相談内容:涎
飼い主からの相談
前日まで普通で、翌日急に大量の涎が出ていました。
その翌日大量の涎は止まりましたが、やや具合が悪そうです。
食事は普通に摂れているので、口腔系ではない(?)…
どのような可能性がありますか?
今後重大な疾患の前ぶれか心配です。
脳、神経、内臓…
何かを口にしたとか(?)(泡はありません)(外猫で)
(年が分からず、今年の冬に見たときは、まだ子猫でした。今大きくなっていて、1才だいくらいかな?と思います。(生年月日の登録不正確です))
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
申し訳ございません、状況が分かりにくいのですが、端的に言うと外猫(黒猫)ちゃんが怪我をして、それに合った薬を教えて欲しい、というご質問でよろしかったでしょうか?
それであれば、わたくしもねこちゃん自身を診察していませんので、適切な薬は選ぶことはできません。
ご了承くださいませ。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
フードを混ぜることに関しては、概ね体への負担や害はないと思われます。
但し、処方食のように、何か機能性のあるフードを混ぜて使用すると、そのフードの本来の目的の機能が果たせないことは十分あり得ます。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
症状が出ていない時でも原因が見つけられるか?ということに関しては、見つけられることもあるし、見つけられないこともある、すなわちケースバイケースというお答えに留まります。
仰る通り、脳のトラブルとなると、MRIのような専門的な機械が必要となる場合があります。
しかし、いきなりMRIを撮ることはあまりありませんので、まずは一般的な病院で、一般的な検査を受けるところから始めてもらえれば良いかと思われます。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
一晩明けて体調は如何でしょうか?
仰る通り、ねこちゃんが大量のヨダレを出したとなると、口の中の病気や、消化器疾患による吐き気、発作などの脳神経の病気、誤食による中毒、猫伝染性腹膜炎などの感染症など、様々な病気が考えられます。
若いということもあるので、早めの受診を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:胃腸炎と言われましたが
飼い主からの相談
急に元気がなく、食事をしなくなり、嘔吐したため、診察して貰ったところ血液検査ではBANDの結果「可能性」があり急性炎症ということで胃腸炎と言われました。吐き気止めの皮下注射、点滴をしていただきました。
それから4日ほど通院で点滴と飲み薬を飲ませていただきましたが回復せず再度血液検査をしてもらうとWBC17250、好中球数13720まで上がり総蛋白、グロブリンが低下していたため入院になりました。
点滴、飲み薬朝晩2回と処置していただいてますが食事は全く摂らないため、再度血液検査をしていただいたところ、総蛋白6.2、グロブリン3.6、WBC16140と正常値になったのですが、好中球数12460、好酸球数も1640とあがり、今度はALT539、TBIL1.5、SAA9.34と、肝臓の数値が異常で黄疸も出てると言われてしまいました。
その後の病名などはお聞きしてないのですが、治ると断言されました。
医師の仰ってくれてることを信じるしかないのですが、心配でセカンドオピニオンも考えています。
このまま病院に入院させておいて大丈夫でしょうか
ご飯を少しでも食べてくれればと思っていますが、食べてくれません。どうしたらいいでしょうか。
処方して頂いた薬は不明です。
よろしくお願いします。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらはとても心配な状況ですね。
若い猫ちゃんで、肝臓の数値が急に上がることは、胃腸炎ではあまり無いと思います。
特にビリルビンも上昇しているので、猫伝染性腹膜炎や、食欲不振による肝リピドーシス、外に出るのであればウイルス感染(SFTSなど)なども考えなければいけないと思います。
治療が上手くいかない場合は、セカンドオピニオンを検討しても良いでしょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:FIPの同居猫(同胎の兄弟)への感染の可能性について
飼い主からの相談
15歳10ヶ月の猫がFIPを発症し、現在GS-441524で治療中です。入院=投薬開始から8日間でSAAも落ち着いてきた(5.9)ので退院となり、自宅で投薬継続になりました。
ここで1番の懸案事項が、同胎兄弟猫がいることです。FIPは基本的に他の猫にほとんどうつらないと聞きましたが、同胎の兄弟に関しては感染率があがるとネットで見て、大変不安です。家はワンルームマンションのような作りで、隔離をするのが大変難しく、他に預かってくれる場所もありません。できる範囲で感染を防ぐ工夫をするしかないのですが、どのような対策を取ったらよろしいでしょうか?アドバイスいただけたら幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
15歳でFIPとは、とても心配な除去ですね。
病状としては如何でしょうか?
さて、FIPは仰る通り、腸内でのウイルスの突然変更がきっかけで発症するというのが定説で、基本的には感染が伝播することは少ないと考えられています。
ただ、個人的な経験として、多頭飼育で複数頭FIPに感染している患者様の経験はあります。
「猫伝染性腹膜炎」という名前がついている通り、普通に考えたら濃厚接触で感染が伝播することは十分ありうると、個人的には最近は考えています。
では、どのように予防したらいいか?に関しては、あまりエビデンスはありません。
考えられる感染経路、すなわち糞便や飼い主様の手からの伝播を第一に警戒するのが良いと思います。
トイレや食器などを、分けたり消毒したり、手洗いをこまめにしたりすることでしょうか。
また、もう一頭の猫ちゃんの免疫を上げるように、サプリメント(エネアラなど)やインターフェロン製剤の使用などでしょうか。
エビデンスのない回答で申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

GWのため富士フィルムにもケーナインラボにも問い合わせられませんでした、
連休明けにかかりつけの先生に上記の検査センターに問い合わせてもらうとよいでしょう。
ただ、検査案内書には記載ありませんでしたので、難しいと思います。
お力になれずすみません。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今日は。
FIPは感染しにくいと一般には言われておりますが実際には少々異なります。当院でもGS441524を使った治療をしており多数の猫を治療しておりますが、遺伝的に同じ系統の猫つまり親兄弟には感染します。しまし、まったく遺伝的関連のない同居猫には感染した例がありません。
感染して猫の体内で突然変異をするというよりも猫側がこのウィルスに対して免疫暴走を起こすと発症すると推定できるようです。
コロナウィルスは唾液や鼻汁の飛沫にも排泄物にも検出されるのでワンルームでは防御は困難なので発症しないタイプであることを期待するしかないと思います。
しかし、少しでも防ぐ場合にはトイレや飲水容器や食事容器を共有させないことが必要です。
5-ALAは北里大学と長崎大学の研究でコロナウィルス感染阻止の効果が期待できるという研究論文が出ております。動物用サプリメントとしてはエネアラが出ています。一日1錠を予防的に与えると良いかもしれません。あくまでもサプリメントですので効果があるとは記することができませんが、ほかに有効なことがないのでお勧めします。
発症猫の隔離は気を付けないとストレスが治療には悪い方に働くので部屋を別にしない限りケージレストは厳しいと思います。
相談内容:のんびりしてる時によく震えています。これは痙攣ですか?
飼い主からの相談
のんびりしている時や寝惚けているとき、眠い時等に痙攣のような震えがあります。ネットではレム睡眠などで問題ないと書かれて居ますが、これはその痙攣と同じでしょうか?
人の上に乗るのが好きで、くっついているときはよく喉を鳴らしています。
手足だけの痙攣だけでなく、人間が寒い時に震えるような感じで小刻みに震えています。
猫を飼うのがこの子で初めてなのですが、これは正常なのでしょうか。教えてください。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

病院の選択は是非ご家族で相談して、通院のしやすさやコミュニケーションの取りやすさで決めていただければよいかと思います。
経過にてご相談がありましたらまたどうぞご相談ください。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
猫伝染性腹膜炎は、非典型例だと予想だにしない症状を示します。
震えを始めとした、様々な神経症状も示すことがあります。
血液検査に関しては、異常が出ることもあれば出ないこともあります。
正直、何処の異常か特定できない今、様々な検査を組み合わせる必要があると思われます。
一般の病院でできる、血液検査、レントゲン検査、エコー検査、尿検査をスタートラインとして頂き、仰るとおり神経そのもの評価はMRIが必要となります。
MRIは概ね専門的な大きな病院のみに設置されていることが多く、かかりつけの先生で診断がつかなければ、脳神経科でMRIを撮ってもらうのが良いかと思います。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

お返事ありがとうございます。
難しいですね…
どこか痛いような震えには見えませんが、正常な震え方にも見えませんよね。
最低限、血液検査で震えにつながる項目は見ておいたほうがいいと思います。
一番怖いのは、月齢的に猫伝染性腹膜炎だとは思いますので、むしろ明らかな症状が出てからでは手遅れのこともあるでしょう。
一度健康診断目的で検査の依頼をしてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
これはなかなか難しいですね。
血液検査などを行っても原因不明だったということですね?
震えとなると、脳神経学的な異常が第一に考えられますので、後はMRIを撮ってみることぐらいでしょうか…?
ご参考になれば幸いです。
相談内容:FIP 猫伝染性腹膜炎について
飼い主からの相談
保護猫の里親に名乗りをあげていました。その猫が預かり主の所で具合が悪くなり、(足を引きずったり、立てなくなったり、痙攣を起こしたり)するようになり、病院へ連れて行くと詳しい検査はできないがFIPの可能性が高いと言われました。
こちらでは診れらる先生がいないらしく、また県外、広島や姫路市に行けば、見てくれるところはあるらしいのですが、投薬3ヶ月、治療費が100万くらいかかると言われました。これは、本当でしょうか。
今、オムツをして発作が起きたら座薬を入れたりして、ステロイド処方をしているそうです。
実際にかかる費用やここまで進行した場合でも、お薬で回復するのか教えていただきたいです。助けたい思いが強いです。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

FIPの治療薬に農水省が認可した動物薬はございません。
治療は全て未承認の薬による方法になります。
ムチアンの内服やGS-441524の注射が主な治療になります。
ステロイドのみの治療では多少の延命が出来るだけですのでかなり厳しいでしょう。
お値段に関しては自由診療ですので何とも言えません。
推奨できませんが個人で輸入してかかりつけの先生と相談しながら投与する方法もございます。
ただし、未認可の治療法ですので獣医師の理解が頂けるかどうかわかりません。
上記の治療をする事が違法行為というわけではございませんがグレーゾーンです。
断る動物病院の方が遵法的には正しいのが実情です。
私の経験ではGS-441524の12週間連日注射で80%程度の猫達に治癒が得られます。
ただ、完全寛解というわけでは無く、一部の猫に再発が認められます。
お大事にして下さい。
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