【猫の病気】猫伝染性腹膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

猫伝染性腹膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:肺がんの猫を眠らせてあげたい

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 まろんさん
はじめまして、もうすぐで生後9か月のオス猫について相談です。
生後2ヶ月ぐらいに我が家の庭で保護しましたが、その時に既に白血病のキャリアでした。
去年の12月末に去勢手術をしましたが、その時には異常なし。
白血病もまだ発症してなさそうだと言われました。
1月20日頃から離れたところでお座りをしてじっとしていることが多くなり、食欲や元気がなかったので気になっていましたが、お座りは呼吸をしやすくする為ということを知らず様子を見ていました。
1月30日、お腹で呼吸しだしたのでいつもの病院へ連れて行き、レントゲンを撮ると肺が真っ白になっていました。
元々かなり臆病な子なので、レントゲンでパニックになりチアノーゼになりましたが、酸素室へ入れ事なきを得ました。
暴れたので横から肺の半分ぐらいを1枚しか撮れなかったのですが、これ以上のレントゲンや血液検査は命が危ない可能性があるとのことでしませんでした。
水か腫瘍かはハッキリしないけど、状況から判断すると腫瘍の可能性が高いとの診察でした。
抗生物質とステロイドを処方されました。
2月3日から酸素濃縮器とケージとビニールシートで自作した酸素室を用意しています。
酸素のお陰でたまに伏せることはできるものの、顔を下に付けるとすぐに口を大きく開けて苦しそうに立ち上がります。
座ったり伏せている時に眠気でカクンとなって少しずつ顔が下がっていき、下に付くと数秒で立ち上がりしばらく苦しんでいます。
他にも猫がいるため白血病がうつらないよう二階に隔離しており、部屋に誰もいない時や夜中など観察できるようカメラを設置しているのですが、確認するとずっと眠れていないようです。
何とか頭を上げたまま体重を預けて寝られる方法はないかとクッションや布団などで段差を作っても嫌がり、手で支えても1分もせず起き上がってしまいます。
口元に酸素チューブを当てていても、やはり顔が下につくと苦しそうに起き上がってしまいます。
何とか少しでも長い時間眠らせてあげることはできないでしょうか。
2月19日から特に調子が悪くなり、今では酸素室から出ると高頻度で口呼吸になり、トイレなど少し移動すると上を向いて口をパクパクしています。
(現状、酸素室の中では口を閉じて呼吸ができる状態です)
ご飯も自分からはほぼ食べなくなり、かすかに触れて撫でるだけでもその方向に体が持っていかれるぐらい弱ってきています。
このまま弱ってお座りもできなくなると横たわるしかないので、その時の呼吸も心配です。
どんな些細な事でもアドバイス頂ければ有難いです。
それとお願いなのですが、どうしようもないとご判断される場合、どうしようもないという回答を頂きたいです。
もし未回答となると、どなたからも回答がないだけなのかアドバイスしようがないからなのか判断ができないためです。
我儘を言って恐縮ですが、どうかお知恵をお貸しください。
宜しくお願い致します。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
私は動物を診察したわけではありませんので見当違いな回答をしてしまう場合もあります。ご了承ください。
全文をコピー・アンド・ペーストして返答することにしています。
読みづらいかもしれませんが内容の齟齬を減らすための工夫のつもりですのでご容赦ください。
はじめまして、もうすぐで生後9か月のオス猫について相談です。生後2ヶ月ぐらいに我が家の庭で保護しましたが、その時に既に白血病のキャリアでした。去年の12月末に去勢手術をしましたが、その時には異常なし。白血病もまだ発症してなさそうだと言われました。
1月20日頃から離れたところでお座りをしてじっとしていることが多くなり、食欲や元気がなかったので気になっていましたが、お座りは呼吸をしやすくする為ということを知らず様子を見ていました。
1月30日、お腹で呼吸しだしたのでいつもの病院へ連れて行き、レントゲンを撮ると肺が真っ白になっていました。
元々かなり臆病な子なので、レントゲンでパニックになりチアノーゼになりましたが、酸素室へ入れ事なきを得ました。
暴れたので横から肺の半分ぐらいを1枚しか撮れなかったのですが、これ以上のレントゲンや血液検査は命が危ない可能性があるとのことでしませんでした。水か腫瘍かはハッキリしないけど、状況から判断すると腫瘍の可能性が高いとの診察でした。抗生物質とステロイドを処方されました。
→肺の病変があるのか、胸水の貯留があるのかで治療方法が大きく変わります。
 診断が曖昧だと何も出来ませんので動物病院を受診すべきかと思います。
 (肺に病変→肺炎対策として抗生物質・ウイルス性病変に対して内服薬・症状緩和のためにステロイド。胸水貯留→肺の拡張容積確保のために胸水抜去)
2月3日から酸素濃縮器とケージとビニールシートで自作した酸素室を用意しています。
酸素のお陰でたまに伏せることはできるものの、顔を下に付けるとすぐに口を大きく開けて苦しそうに立ち上がります。
座ったり伏せている時に眠気でカクンとなって少しずつ顔が下がっていき、下に付くと数秒で立ち上がりしばらく苦しんでいます。
他にも猫がいるため白血病がうつらないよう二階に隔離しており、部屋に誰もいない時や夜中など観察できるようカメラを設置しているのですが、確認するとずっと眠れていないようです。何とか頭を上げたまま体重を預けて寝られる方法はないかとクッションや布団などで段差を作っても嫌がり、手で支えても1分もせず起き上がってしまいます。
口元に酸素チューブを当てていても、やはり顔が下につくと苦しそうに起き上がってしまいます。
何とか少しでも長い時間眠らせてあげることはできないでしょうか。
→呼吸状態を改善するための治療をする他ありません。息苦しいから眠れない状態ですので。
2月19日から特に調子が悪くなり、今では酸素室から出ると高頻度で口呼吸になり、トイレなど少し移動すると上を向いて口をパクパクしています。
(現状、酸素室の中では口を閉じて呼吸ができる状態です)ご飯も自分からはほぼ食べなくなり、かすかに触れて撫でるだけでもその方向に体が持っていかれるぐらい弱ってきています。このまま弱ってお座りもできなくなると横たわるしかないので、その時の呼吸も心配です。どんな些細な事でもアドバイス頂ければ有難いです。それとお願いなのですが、どうしようもないとご判断される場合、どうしようもないという回答を頂きたいです。もし未回答となると、どなたからも回答がないだけなのかアドバイスしようがないからなのか判断ができないためです。我儘を言って恐縮ですが、どうかお知恵をお貸しください。宜しくお願い致します。
→猫が開口呼吸をするときは本当に危機的状態のときだけです。なるべく早く信頼できる動物病院を受診し、そう遠くないであろう最後の時を迎えるまでに、感じなければいけない苦痛を極力軽減する方法を選択してあげてください。よろしくお願いいたします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

小野寺先生、ご回答頂き有難うございます。
レントゲンや薬の処方は保護して以来連れて行っている動物病院でして貰いました。
レントゲン後の状態を見て、これ以上の検査は命をかけることになるかもしれないからしないでおくと言われました。
水を抜くのも麻酔をしないといけないので危険だと言われました。
感じなければいけない苦痛を極力軽減する方法というのは、具体的にどのようなものがありますでしょうか。
安楽死ということでしょうか。
→パニックになる子でしたら胸水の抜去に鎮静が必要な場合もありますが、そうでないなら胸水抜去は無麻酔でも可能かと思います。
 ただ、パニックになりやすい子のようですので呼吸が止まった場合の準備もした上での鎮静になるかと思います。
1週間前に受診し、薬の効果か状態が良くなっていた時だったのもあり2週間分の薬が処方されました。
次の予約は来週の水曜なのですが、それを待たず連れて行った方が良いということでしょうか。
腫瘍ではない可能性、パニックにさせずレントゲンをとってくれる可能性を信じて、他の病院で診て貰った方が良いのでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。
→若齢でありながら胸水が溜まってしまう場合、猫白血病や猫伝染性腹膜炎の発症の可能性が高いと言わざるを得ません。
 ただ、肺実質の病変ではなく胸水ならば抜去すれば少しの時間ですが呼吸が楽になり、眠ることができるようになる可能性があります。

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相談内容:腹水溜まった猫

飼い主からの相談

相談者:東京都 まみさん
【現在の症状及び状況】
 先週月曜日辺りから食欲がなく、そのうち水も飲まなくなり近所の病院に連れて行きました。最近なんかお腹がぷっくりしてるのも気になり伝えて血液検査とエコーレントゲンなどしてもらいました。血液検査では白血球が高く2万を超えてました。腹水も溜まっていてほかの臓器が見えないと言われて食欲出るまで入院になりました。腹水を病理検査に出すと言われました。
入院中は抗生剤と利尿剤を使ってたみたいです。3日後に退院になり、帰ってきた時にはもっとお腹もパンパンになってました。
でかい病院を紹介するからCTをとったほうがいいと言われて行きました。
そこでも血液検査とか一通りやりました。
心臓とか検査したが特に異常がなく考えられるのが、中皮腫と言われました。
お腹に複数のできものがあると言われました。
病理検査で結果が戻って来ても曖昧だから結局は手術してとって病理検査に出さないと分からなく、もし癌となったら抗がん剤とかやる気がないならこのままのほうがと言われました。
今はご飯も食べれないので鼻からカテーテルを入れていて流動食を与えてます。
薬は血液検査でCPKとAPTTが異常に高かったのとTATが高く、抗血栓薬と食欲増進剤の
薬が出ました。
検査結果は血栓ができやすい状況、腹膜に小さいできものが多数と言われました。
そして数日後電話があり細胞診の量が足りなくこのまま出しても結果が出ないと思うと言われました。
今後どうするか決めたいんですがこのままの状態かお腹を開けるかしかないと言われまして。
原因がよく分からずだし、腹水は溜まったままで元気も全くないですし、そこの病院で言われた通りこのまましか方法はないんでしょうか?
後腹水は抜かないほうがよくもっと太鼓みたいにな感じになったら抜くどう言われました。
どのくらいかよくわからず私からしたらもうかなりパンパンに見えます。
寝るにも寝れないのか体勢も辛そうで。
後パンパンなのに流動食を与えてもっとパンパンになってしまってるのかも不安です。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

>サプリの後
 鼻からのカテーテルであればちょっと細いので塊にならずスムーズに通るのであれば大丈夫かと思います。
 カテーテルの閉塞確認の少量のお湯 → 薬とサプリをお湯で溶いたモノ → 流動食 → お湯 
というのでも良いかもしれません。
流動食をあげてすぐに吐いてしまうのであれば、量を調節するか? 制吐剤を処方してもらう方が良いかもしれません。
*カテーテルの先端が胃内に入っていなかったり、ズレてしまう(抜けてしまう)事もあります。
 鼻先から見えるカテーテルの長さも注意してあげてください。
食欲増進剤については
 数種あるのでどれかはわかりませんが、効果は個体差が激しいです。
 ただ、食欲増進と伝えつつ 腹部の炎症を抑えるためにステロイドを処方されている可能性もあるので、突然投薬を中止する事は避けたほうが良いかと思います。
実際の症例をみていないので、モヤモヤが取れるようなコメントができず申し訳ありません。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

まみさん
はじめまして、平片と申します。
二次?1.5次診療施設まで行かれてのお話ですから、わたしのような立場から言える事はすくないのですが…
腹水は血管を流れている血液と液体成分の一部という認識で、大量に一気に抜くと血液のタンパクも減少してしまう事があります。
これが腹水を抜かない方がよいとお話した獣医師の論拠となる所です。
しかしながら、横隔膜を圧迫し呼吸が苦しいような状態であれば抜くことのベネフィットの方が上回るので抜去します。
ただし、繰り返し穿刺することで感染症を引き起こしてしまう可能性もあります。
お腹の張りの推移を確認する方法には 腹囲 を測るという方法もあります。
洋服等用のメジャーで一番張っている様にみえる部位を一周何センチか数値にして経緯をみれば推移を数値として見ることができます。
治療については…
中皮腫そのものの確定診断には、やはり腹腔内の腫瘤そのものの病理検査が必要になってくると思います。
腹腔鏡を扱っている施設では大きく開腹せずに検査用の組織を採取することも可能かもしれません。
ただし、腹腔鏡操作中にトラブルが発生した場合には通常通りの開腹となります。
流動食について
猫は48時間以上完全絶食すると肝臓に脂肪が一気に集められてしまい、急性の肝障害を起こしてしまうことがあります。
点滴では充分な栄養素を入れることもできません。
その為、現状を維持するため 今後を考える時間を得る為にも必要かと思います。
かかりつけ もしくは 二次診療施設の先生と話あって、再度腹水を採取してみるのも一つの手段ではあります。
また、他に可能性のある疾病としては猫伝染性腹膜炎(FIP)ですが…
この歳の腹水にも中皮細胞が出てきます。
こちらの除外としてはウィルス抗体検査+血液タンパク電気泳動and/orウィルスの遺伝子検査が必要になってきます。
生前に確定診断がなかなかつけられない疾病も数多く有ります。
決断するためにはその子の現状を把握することが一番の近道だとおもいますので、実際に診察された先生方と今一度お話してみてください。

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相談内容:猫伝染性腹膜炎

飼い主からの相談

相談者:東京都 あーちゃんさん
3年前に猫伝染性腹膜炎で亡くなった子が居るんですがその時にもう猫なんて飼わないと思ってたのでその子が使ってたオモチャとかもタンスの中に入れといてたんですがなかなか悲しくて3年間開けてなくてでも子猫を保護したので家の中にまだコロナウィルがいるんじゃ無いかとタンスの中にまだ菌がいるのでは無いかとか心配でそのタンスとかも開けられなくて。それで今日大きいダンボールを整理してたら亡くなった子が飲んでた薬とか色々出てきて今物凄く不安です。まだ猫伝染性腹膜炎になったりしないかとか心配で胸が張り裂けそうな。どうしたら良いでしょうか?子猫が寝てるだけでも心配でまた同じ目に合わせたらどうしようとかで頭がいっぱいです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 今飼っておられる子猫がコロナウィルスを持っているかどうかは、抗体価の測定で予想するか、少々値段がかかりますが猫コロナウィルスの定性試験を行えばはっきり致します。
 以前に亡くなられた猫のコロナウィルスが今の猫に感染する事は絶対にありません。コロナウィルスの寿命は猫の対外では非常に短いです。
以下はWHOの発表の抜粋です。 
 ガラスやプラスチックのプレパラート上に載せると3日以内に不活化(ウィルスの死・感染能力の消失)します。尿中では1週間くらい生き延び、血液中では15日くらい生き延びるとされております。直射日光に当たると数時間で不活化します。なお、冷蔵や冷凍では長期に生存いたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

上記で申し上げたようにコロナウィルスの寿命は体外では非常に短いのです。
血液や尿中など限られた環境では1週間以上感染能力を保った例もございますが、通常3日以上持ちません。
実際の環境では数時間で不活化します。
亡くなった子が使っていたのは3年前との事ですから、それが感染源になる事は考えられません。
なお、非常に判り難いかも知れませんんが、ウィルスは物質ですので不活化と言って感染や増殖が出来なくなっても消滅はしません。
不活化は生物に例えれば死であって、不可逆的な反応です。
繰り返しになりますが、今飼っている猫にはうつりませんのでは丈夫です。

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相談内容:肝臓が悪い猫にしてあげられること

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 はるみさん
愛猫(12歳くらいのメス)を飼っています。
去年の12月20日頃から頻繁に吐くようになりました。
2日続けて吐いたり、1日おきに吐いたりし、3日以上吐かないことはありませんでした。
元々たまに吐く子ではあったのですがさすがに心配になり、1月4日に病院へ行き、吐き気止めを貰い3日間飲ませました。
それから暫く吐かなかったのですが、1月19日に吐いてしまいました。
もしかしたら早食いや一度に食べる量が多くて吐いてしまうのかもしれないと思い、食事量や食事と食事の時間間隔をあけたりと調節しました。
1日少量の食事を7~8回取らせていました。
ですが、1月30日から食事量が減り(1日3~4回の食事のみ)、吐いたりするようにもなりました。
もともと好き嫌いというか、同じものを続けて食べるのが嫌いな子なので、また一段と偏食になったなと思っていたのですが、抱き上げた時に分かるくらい軽くなり、背骨もゴリゴリと浮き出てきてしまうほど痩せてしまいました。
そこで2月13日に病院へ連れて行き血液検査をしてもらうと、
AST 200
ALT 646
LIP 28
ALP 572
TBIL 2.3
TCHO 211
TG 47
BUN 17.4
TP 8.8
ALB 3.9
WBC 6700
RBC 838万
Hgb 13.4
Ht 39.0
PLT 29.8万
という結果でした。
お医者様から、「黄疸が出ているし肝臓が結構悪くなっているから放っておいたら死んでしまう、入院したほうが良い」と言われ、そのまま入院させました。
とりあえず3日間は入院させ、その後血液検査で経過を確認し、それからエコー検査等より精密な検査をすることになりました。
次の日お見舞いにいくと、ストレスでケージに敷いてあるシートを引っ掻いてしまったようで、爪から血が滲んでおり、ご飯もあまり食べていませんでした。
その次の日に行くと、まだ2日しか経っていなかったのですが、血液検査がしてあったので、検査結果を渡されました。
AST 271
ALT 446
ALP 497
TBIL 5.0
TP 8.5
ALB 3.7
お医者様からは「ぱっと見た感じでは数値は下がっているが、期待したほど下がってはないし、様々な症状と照らし合わせると、もしかしたら猫伝染性腹膜炎かもしれない」と言われました。
死亡率が95%と高い不治の病だと言われ、頭が真っ白になりました。
血液検査と一緒にエコー検査も予めしてあったようで、エコーの写真を見せられ、白い影が少し気になると言われましたが、猫が暴れたのでよく見えなかったとも言われました。
前日血が滲んでいた猫の爪は血だらけになっていて、これ以上ストレスをかけるのは良くないのではと思い、連れて帰ることにしました。
1日2回分の抗生物質と肝臓のお薬を貰いました。
16日の午後か17日の午前に猫伝染性腹膜炎かどうかの血液検査をしにもう一度その病院へ行きます。
ネットで調べた結果、食事と水分を取らせることが大切とあったので、30分に1度、猫が起きているときにご飯と水を与えていますが、他にしてあげたほうが良いこと、気をつけるべきことはどんなことでしょうか。
数値からの判断で構いませんので、我が家の猫が助かる可能性はどのくらいあるのでしょうか?
どのくらい悪い状況なのか(急変したり2~3日で死んでしまう可能性があるのかなど)、家ではどんなことをしてあげればよいかなどが全くわからず、とても不安です。
また、猫の爪から血が出ていたことがショッキングで連れて帰ってきてしまいましたが、入院させていたほうがよかったのでしょうか。
爪は2本取れていて、1本は血が滲んでいる状態ですが、これは猫にとってよくあることなのでしょうか。
手を庇うようにして歩くので見ていて辛いですし、歩き方から元気なのかそうでないのかの判断がしにくく、猫が急変したらどうしようと不安でたまりません。
何でも構いませんので、助言をいただけると嬉しいです。

樋口 高裕先生(樋口動物病院)からの回答

はるみさんへ
さぞご心配のことでしょう.。
黄疸が出ていて、食欲がなくなる場合、救命率は原因にかかわらず、50%未満でしょう。
肝臓を少しでも保護し、黄疸毒を薄め、栄養状態を改善させるのに、毎日のグルコース点滴などが応急処置として必要でしょう。
ネコちゃんは場所が変わるだけでストレスとなるので、入院より通院で対処することがお勧めです。
なかなか食欲が出てこない場合、とにかく病気に抗するエネルギーが必要ですので、すぐに吸収できるガムシロップをこまめに飲ませるのが良いようです。
どうか、このメールが届く時もがんばっていることを、お祈りいたします。

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相談内容:赤く粘りのある便をしました

飼い主からの相談

相談者:千葉県 juuunさん
猫が赤色(または茶色)で粘りのある便をしました。
以下のような事が少し前(10月頃)から続いています。
・2~3日排便が無い日が続き、排便がある時はかなりたくさん出る
・ゆるく粘りのある赤色(または明るい茶色)の便をする(固い便の時もある)
・固い便の周囲に鮮血が付着している事もある
・何度もトイレに行くものの出ない様子、または少ししか出ない様子
・しかし、出る時は一気にたくさんでてしまう為、布団等で排便してしまう(トイレは3つ置いています)
昨日と本日は続けて1日に3~4回排便をしています(1回量は周りに砂が付着した状態でみかん1個分程度)が、はじめは固形の便でしたが徐々にゆるくなってきている様子で今朝の便はゆるい赤・茶色で粘りのある便でした。
歯周病予防と排便の調子を整えたいと乳酸菌をあげていました。
・アリメペットプラス
・セラプトfm
・マイトマックススーパー
など
食欲は旺盛で体系は少し太りぎみ弱っているような様子は無く元気に見えます。
三週間ほど前に一度嘔吐がありました。
人馴れしておらず、二年飼っていますが触れません。
歯石が溜まっている事が以前から気になっており、通院の為捕獲を試みた事が以前ありますが、かなり暴れ猫も飼い主も怪我をした挙げ句病院では診て頂けませんでした。
事前に何度も電話連絡し、それより以前から相談に(飼い主だけで)伺っていた事もあったのですが「飼い主でも触れないのでは診られません」という事で診て頂けませんでした。
このような経緯もあり、なるべく自宅で様子を見て自宅で出来る限りの事をしたいと考えています。
病院に連れて行って診て頂かない限りはっきりした事はわからないし、症状の悪化も考えられるとは重々承知していますが、自宅で出来る事があればお知恵を拝借いたしたく、何卒アドバイス頂けますよう宜しくお願いいたします。

松葉 洋宗先生(アルフペットクリニック)からの回答

初めまして、かなり長い期間下痢が続いて心配ですよね。
症状から考えられる病気は大腸炎や胃腸炎などです。
原因として考えられるのは
これらの原因と考えられるのは
細菌やウィルス(特に猫伝染性腹膜炎ウィルス:FIP)、寄生虫による感染性胃腸炎、食餌アレルギー性胃腸炎、胃に腫瘍が出来ている
ストレス、炎症性腸疾患(IBD)などが考えられます。
動物病院で便検査をしてもらい、念のために寄生虫などの駆虫をする
薬を処方してもらう。(これなら診察を受けなくても検査出来ます。)
食餌のアレルギーの可能性もあるので餌をヒルズの
z/dやロイヤルカナンの低分子プロテインに変えてそれだけを
与えて2週間経過して良くなるなら食餌アレルギーの可能性が高い
でしょう。
またストレス緩和のためにフェリウェイというリラックス
させるホルモン剤でスプレーで散布するものがあります。
これは部屋に散布することが出来ますので利用してみる
のも良いでしょう。

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だいじょうぶ?マイペットで
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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