11月10日B病院(かかりつけ) 血液検査、超音波検査、ホルモン検査(クッシングの検査)
2023年8月C病院(セカンドオピニオン)超音波検査
診断結果:
A病院、C病院 脾臓摘出と診断
B病院クッシング症候群と診断 脾臓摘出には前向きではなさそう
(手術はよくする病院です)
処方薬:B病院からトリロスタン15mm朝服用中
質問事項:
・C病院で脾臓を摘出するべきかそのままB病院で治療を続けるか迷ってます。
・肝臓の値が悪いのにトリロスタンは飲ませて大丈夫なのでしょうか??説明書には肝障害の場合中止?と書いてありました。
・トリロスタンを飲んでも腹部の膨張は治らないと言われましたがそうなのでしょうか??
補足:
クッシングと診断されてからB病院に通院してましたがクッシング症のホルモンの値を平均値にしてから脾臓の事は考えましょうとふわっと言われ通院してましたが犬の腹部の膨張は治らずまた体調が悪い時は後ろ足が身体を支えきれなくなりました。
クッシング症の薬を飲み始めてから元気だった犬が逆に悪くなっているのを見て
C病院を受診しました。脾臓が大きいのと白い影があるから難しい手術になるけど脾臓は摘出した方が良いとの考えでした。
ですが受診歴がない為かかりつけのB病院に脾臓の事は相談した方が良いと思うと言われ
翌日B病院を受診しC病院の膵臓のエコー写真を見せた所あまり手術に前向きではありませんでした。
再度エコーと血液検査をした所エコーは脾臓脂肪?かもしれないのとクッシング症の値はまた平均値ではなく、肝臓の値も悪く肝臓の薬を飲んでいきましょうとの事でした。
色々調べて脾臓摘出後術中やひと月ふた月で亡くなる犬が多い気がして踏みとどまっています。ですが獣医師さんのYouTubeやブログでは摘出した方が良いと言われているので迷っています。
質問が長く纏まった文章でなく申し訳ありません。
私には犬しか家族がおらず私の選択で殺してしまうのがとても堪らず相談しました。よろしくお願いします。
画像に①②に血液検査③にエコーとACTH刺激試験 血液中のコルチゾール(副腎皮質ホルモン)の測定を載せてます。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
副腎からくるクッシング症候群というのは副腎腫瘍があるということでしょうか?副腎腫瘍があるのであれば、いろいろ話はつながってくる可能性があります。要はおおもとは副腎腫瘍であり、それが脾臓に転移していると考えることができるためです。転移している場合は脾臓摘出はより慎重になる必要があるのかもしれません。
副腎腫瘍であった場合は、トリロスタンの服用量はかなり下げないといけません。これもあまり知らない獣医師が多くいらっしゃいます。なので、今の服用量は多すぎる可能性は十分にあるかもしれません。(トリロスタンを製造しているメーカーに薬用量を訂正するように注文したのですが、まだ改善していないのが現状です。)
ACTH刺激試験で正常値にならない場合はやはり脾臓に転移している可能性がひとつあげられます。脾臓の大部分が副腎の腫瘍に置き換わっているのであれば、検査結果はうまくコントロールできないかもしれません。
やはり針生検やツルーカット生検などで脾臓の細胞の主体は何かはチェックするべきなのかもしれません。通常は主体はリンパ球ですが、何か全然違う細胞が主体になっている場合は、それは腫瘍であることがほとんどです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
なんとなくですが、イメージができました。
とりあえずクッシングと脾臓の2つの問題があるという考え方で大きな問題はなさそうです。
やはり悩むのは脾臓を摘出するかどうかになりそうです。
エコーの所見では脾臓に問題があるのは間違いなさそうですが、それが体調に影響を及ぼしているものなのかどうかは不透明です。2つの問題があって、どちらが本人をより苦しめているかどうかが判断が難しい点です。
ただ、一般的なことを申し上げるのであれば、クッシングではそこまで体重は落ちることはありません。確かに筋力は低下しますが、脂肪は増えるため体重は維持されることが多い気がします。クッシングの程度にもよりますが、クッシングを改善させようとすると、もしかしたらより体重が減ることは考えられそうです。
エコー写真では脾臓内に高エコーといって白っぽく見えているのが異常ではあります。こちらも一般的にではありますが、高エコーでは悪性であることは比較的少ないことが意識されます。なので、高エコーなので、手術には前向きにはなりにくいというのはありそうです。
なお、肝臓の数値が悪いからトリロスタンを飲ませてよいかということですが、それはとりあえず問題ありません。肝臓の数値が高いことと肝障害というのは意味がやや異なります。
また、トリロスタンを飲んでも腹部膨張は治らないのも確かに、おおよそ、その通りです。低下した筋力はそう簡単に復活はしません。(腹筋運動をすれば話は別ですが、犬は人とは違うので、そううまくはありません。)
そこで、個人的な感想ですが、私であれば脾臓がやはり気になります。脾臓が悪性腫瘍であれば、やはり早期の摘出を検討するべきです。悪性かそうでないかくらいであれば、開腹手術でなくても検査は可能です。針生検やツルーカット生検という手段が有効です。私であれば迷わずにそうした簡易的だけども、とても有効な検査を実施しますが、そういう話はなかったでしょうか?内臓に針を刺すことを戸惑う先生が非常に多くいらっしゃいますが、開腹するよりはずっと負担は少なくて済みます。
ぜひ、検討いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
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どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:老犬の歯槽膿漏と腎臓疾患について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 maruさん
はじめまして。
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
ミニチュアダックス17歳♀を飼っています。
歯は全てあり、グラつきなどありません。
歯槽膿漏でほっぺが腫れる事がありましたが、
その都度、抗生物質のお薬で何とかやり過ごしてきました。
今回は頬に穴があいてしまいました。
最近食欲もばらつきがあります。
全く食べていないという感じはしないのですが、
体重が4Kg⇒3.6kgまで減ってきてしまいました。
3年ほど前から、腎臓の数値が高いと指摘され腎臓サポートをメインで
食事療法をしてきました。
現在
BUN 62
Cre 2.3
頬の傷が治りにくくなっており、
カサブタになると蓋をした状態になるので又炎症してきます。
見ていて可哀想で。
高齢の為リスクはあると思いますが、
普段は走り回り、食欲旺盛です。
排尿や排便も問題なく、とっても元気な子です。
手術で抜歯することは厳しいでしょうか?
歯槽膿漏さえ無くなれば・・・と思ってしまいます。
どうかアドバイス宜しくお願いします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

頬部膿瘍で皮膚が自壊するほどのようですので全身麻酔での抜歯処置は不可欠と思われます。
ただ、やはり年齢と内臓疾患による全身麻酔での悪影響をご不安に思われることはもちろんのことと思われます。
全身麻酔というリスクを負うだけのメリットが治療に有るのかを考えた場合、医療者である僕ならばまず勧めると思います。
ただし今後再度の麻酔処置が必要にならないよう、ほぼ全抜歯を勧めると思います。
まずは動物病院でご相談されるのが最も近道かと思います。

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相談内容:小腸の厚さ3㎜

飼い主からの相談

相談者:千葉県 じるおさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
5歳6ヶ月のミニチュアダックスフンドです。
今年4月がら下痢が続き、この7ヶ月、普通の硬い便の後に水状の下痢を必ずします。
その時6.7キロもあった体重がいまでは5.4キロです。
ご飯はずっと、ドライフードしかあげていません。食欲は大せいです。
今まで行った検査は回虫駆除、血液検査でアルブミンの数値が低かったので(2.8でした)トリプシン様免疫活性を委託検査を行い調べてもらいました。結果は9.0で決定的な原因ではないとの事でした。
更に、11月3日にエコーの検査をして頂いた所、小腸の壁が3㎜と、小腸の運動がとても早く、見たことが無いと言われました。
その日から、ご飯はI/Dに変えたのですがやはり下痢は続いており、
原因は、炎症(何種類かあると聞きました)なのかリンパ腫(がん)か、という事でした。
かかり付けの病院で治療方法の選択は2つあり、開腹かプレドニゾロンというお薬で様子をみるかご家族で良く話しをして決めてください。との事でした。
開腹をし、原因を突き止め、それに対して治療をした方がいいとは思いますが、今一歩が踏み出せない状態です。
この7ヶ月、とても元気が良く走り回っているのに実は癌だったということがあるのでしょうか?
お腹を開けてみないとやはり分からないものなのでしょうか?





橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

ご心配の程、よく判ります。
色々な意見を聞きたいとお考えなのも、よく判ります。
ただ、これだけ長く治療をされており、
様々な検査もされた結果から、主治医の先生が出された結論ですから、
ここに書かれた文面だけから、何か別の意見というのは、
とても難しいですね。
開腹手術をするしないの以前に、別の先生にも診てもらい、
実際の診察の上でもセカンドオピニオンを得られると、
今後の参考になると思います。
現在までの経過をすべてお話になって、
診察してもらい、何か他の答えや選択肢が無いか、
聞いてみてください。

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相談内容:体重について

飼い主からの相談

相談者:東京都 よぅさん
はじめまして。
4/6で6ヶ月になるミニチュアダックスの男の子なんですが、現在体重が1.5キロしかありません。生まれた時からかなり小さく、2ヶ月半で我が家に来た時も600グラムに満たないくらいの仔でした。
現在ご飯はドクタープロのドッグフードを1日90グラムほどあげていて、朝のウンチも正常ですし、時に病気がちという事もなく、元気に育っています。散歩も大好きなやんちゃな仔です。
しかし同じ月齢の仔の体重を見ると、この仔の倍くらいが普通のようで、少し心配になります。
このくらいの体重でも、大丈夫なのでしょうか?それともやはりあまり丈夫ではないのでしょうか?もし体重を増やさなければならないとしたら、どのように健康的に増やしたらよいのでしょうか?

飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

体重だけで、健康か否かを決めることはできません。
 同じ体重でも、痩せているのか、太っているのかでも意味合いが異なります。
ミニチュアより小さいカニンヘンダックスとしても、2Kgより少ないのは小さいと思いますが、骨格の大きさはいかがなのでしょうか。遺伝的には、いかがなのでしょうか。
  発育にはさまざまな要因が関連し、食餌を多く食べたから、大きくなるとも限りません。
  食餌以外に発育を阻害していることがあるのか、確認されることも必要ではないでしょうか。
 

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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