相談内容：病気
飼い主からの相談
保護猫カフェで働きたいとおもいますが、職場のカフェでから菌や病気を持って帰ってきてしまい、
飼い猫にうつるか心配です。
3種のワクチンだけでぜったいにどんな病気もふせげますか？
小野寺史也先生（小野寺動物病院）からの回答
ワクチンはウイルス感染の確率を減らすための生物学的薬剤ですので、防御率は100％になりえません。
また、3種ワクチンを接種している場合には 猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症は防げてもその他の感染症に対しては未接種なわけですから飼い主様の手を媒介として感染する可能性は否定できません。
相談内容：風邪の感染について
飼い主からの相談
こんにちは、動物同士の風邪の感染について教えて下さい。
猫の風邪はフェレットにも感染するのでしょうか？
ご回答宜しくお願い致します
是松 壮一郎先生（アイ動物病院）からの回答
こんにちは、江戸川桃子さん。
早速ですが、猫の風邪といわれている猫の伝染性鼻気管炎や、猫カリシウイルス感染症は、フェレットに感染することはありません。ただし、猫のひどい風邪の状態ではウイルスだけでなく、マイコプラズマや、各種細菌の感染もある場合があり、その場合には、可能性としてマイコプラズマなどによる上部気道炎が起きる可能性があります。
ですので、フェレットのほうがあまり高齢だったりして免疫力が低下している際には接触は避けた方が無難でしょう。
また、フェレットと人間の間では、インフルエンザの相互感染がありますので、これからの季節は特に気をつけるようにしてあげてください。ただし症状はさほどひどいものではなく、抗生剤や抗ヒスタミン剤などを用いた対症療法で良くなることが多いので、家族にインフルエンザにかかった方がいて、もんもんちゃんにくしゃみや、目やに、下痢などが起きたようであれば診察を受けて薬を処方してもらうようにしてくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
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