パピヨンの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

パピヨンの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:子犬 アレルギーの可能性

飼い主からの相談

相談者:愛知県 あちゃちゃさん
はじめまして。パピヨン五ヶ月です。来たときから涙が多い子で二週間ほど前から痒がるようになり目の周りが赤くただれて脱毛してしまいました。初めは目薬を処方してもらいましたがよくならず、次に処方された抗生物質とサプリメントを飲ませエンシェントクリームを塗るようになり、涙が減り、赤みがとれました。抗生物質がなくなったのでやめてみたら、また戻ってしまいました。先生によれば皮膚に検査ではわからない虫がいるかもしれないので、駆虫薬を注射してみようとのことです。質問はつぎのとおりです。
1.子犬で食物アレルギーの可能性は少ないと言われたのですが、私は身体はきれいで目だけなので食物アレルギーを疑っています。いままでのフードから低アレルギーのフードに変えたほうが良いでしょうか?
2.抗生物質をやめたらぶり返したので飲ませ続ける、または副作用が怖いのでネットで見つけた天然成分の抗生物質をあたえてみる
3.先生の言うとおり注射を打つ。その場合には副作用はどうでしょうか?
どの方法がいいのかアドバイスお願いいたします。痒がってかわいそうで
なんとかしてあげたいのです。この子に負担のかからない方法で、、、
どうか宜しくお願いいたします。

今道 昭一先生(きたのさと動物病院)からの回答

 眼の症状は眼瞼炎のように思えるので、この病気について考えてみましょう。
 サプリメントが急に効果を出すとは思えませんので、効果のあったお薬は抗生物質かエンシェントクリームでしょう。
ということは細菌感染または真菌とくにマラセチア感染を疑う必要がありそうですよ。
まずはこの点について鑑別しておきましょう。
 眼瞼炎の主な原因はアレルギー性皮膚炎、細菌感染、マラセチア感染、多少少なくなりますが、アカラスなども時折見かけます。
その点を考えてみると、
1.食物が原因のかゆみは食物アレルギーと食物不耐性という両側面があります。これらはご飯を変えるだけで症状がなくなる可能性があるのであちゃちゃちゃんが問題なく食べてくれるなら試すことをお勧めします。先にお話しましたが、眼瞼炎の原因でアレルギーは多いと思います。
2.抗生物質を使った治療で重要なポイントは治るまで続けることです。病気が治りきらないうちに抗生物質を辞めることが実は危険なことで、副作用というより耐性菌を作ってしまう大きな要因になります。
3.ダニとして疥癬を疑っているときは、診断的治療といって診断と治療をかねて注射をうつことがあります。そのようなケースであれば実施するべきでしょう。
 しかし、アカラスを疑っているのであればあまりお勧めできません。アカラスの治療は数ヶ月かかるような治療で、しかも、ゆっくりと改善するという特徴があるので、注射が効いたのか、それともその他に使ったお薬が効いたのかよくわからないという結果になりがちです。
 私なら、細菌感染やマラセチア感染がないかを確認します。
見つかればこれらを確実に治療します。
これらの感染がないときは、アカラスや疥癬を確認します。
これらは先にお話したとおりです。
これでも何も原因がわからないとき、あるいはお薬をやめると眼瞼炎が再発するというときは、食物アレルギー/食物不耐性、アトピー性皮膚炎を念頭において診断や治療を進めていくでしょう。

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相談内容:眼の手術

飼い主からの相談

相談者:愛知県 erikamojaさん
はじめて投稿させていただきます。
今日、うちの犬のパピヨン/2歳/オスのチョン助が
猫に目をひっかかれ、近くの動物病院に連れて行ったところ、
角膜、中の眼球まで傷ついており、
「角膜を縫う手術をしないとおそらく失明するが、
 うちの病院では手術はできない」
といわれました。
紹介していただいた病院に明日の朝早くに行くしかないのですが、
「手遅れになったらどうしよう、手術にはいくらかかるのだろう」
と、とても心配です。
同じような体験をされたかたはいらっしゃいますでしょうか。
アドバイスいただけないでしょうか。
お願い致します。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

料金はその病院ごとに違います。
同じ内容でも違います。
地域ごとに似通った料金になるとは思いますが、
全国の獣医師や飼い主にこの事を聞いても、
おそらく、参考になりません。
直接、病院で聞いてください。
ご自身で通院可能な病院に問い合わせてみて、
比較される方が賢明です。
傷の大きさや深さによっても、
失明の危険性は違ってきますから、
可能な限り早く治療を開始したほうが良いでしょうが、
ベストを尽くされているのでしたら、
今はそれ以上の心配をしても、
仕方の無い事ですから、
主治医の先生の指示に従い、
適切な治療をしてもらって下さい。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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