相談内容:そけいヘルニア
飼い主からの相談
はじめまして、よろしくお願いします。
今まですごく元気だった11歳のミニチュアダックス(避妊手術なし・一度だけ出産経験あり・乳腺腫瘍を手術で2回切除した経験あり)のメスが元気がなくなって不安で仕方ないのでご相談します。
おなかの足に近いところに大きな膨らみができています。前々からあったのですが、最近急に大きくなったと思います。硬くなくて、ぽっこりはみ出ていて、優にニワトリの卵の大きさは超えています。ミニチュアダックスは以前から飼っていたのですが、この子は生まれたときから健康的なタイプで散歩も1時間ぐらい小走りを続けられるぐらいで、下痢なども記憶にないぐらいでした。
しかし、ここ一週間で元気がなくなり14日(水)にかかりつけ医に、おなかの膨らみのことも含め診察を受けました。はっきりとした診断はなかったのですが、ヘルニアかも・・・とのこと、かかりつけ医のところでは手術ができないので、年明けに大学病院で受けれるよう、紹介する、と聞いています。ところが、犬の食欲がなくなり(食欲がなくなるなど、この子は今までほとんど経験したことがないです)、ハウスから出てこなくなりましたので、16日(金)に再度かかりつけ医に連れて行き、注射を打ってもらい、一旦は回復しかけてきたように見えました。18日(日)に少し散歩に出したところ、全く今までと異なり力強さがなくなり、いつもの1/3ぐらいで帰宅しました。散歩中、いつもと異なり、何度も「小」をしようとしていた素振りが気になりました。
散歩から帰ったときには、食欲はあまりないものの、ジャーキーなど好んで食べる食べ物は自分から要求してましたが(ドライフードは食べない)、今日19日(月)はジャーキーさえ食べず、ハウスからも出てこないでぐったりしています。顔を少しあげるだけで体を起こさないのです。日中はおトイレのときだけ起きてきたとのことです。
何も食べないので、明日、再度かかりつけ医に連れて行って、注射を打ってもらうつもりですが、それだけでいいのか、このまま来月を待っていてよいのか、と非常に不安です。
危険な状態なら、かかりつけ医以外のクリニックに連れていって、見てもらい、必要ならすぐに手術をしてもらうべきじゃないかと思っています。
この子の母犬から飼っていて、この子は生まれたときから、かかりつけ医だけに見てもらってきましたので、かかりつけ医に任せるべきかと思うのですが、この子がこれほど元気がない状態は見たことがなく、命にかかわるのでは、と心配でなりません。
秋山 丈二先生(大磯どうぶつ病院)からの回答

ご心配ですね。ダッククスで鶏卵大のヘルニアであれば、物理的にも歩きにくいでしょう。ヘルニアに消化管(腸)や膀胱・雌の場合子宮が入り込むと、問題が起こることがあります。出っ張りが硬いと言うのも気になりますね。主治医で診断治療の目安がたたないのであれば、セカンドオピニオンが必要では?ヘルニア自体は、高齢のなると出てくることがある可能性の高い病気ですが、その他の疾患が隠れているかもしれません。年末ですので、遅くなれば、手術が出来なくなるかも知れません。他の獣医師の診断・意見を聞いてみる一つの手かもしれませんね。
相談内容:バクテリア感染症について
飼い主からの相談
5歳のミニチュアダックスの男の子のことについて質問です。
12月はじめに、突然右後ろ足の上の部分が腫れてしまいました。
原因がわからず、ひとまずかかりつけの先生から抗生剤をもらい、飲んでいましたが、しかし、その後腫れている部分に穴が開き、浸出液が出るようになりました。
抗生剤の服用(2、3回種類を変えました)と、イソジンによる消毒を続けてきましたが、良くならず4箇所ほどに穴が増えてしまい、一部皮膚が壊死してきたため、2月5日に皮膚の切除を行いました。
かかりつけの先生も初めてのことなのだそうですが、皮膚の症状からすると、おそらく「ミカゴバクテリア」の感染症ではないかということです。
一応、浸出液を培養検査にだしたのですが、現在のところ細菌等が検出されないとのことです。
土の中などにいる菌だということなのですが、「ミカゴバクテリア」とはどのような菌なのでしょうか?
また、手術後2日位は食欲もあり、歩いていたのですが、その後めっきり食欲がなくなり、ほとんど動こうとしません。
水分は一応取れるので、仔犬用のミルクを飲ませています。
食欲のない時の食事についてもアドバイスをいただけたらと思います。
よろしくお願いします。
村山 敦浩先生(エヴァ動物病院)からの回答

詳細についてはわかりませんが、かかりつけの先生とよく相談していただくことと、場合によってはセカンドオピニオンを求めるのも必要かもしれません。
記入されている細菌についてはよくわかりませんが、経過が長いみたいなのでクロストリジウムの感染かもしれません。
この細菌は場合によっては断脚も考えないといけないものですのでかかりつけの先生に聞いてみてください。
あと看護の面でダックスさんは細長い犬種で、足などは良くなめたりしますので、治りかけの傷口を広げたり、口にいる細菌をうつすことが多々あります。
また、お散歩や排便・排尿後のケアは十分でしょうか?
特異な細菌というよりは、日々の看護に問題があるかもしれませんので、もう日常の状態を確認してかかりつけの先生と相談してみてください。
相談内容:クッシング治療から食欲不振
飼い主からの相談
はじめまして。ミニチュアダックスの雄11歳のことで質問いたします。
昨年10月中旬に多飲多尿の症状で血液の検査を受け、クッシング症候群を診断を受けました。その後、トリロスタンを1/4錠を2週間、1/2錠を1ヶ月半投与しました。薬を与える前は1100ml水を飲んでいましたが、700ml程度に減量し、この状態が維持できればと考えていましたが、12月末より、500ml程度、さらに食欲不振にもなっています。薬も12月末より今日まで投与していませんが、400mlに減っています。
かかりつけの獣医へ行くのが最良ですが、まずこちらでご意見を伺ってからと思いまして、質問をさせていただきました。
どのようなことが起こっているのでしょうか?どんな検査をすることになるのかご教授お願いいたします。
橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

トリロスタンの効き過ぎている可能性が、
まず最初に考える事になると思います。
最初に行ったと思いますが、
ACTH刺激試験というホルモンの検査を行う必要があるでしょう。
腎不全などの併発も心配ですから、合わせて一般的な生化学検査も必要に成ります。
相談内容:軟便と食欲不振(ジアルジア駆虫中)
飼い主からの相談
はじめまして。
約3週間前にブリーダーよりミニチュアダックスの女の子(現在3ヶ月)を引き取り、その子についての相談をさせて頂きたく書き込みました。
我が家に来てから下痢気味の便や血便がでたり、食欲にムラがあることが多かったので、その度ブリーダーへ相談すると「環境変化によるものなので様子を見るべき」との返答が返ってきていました。
2週間経っても軟便や血便が完全に治らないため、動物病院へ行き便を調べてもらったところ、ジアルジアが見つかりました。薬(アスゾール)を1週間分処方して頂きました。
薬を飲み始めてすぐに便が健康的な硬さになり、血便もなく、ご飯もきちんと食べてくれるようになりました。
良い方向に向かっていると思っていた矢先、今朝(薬処方から5日目)からお腹がギュルギュルとなり始め、夕方に出した便は軟らかく血も混ざっていました。
ご飯も朝、昼と食べません。
薬飲んですぐに効果が出てきたと安心していたところだったので、また違う寄生虫もしくは回虫が発生してしまったのか、薬の副作用なのか、ただお腹を壊しているだけなのか、また心配になってしまいました。
こういった症状にはどんなことが考えられるでしょうか。
また、薬を飲み終わるまで様子を見たほうがよいでしょうか。
ご回答よろしくお願い致します。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。今回の場合には、薬の副作用というよりも別の事を考えた方が良さそうです。
まず考えられることは、
①まだ十分にジアルジアの駆除が出来ていない。
②ジアルジアによる腸の粘膜の炎症や障害が修復できていない。③二次的に腸内細菌のバランスが乱れているために、善玉菌の補充が必要
などです。
次に考えられることは全く別の病気が隠されていた可能性です。
①ジステンパー感染症によるカタル性腸炎。
②パルボウィルスによる出血性腸炎。
③他の原虫性疾患。
他には感染症とは全く別の話になりますが、
①何らかのストレス性の消化不良。
②食事が合わないあるいは今の食事に体が慣れていない。
③何らかの先天的な疾患を持っている場合。
上記のようにいろいろなことが考えられます。下痢は一つの症状であって、その症状を起こす病態は数限りなくございます。下痢を治療することは、飼い主の方が想像する以上に困難で時間を要することもございます。主治医の先生とよく相談してください。
お大事にしてください。
相談内容:家に来て一週間も経ってないのに・・・
飼い主からの相談
始めまして、質問がしたく登録しちゃいました。
6日前に家に来たチョコ(ミニチュアダックス)なんですが、5日目の朝はしっかりご飯を食べたのに夜になって与えてみたら、鼻は近づけたものの食べず、少し元気もない状態です。
しかも、下痢のような便をしていました。
いつも仕事で昼間居ないため朝と夜しか様子をみる事ができなかったので、原因もわかりません。
最近いきなり寒くなってきたので、寒さも関係あるのかどうかもわからないんです。
まだ小さいので凄く心配でしかたありません・・・
原因は何かわからないでしょうか?
水は飲みます!
お願いします。
是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、にゃあたさん。
仔犬にとって、環境が変わることによるストレスというのは、人間の想像以上に身体に負担となります。
伝染病による体調不良の可能性の他にも、そういった環境変化へのストレスに身体がついていけず、食欲不振、下痢などの症状が出ることが多くあります。
それらをあまり様子を見ていると、思わぬこじらせ方をしてしまい、下痢等が長引くことがあります。
出来るだけ、早めに獣医師の診察を受けて、必要な治療をしてもらってくださいね。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください。
ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?
ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。
ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。
実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。