ジャーマン・シェパード・ドッグの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ジャーマン・シェパード・ドッグの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:目の前異常について

飼い主からの相談

相談者:北海道 みけおさん
犬が片方の眼球が黒目の部分が赤く盛り上がってきました。
元々ドライアイの診断で
ティアバランス、エコシリン眼軟膏を使っていました。
内科的疾患を除去するために甲状腺の検査をして、0.7と低めのためチラージンの内服を開始して正常値まで上昇しましたが、ドライアイは変わらず、原因疾患ではないため、オプティミューンを開始しています。
当初から嚢胞様のものがおり経過観察していたところ、急激に盛り上がってきて、黒目の部分が赤く盛り上がってほとんど隠れてしまっています。
かかりつけの獣医師に診てもらいましたが原因は分かららず、取り敢えず角膜障害治療剤のパパテイン点眼を処方されましたが状態は変わらず。
両目とも眼脂がひどく、片目の赤い盛り上がりは悪化しています。
かかりつけの眼科に行きたいのですが、全身状態が悪化しており、体力的に厳しく受診できません。
また、悪化している方は点眼などを嫌がり、痛いのか、しみているのかなどが気になります。
現状のティアバランス、エコシリン、オプティミューン、ぱぴていんを継続していいのか、また悪化する眼球に治療はあるのか知りたいです。
13歳のジャーマンシェパード、メス、
元々心疾患があり、フランドル、アーチスト、エナラプリルマレインを服用しており、ばび症候群にてステロイドを内服中です。
また、高齢により全身状態の悪化、肝機能、膵臓、胆嚢のデータが高値で、エコー上胆泥がたまっております。opは対象外で内服治療を開始したところです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
けなげな優しい顔をしたシェパードですね。
写真だけでは断言できませんが角膜穿孔しており前眼房炎を起こしているようです。
つまり角膜に穴が開いて眼球の中に細菌が入っているように見えます。全身的な抗生物質の投与が必要になります。
点眼も人工涙液などで膿を十分に洗い流し抗生物質の点眼を1日に5から6回以上行う必要があります。
馬尾症候群さえなければステロイドは休薬したいところですが拝見しておりませんので減らせるかどうかわかりません。
オプティミューンは角膜潰瘍を防ぐためには必要だったのですが、この状態では免疫抑制作用があるので休薬した方が良いでしょう。パピテインは続けてください。抗生物質は何を選択すべきかは診察し検査しないと判りません。
申し訳ございませんが写真だけで判断できるのはここまでです。お大事にしてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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