初めて犬を飼うときの注意点
犬を飼うということは、飼い主の生活も大きく変化することとなります。
まずは初めて犬を飼うときに押さえておきたい「飼い主としての心構え」をチェックしましょう。
まずは初めて犬を飼うときに押さえておきたい「飼い主としての心構え」をチェックしましょう。
毎日犬の世話にあてる時間があるか
朝晩のエサやりに散歩、トイレ、ブラッシング……と、犬の世話は思っているよりも時間がかかるものです。
飼い主となるからには、どんなに忙しいときでも毎日お世話の時間を作ることが必要となります。
飼い主となるからには、どんなに忙しいときでも毎日お世話の時間を作ることが必要となります。
毎月犬にかかる費用を捻出する経済的余裕はあるか
初めて犬を迎え入れるときにかかる初期投資はもちろん、エサ・おやつ代やワクチン代、ペットシーツなどの消耗品代と、犬を飼うには毎月それなりのお金が必要です。
さらに、犬の具合が悪くなり動物病院にかかるときなど、臨時でまとまった額のお金がかかることもあります。
もしものときに困らないためにも、毎月いくらぐらいかかるのかをシミュレーションしておきましょう。
さらに、犬の具合が悪くなり動物病院にかかるときなど、臨時でまとまった額のお金がかかることもあります。
もしものときに困らないためにも、毎月いくらぐらいかかるのかをシミュレーションしておきましょう。
旅行に行きづらくなるなど、プライベートを犠牲にできるか
成長しても自分自身の世話をすることができない犬は、飼い主の手を借りなければ生きていけません。これは、飼い主にとって長期間家を空ける旅行や、深夜に渡る飲み会への参加は難しくなるということを意味します。
ペットホテルや知人に預けるなどの方法もありますが、飼い主と離れて長時間過ごすことは、犬に大きな負担を強いることです。
犬のために自分のプライベートを我慢することができるかということも、犬を飼えるかどうかの判断ポイントになります。
ペットホテルや知人に預けるなどの方法もありますが、飼い主と離れて長時間過ごすことは、犬に大きな負担を強いることです。
犬のために自分のプライベートを我慢することができるかということも、犬を飼えるかどうかの判断ポイントになります。
初心者向きの犬の特徴
犬を飼うための心構えができたところで、次に考えたいのは「どんな犬を飼うか」ということです。
好きな犬種を選びたいところですが、なかには初心者には飼育が難しい犬もいます。初めて犬を飼う人でも比較的飼いやすいとされる犬の特徴をチェックしましょう。
好きな犬種を選びたいところですが、なかには初心者には飼育が難しい犬もいます。初めて犬を飼う人でも比較的飼いやすいとされる犬の特徴をチェックしましょう。
運動量が少ない
運動量が多いとなると、それだけ広い飼育スペースが必要になります。また、毎日の散歩時間の確保もしなければなりません。
大型犬は小型犬よりも運動量が多く、毎日1時間以上の散歩を必要とする傾向があるため、初心者向きではないと言えます。
大型犬は小型犬よりも運動量が多く、毎日1時間以上の散歩を必要とする傾向があるため、初心者向きではないと言えます。
しつけがしやすい
賢く利口で人の言うことをよく聞くということも、飼いやすい犬の条件です。
大型犬にもしつけがしやすい犬種がいますが、体が大きいぶん、間違ってほかの犬や人を襲うことがないよう、専門の訓練所に預けるなど、より厳重なしつけが求められます。
大型犬にもしつけがしやすい犬種がいますが、体が大きいぶん、間違ってほかの犬や人を襲うことがないよう、専門の訓練所に預けるなど、より厳重なしつけが求められます。
無駄吠えが少ない
犬種によっては、警戒心が強く無駄吠えが多い犬がいます。このような犬の場合は根気強くしつけることが必要になり、しかも性格によっては完全に無駄吠えをなくすことが難しいケースも多いです。
特に集合住宅にお住まいの方は、もともとの気質が穏やかで無駄吠えが少ない犬種を選ぶことをオススメします。
特に集合住宅にお住まいの方は、もともとの気質が穏やかで無駄吠えが少ない犬種を選ぶことをオススメします。
抜け毛が少ない
犬には春と秋に毛が生え替わる「換毛期」という時期が訪れますが、そのとき、犬種によって抜け毛の量にバラつきあります。
抜け毛が少ない犬の場合は、部屋の掃除や衣服への毛の付着に神経質にならずに済むため、時間的にも精神的にも余裕を持って犬と生活することができます。
抜け毛が少ない犬の場合は、部屋の掃除や衣服への毛の付着に神経質にならずに済むため、時間的にも精神的にも余裕を持って犬と生活することができます。
被毛のお手入れに手がかからない
全身が長い毛に覆われているロングコートの犬種は、それだけお手入れに負担がかかります。また真っ白な犬は汚れが目立ちやすいため、美しい被毛を保つためのお手入れが欠かせません。
しかし長毛種の場合でも、プロにトリミングをお願いすることで、毎日のお手入れを楽にすることができます。子犬の頃からトリミングやシャンプーに慣らしておくといいでしょう。
しかし長毛種の場合でも、プロにトリミングをお願いすることで、毎日のお手入れを楽にすることができます。子犬の頃からトリミングやシャンプーに慣らしておくといいでしょう。
遺伝性疾患のリスクが少ない、病気にかかりにくい
純血種同士の場合でも、毛色の掛け合わせによって体が弱い子犬が産まれる場合があります。
このような犬はレアカラーとして人気がありますが、体が弱いということはそれだけ病気を発症する可能性が高いということです。飼育には犬や犬種に対して相応の知識を必要とするため、やはり初心者には荷が重くなります。
無用なトラブルを避けるためにも、できる限り健康状態がよく、遺伝性疾患のリスクが少ない子犬を選びましょう。
このような犬はレアカラーとして人気がありますが、体が弱いということはそれだけ病気を発症する可能性が高いということです。飼育には犬や犬種に対して相応の知識を必要とするため、やはり初心者には荷が重くなります。
無用なトラブルを避けるためにも、できる限り健康状態がよく、遺伝性疾患のリスクが少ない子犬を選びましょう。
初心者におすすめの室内犬種5選
初心者でも飼いやすいとされる人気の犬種をご紹介します。
トイプードル
家庭犬として絶大な人気を誇り、毎年飼育頭数の上位にランクインしているトイプードル。
人なつこく友好的な性格で、賢くしつけがしやすい犬種とされています。
くるくるとした独特の被毛は絡まりやすくブラッシングが欠かせない反面、抜け毛が少なく部屋の掃除が楽なのも人気の理由です。
小型犬のなかでも運動能力に優れているため、野外で犬と遊んだり、散歩を楽しんだりしたい人に適しています。
トイプードルの被毛はホワイト、ブラック、レッドなどの単色カラーが基本です。
異なる毛の色が混じるミスカラーやミックスカラーの子犬は身体が弱くなる傾向にあるため、飼育初心者のうちは避けたほうが無難でしょう。
人なつこく友好的な性格で、賢くしつけがしやすい犬種とされています。
くるくるとした独特の被毛は絡まりやすくブラッシングが欠かせない反面、抜け毛が少なく部屋の掃除が楽なのも人気の理由です。
小型犬のなかでも運動能力に優れているため、野外で犬と遊んだり、散歩を楽しんだりしたい人に適しています。
トイプードルの被毛はホワイト、ブラック、レッドなどの単色カラーが基本です。
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シーズー
黒くて真ん丸な瞳と豊かな被毛がチャームポイント。小型犬のシーズーは、初心者向きとされる犬種の筆頭です。
小型犬のなかでも性格は穏やかで落ち着きがあり、飼い主に従順です。
また、落ち着いた性質で無駄吠えが少ないため、集合住宅での飼育に適しています。運動量も少なく済むため、忙しい方でも飼いやすいと言えるでしょう。
ダブルコートで換毛期がある割に、毛は抜けにくい方です。
毎日のブラッシングは欠かせない長毛種ですが、長く伸ばしたり短くカットしたりと、さまざまなスタイルを楽しめるのも特徴です。
小型犬のなかでも性格は穏やかで落ち着きがあり、飼い主に従順です。
また、落ち着いた性質で無駄吠えが少ないため、集合住宅での飼育に適しています。運動量も少なく済むため、忙しい方でも飼いやすいと言えるでしょう。
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パピヨン
フランス語で「蝶」という意味を持つパピヨン。その名の通り、左右に広がった大きな耳の飾り毛が特徴の小型犬です。
性格は賢く順応性があり、状況判断が得意です。しつけもしやすく、家族の中に溶け込むことができます。
大胆で勇敢な一面もありますが、友好的で運動が好きな犬種のため、子どもの遊び相手としても最適です。
シングルコートを持つパピヨンは、トイプードルと同様に毛が抜けにくい特徴があります。
美しい被毛を保つため、またスキンシップのためにも、毎日のお手入れを習慣づけるといいでしょう。
性格は賢く順応性があり、状況判断が得意です。しつけもしやすく、家族の中に溶け込むことができます。
大胆で勇敢な一面もありますが、友好的で運動が好きな犬種のため、子どもの遊び相手としても最適です。
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キャバリア
家庭犬として理想的な気質と愛らしい大きな垂れ耳が特徴のキャバリア。
中世イギリスをルーツに持つ犬で、キャバリアには「中世の騎士（ナイト）」の意味合いが込められています。イギリス王室からの寵愛を受けて、世界中に人気が広まった犬種です。
穏やかで物静かな性格が特徴で、初めて会う人や犬にも友好的に接することができます。飼い主だけではなく、ほかの人や犬との触れ合いを大切にすれば、上手に社会化することができるでしょう。
絹のように美しいロングコートは、2～3歳の間に発達してきます。シングルコートの犬種と比べると抜け毛が多くなるため、お掃除には少し工夫が必要です。
中世イギリスをルーツに持つ犬で、キャバリアには「中世の騎士（ナイト）」の意味合いが込められています。イギリス王室からの寵愛を受けて、世界中に人気が広まった犬種です。
穏やかで物静かな性格が特徴で、初めて会う人や犬にも友好的に接することができます。飼い主だけではなく、ほかの人や犬との触れ合いを大切にすれば、上手に社会化することができるでしょう。
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ヨークシャーテリア
「ヨーキー」の愛称で親しまれているヨークシャーテリア。「動く宝石」とも称される美しい被毛が特徴の小型犬です。
性格は落ち着きがあり、賢く聡明な犬種とされています。独立心が強く用心深い反面、飼い主が大好きで甘えてくる姿が愛らしいと人気です。
運動好きで活発な犬ですが、室内に十分な運動スペースが用意できれば毎日の散歩も短く済みます。
被毛はシングルコートで、抜け毛が少ないのが特徴です。
また、体高20cm、体重2～3kgと小型犬の中でも体が小さいため、広い飼育スペースを必要としない点も初心者向きと言えるでしょう。
性格は落ち着きがあり、賢く聡明な犬種とされています。独立心が強く用心深い反面、飼い主が大好きで甘えてくる姿が愛らしいと人気です。
運動好きで活発な犬ですが、室内に十分な運動スペースが用意できれば毎日の散歩も短く済みます。
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まとめ
今回は初心者向けの犬についてご紹介しました。
さらに犬を選ぶときに見ておきたいのは、実際に犬を飼っている人のブログです。
飼いたいと思っている犬種について詳しく紹介されているブログを見ることで、具体的な犬との生活をイメージすることができるでしょう。
この記事の内容を参考に、ぜひ自分にぴったりの犬を探してみてくださいね。
さらに犬を選ぶときに見ておきたいのは、実際に犬を飼っている人のブログです。
飼いたいと思っている犬種について詳しく紹介されているブログを見ることで、具体的な犬との生活をイメージすることができるでしょう。
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執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。
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