ビーグルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ビーグルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:失明でしょうか?

飼い主からの相談

相談者:香川県 こにしみさとさん
今年で10歳になるビーグルです。1ヶ月くらい前から、おやつを与えても直ぐ目の前にあるのに捜したりしていたので、目が薄くなっているのかなとは思っていたのですが、3日前の夜、これは全然見えていないのでは!と思う出来事がありました。翌日、医者に見せたところ、「瞳孔が開いてしまっている」「眼圧がとても高い」「緑内症では」と診断され、「トルソプト点眼薬0.5%を4~5日使用して様子を見よう。それで好転しないなら内服薬も与えましょう」ということでした。子犬時代から眼ヤニなどはよく出ていました。
失明してしまったのでしょうか?まったく見えていないようでもあり、少しは見えているのではとないか思うときもあります。哀れでなりません。ビーグルは目の病気にかかりやすいと聞きましたが、犬を飼っていながら失明するまで気付かなかった私自身を責めています。もう好転しないのでしょうか?今後、どのような手当てをしたらいいのでしょうか?どうぞ、ご指示よろしく@お願いいたします。

蓮井 良太先生(はすい動物病院)からの回答

こにしみさとさん
ピーターちゃんの目についてですが、眼内圧測定によって高い結果が出ているのであれば、緑内障の可能性が高いと思います。
また症状によっては目の奥に出来る腫瘍の可能性もあるので精度の高い超音波の検査が受けれるとより良いと思います。
もし眼内圧を測定をしていないのであれば、眼内圧を測定する機械をお持ちの動物病院で測ってもらうと良いと思います。
恥ずかしながら当院にはまだありません。
視力については症状からすでに消失しているかもしれません。
もし緑内障であれば数日で視力を失ってしまう場合もありますので、飼主さんが気付いてあげられなくても仕方ないと思います。
症状は両目でしょうか?
もし片方の目だけであれば、緑内障であればもう片方の目も悪くなる可能性が高いので、目薬や内服薬で予防してみるのも良いかもしれません。
両方の目の視力がないようであれば、溝にはまったり、物にぶつかったりしないよう生活環境を整えてあげたり、声を良くかけてあげてから触ってあげるようにしたりしてあげると良いと思います。

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相談内容:目の手術後のアレルギーについて

飼い主からの相談

相談者:東京都 tantan630さん
はじめまして。お世話になります。ビーグル3歳です。1月4日にチェリーアイの縫込み手術をしました。その後、瞬膜がずっと腫れているままです。抗生物質と目薬を毎日してても収まらなかった。3週間後、先生からチェリーアイ自体はもう治ったし、手術の糸も溶けたので、手術に対するアレルギーだと説明されました。それから抗生物質と炎症をおさめる目薬とアレルギーの飲み薬と目薬を頂きましたが、全く改善されず腫れているままです。
どうすればよろしいでしょうか。大丈夫でしょうか。ご教授のほど、よろしくお願いいたします。

石本 浩 先生(中央動物綜合病院)からの回答

通常ステロイドと抗生剤点眼療法で早期に瞬膜腺の腫脹は取れますが治療上困難であれば腺摘出手術を行います(腺の摘出で生活に支障は出ません)
瞬膜の腫れを殆ど残さず完治すると思いますが。

杉浦 広先生(三和動物病院)からの回答

とりあえず掻いているのでしたら、エリザベスカラーをして様子を見ることをおすすめします。

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相談内容:左目の端にイボと目から血が・・・

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 まさきさん
はじめまして。アドバイスを頂きたく質問させていただきました。ビーグル5歳メスです。
はっきりした時期は忘れてしまったのですが確か秋口頃、左目の端にイボの様なものができていてたまに血の涙が出ていたので、フェラリア予防のお薬を頂きに動物病院に行った時に相談したところ「これは大丈夫。イボは気になるようなら手術で取れるけど見た目が悪くなっちゃうよ。」と言われ、特に処方薬もなかったので様子をみていました。
本人(犬)も痛い様子もなく目も見えているのですが、徐々にイボが大きくなっているようですし(直径5㎜は超えていそうです)、血の涙も相変わらず出ています。いつも出ているわけではなくたまに気づくと出ている感じですが、大きくなるイボや目からの出血にこのまま放っておいていいのか疑問を感じています。
この症状の原因とこれからどうしたら良いのかアドバイスしていただけないでしょうか。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 眼瞼には色々な種類の腫瘍が出来ます。良性の物もあれば悪性の物もございます。一番多いタイプはマイボーム腺種で、これはほとんどの場合良性ですが腺癌という悪性度の高い場合もございます。悪性黒色腫という危険性の高い腫瘍が出来ることもございます。
 徐々に大きくなってくる場合には、悪性良性にかかわらず、角膜を傷つけたり目の機能を低下させたり、気になってしょっちゅう引っかいて出血を繰り返しますので、手術により摘出した方が良いと思います。摘出した組織は病理検査を行い今後の治療計画を考えて行きます。
 しかし、画像を見ているわけではございませんので、今回の状態が安全に取りきれる病態かどうかはここでは判断できません。

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相談内容:ホーナー症候群について

飼い主からの相談

相談者:千葉県 クマガイさん
こんにちは。
前回、ホーナー症候群について質問させていただいた
ところ、もっと詳しく書かないとアドバイスできない
とのことだったので、詳しく書かせて頂きます。
愛犬は9歳のビーグルミックスです。
体重は18キロくらいです。
先週の金曜の夜ぐらいから、突然左目が開きずらそう
になり、元気がなくなりました。
日曜の朝には右の目の眼球が上にあがってしまうよう
になり、病院に行ったところ、ホーナー症候群と
言われました。
そのとき、病院では血液検査をしました。
血液には異常はないと言われました。
ただ、ALPが297で少し数値が高いといわれました。
でも、これは以前から肝臓があんまりよくないので、
そのせいかもしれないと言うことでした。
念のため、そのときの検査結果です。
BUN-PS=11.0mg/dl
CRE-PS=0.7mg/dl
GOT-PS=17U/l
GPT-PS=37U/l
ALP-PS=297U/l
GLU-PS=105mg/dl
LDH-PS=L21U/l
CPK-PS=43U/l
TBIL-PS-=L0.1mg/dl
喉の神経を確かめるために、病院でご飯を食べさせてみました。
そしたら、特に痛がる様子もなく食べたので、
喉の神経は大丈夫だろうと言っていました。
そして、病院では神経の炎症を抑える薬など5種類もらいました。
(すいません、その他の作用を忘れてしまいました)
病院では、口が閉じなくなったらすぐに来て下さいといわれました。
(現在はこの症状はありません)
それから2~3日は、本当に元気がなくてご飯もあまり食べず、
散歩も行かないので、おしっこもうんちもしてなくて、
心配だったので、3日目に無理やり散歩に連れて行ったら、
元気よく歩いて、いつも通りの散歩ができました。
そして、ご飯も食べるようになりました。
でも、家にいるときは、いつものような元気はなく
ずっと寝てばかりでした。左目も閉じたままです。
そして、4日目に左の鼻が詰まってるのに気がつきました。
鼻の穴が鼻水(?)が固まったみたいなものでふさがっていました。
5日目、とにかく散歩は行かなきゃと思い、昼間に散歩に連れて
行ったら、元気よく散歩に行き、ふさがってるのも
気がついたらとれてました。(左目は閉じたままです)
しかし、左の鼻はちょっとおかしい気がします。
というのも、右の鼻はぬれているのに、
左は乾いてて、奥を覗くとまだ固まってる感じです。
鼻の件はまだ、病院に相談していません。
あと、左の目が気になるのか手で掻こうとします。
現在は、左目がほとんど閉じていて、右目は夜になると
眼球が上にあがってしまいます。
そして元気はないのですが、ご飯も少し食べ、無理やりですが
散歩に行って、おしっことウンチはしています。
でも、そのほかはずっと寝ています。
あと、左の鼻が乾いています。
突然、このようなことになり、すごく心配です。
今年の冬になってから、体調を崩すことが多くなり
寒さが原因なのでしょうか?
家で何かできることはあるのでしょうか?
だらだらと、まとまらず書いてしまってすいません。
説明が足りているのか心配ですが、
よろしくお願いいたします。

伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

病変部が、抹消にあるか中枢にあるかで予後は変わってきます。
おそらく病院で検査をしていると思いますので、そこのところが知りたいのですが。これは瞳孔の反射と、散瞳剤の点眼で調べることが出来るはずです。
末梢性のものですと、交感神経の損傷から来るものです。原因にもよりますが、現象の対症療法により4~5週で回復がみられると思います。しかし中枢性のものや抹消でも腫瘍などの進行性原因によるものは、治療効果はあまり期待できないと思います。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 前回申し上げましたように、ホルネル症候群の中には多種多様な病態が含まれております。
 あまりくよくよ悪い方ばかり考えずに治療を続けましょう。検査によって原因となる病名がはっきり診断される事もありますが、はっきりせずに治療が先行することも間々あります。
 主治医の先生とともにがんばって一つ一つ疑えるものを打ち消して行き、治療を続けてゆきましょう。他の病気と違い、きりの中を手探りで行くような方法になりますが、あなたが強くなって、ミックちゃんの力を信じてあげてください。
 主治医がパートナーとして信頼できなければ転院すべきですが、むやみな転院は治療や検査を振り出しに戻してしまう事もあります。一度専門医を紹介していただくのも一つの方法でしょう。中枢神経の問題をクリアーにするには画像診断も不可欠な場合があります。
 完治する事をお祈り申し上げます。

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相談内容:ホーナー症候群について

飼い主からの相談

相談者:千葉県 クマガイさん
前回質問させて頂いたものです。
愛犬は9歳、ビーグルミックスです。
目の異常があったので病院に行ったら、ホーナー症候群と診断されて
薬を10日分もらいました。
ネットでホーナー症候群について調べてみたんですけど、
詳しく載ってるところがみつからず、よくわからないので
教えて下さい。
ちょっと調べたところ、首から目にかけての神経を1日数回軽くマッサージ
してあげて下さいと書いてあったのですが、特に病院からは言われてないのですが
マッサージして大丈夫ですか?
あと、すっごく元気がなくて、散歩もいかず、おしっこもうんちも2日してません。
ご飯もあんまり食べないし。。。
で、今朝見たら、左の鼻の穴がつまっちゃってたのですが、どうしたらいいですか?
触ろうとすると嫌がるし。。。
病院で薬をもらったものの、どんどん悪化してる気がして心配です。。
よろしくお願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 ホルネル症候群と言われたのですね。ただしこれは病名でも診断名でもありません。
 ホルネル症候群とは中枢神経~交感神経~目の間のどこかに損傷が起きて、それによって眼瞼下垂や瞳孔の左右差等がある状態の事です。
 原因としては、特発性(原因不明に対する格好を付けた言い方)・外傷・腫瘍・脳梗塞・神経の炎症などが考えられます。交感神経が中耳のすぐそばを通るので、中耳炎や副鼻腔炎から起こる事もあります。
 治療法はホルネル症候群を起こした病気により異なります。しかし、この症候群の半数以上は原因が特定できず、交感神経作動薬の点眼で、数週間で改善していきます。
 目以外の症状も訴えておられる様子ですので、もう一度よく見てもらうと良いでしょう。

伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

ここに書いてあることでは、ホーナー症候群のアドバイスは出来ません。病院で言われたこと、診察結果の説明を、すべて記載してください。この疾病の場合治療できるケースが限られています。まず病変がどこにあり、現在どういう段階にあるのかが知りたいのです。再度質問し直してください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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