バーニーズ・マウンテン・ドッグの鼻の異常に関する獣医師さんへの相談内容

バーニーズ・マウンテン・ドッグの鼻の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:鼻血

飼い主からの相談

相談者:群馬県 リカさん
11歳になるオスのバーニーズマウンテンドッグです。3日間連続で鼻血が出ました。出る時間帯は大体一緒でお昼前後で、寝ているときに出ていて本人はくしゃみもしなければ、せきもせず、ほぼ気づいていません。量はスプーン一杯程度でそこまで多くないと思います。病院で見てもらいましたが、鼻血の場合、異物が入っているか、歯の問題か、がんの可能性もあるからそれぞれの検査してみないと断定はできないとのこと。ただ、どの検査も麻酔をしなければいけないとのことで、とりあえず様子を見るといって帰ってきました。高齢なこともあり、麻酔はできるだけ避けたいのですが、同じ時間に少量の鼻血というのがどの病気かにある症状なのか他の先生の意見も参考にして今後のことも考えて生きたいと思います。今は本人は元気で、食欲もあり、散歩にも出ています。ただ、時々落ち着かないことがありずっと後追いしてきます。痴呆が出ている感じは見当たりませんが、これも鼻血と関係あるのでしょうか?それと関係あるかわかりませんが、落ち着いてぜんぜん寝ないときにメラトニンをあげたらいいといわれ、鼻血が出る前の晩、次の晩と2日間5mgのメラトニンを一錠ずつあげました。これも関係したりしますか?よろしくお願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 見て頂いた獣医師の仰る通り、歯根膿瘍・鼻腔腺癌などの鼻の中の腫瘍をまず疑うべき所見です。他には白血病や自己免疫性血小板減少症も否定できません。歯の問題は口腔内を目視して判断できる場合もございますが、鼻腔や副鼻腔の問題や歯根や歯槽骨の状況を確認するとなると、レントゲンが必須です。
 レントゲンは非常におとなしい子であれば麻酔なしでもできるかもしれませんが、大型犬であると保定者の被ばく量も小型犬より多くなるし、麻酔下の方が正確な撮影ができるので、たとえ飼い主が保定するという事でも許さない動物病院が一般的です。(本来はこれが正論です)
 麻酔が心配であれば、先ずは血液検査を受けて白血球や血小板の状況を確認し、これに問題がなければ診断的治療と言いますが抗生物質に反応するかどうか処方を受けるのも一法です。
 ただ、バーニーズは腫瘍の発生頻度が高いので、主治医の先生の説明された通りしっかりとした確定診断に向けて検査を受けることに私も一票投じたいと思います。
 お大事にしてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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