相談内容:鼻血の出血とふらつき・泣き叫びの関連について
飼い主からの相談
初めてまして。推定18歳のオスの保護猫と暮らしています。
最近、鼻血を出血する事が増えてきましたので病院で検査して頂いたところ、肺と心臓の血管が健康な猫と比べて異常がある事、またおそらく腎性高血圧症の可能性が高い事を告げられました。しばらく通院(約二日ごとの点滴とアムロジピンの投薬など)する事になりますが、ひとつ不安なのは、鼻血を出血した後にすごくふらつき歩いて倒れ込み、数分泣き叫ぶ事なのです。
その時は私も気が動転しながらとにかく名前を呼びかけながら必死で体をさすり撫で続けるのですが、今のところはそれを数分続けると泣き止み落ち着いてきて症状は収まります。
しかし私がその時に在宅してればまだいいのですが、留守・不在時にそうなったら?という不安がありますし、いつも撫でさすって収まるのか?いずれはそれでも収まらなくなるのかな?という不安もあります。
もう推定約18歳の老猫ですし、万が一の事態への覚悟も生じてはきましたが、やはりまだまだ元気でいて欲しい事に変わりはありません。鼻血の出血で貧血状態のようにふらついたり泣き叫んだりするのは珍しい事ではないのでしょうか?あと、そうなった時にそのまま急死する事もあり得るのでしょうか?
ご見解やご回答をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
なかなか珍しく、かつ激しい症状でとても心配ですね。
まず、今回の「鼻出血」は「高血圧」から来ているという解釈で宜しかったでしょうか?
動物は人間と違い、やすやすと鼻血を出しません。
出すときは概ね、鼻腔内腫瘍、真菌感染、重度歯周病、血液凝固異常です。
心血管の異常での鼻出血も、あまり聞いたことがありません。
泣き叫ぶということから、恐らく激痛なのではないかと予想します。
万が一、高血圧での鼻出血であれば、そんなに痛みを伴う感じがしませんので、上記疾患が無いか、よくよく検査を行ったほうが良いように思いました。
そのまま亡くなるかどうかは、あまり聞き慣れない状態なのでなんとも言えません。申し訳ありません。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:起こしてくるので困ってます
飼い主からの相談
はじめまして。アドバイスをいただきたいと思いまして質問させていただきました。猫13歳です。少し前からなのですが、夜中に顔に爪を立てて起こしてくるようになりました。最初は仕方がないのかと思ってましたが、寝不足になりつつもあり。もう年寄りの猫なので夜に柵に入れとくのは可哀そうな気もするのですが、どうしたらいいですか?
よろしくお願いします
松葉 洋宗先生(アルフペットクリニック)からの回答

初めまして
質問は夜も起きていて、飼い主様を起こすようになったので
困っているということですね
考えられる病気としては甲状腺機能亢進症です。
中高齢の猫では多い病気です。
甲状腺ホルモンは簡単に言えば、代謝を調節するホルモンですが
猫では亢進症になると夜中も起きて徘徊する
よくご飯を食べるようになる
痩せてくる
吐くようになる
多臓器不全、高血圧症
など様々な症状を示します。
おそらく今回の症状も甲状腺機能亢進症が原因で起きている
ことが想像されます
一度病院で甲状腺機能亢進症かどうか甲状腺ホルモンを
測定してもらいましょう。
治療は内服薬や外科治療があります。
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