とても器用な猫の手

獲物を狙う、コミュニケーションを図る、毛づくろいをする……猫の手はとても器用で、さまざまな機能があります。

獲物を狙う3つの動作

猫の手は、獲物を「おさえつける」「はさみあげる」「すくいあげる」動作ができます。

たとえば、
・ネズミなど、地面をチョコチョコと動き回る獲物を両手で上からおさえつける動作
・蝶や鳥など、飛んでいる獲物を両手ではさむ動作
・魚など、水中の獲物を手ですくい上げたりヘビなどに触れたりして危険を確認する動作


手を使うこの3つの動作は狩りの基本です。
子猫は、母猫や兄弟猫達と遊ぶ中でこうした手を使う動作を覚えていき、3つをマスターすると狩りができるようになります。猫の手は「狩り」のために、器用に動くようになっているんですね。

コミュニケーションや毛づくろいの役割も

猫が手をひょいと出す動作。よく「猫パンチ」と呼ばれています。
猫パンチには2つの役割があります。獲物を狙っている時は爪を出し本気でパンチしますし、甘えたりじゃれたりコミュニケーションを図るときは爪を隠して遊びのパンチをするなど、臨機応変に種類を変えます

猫の手は毛づくろいをするときにも活躍します。毛づくろいは毛をきれいにするだけが役割ではありません。自分を落ち着かせたいときや、狩りや着地などに失敗した際の気まずい気持ちを誤魔化すときにも手を使って顔をなでたり体をなめたりします。猫の手の動作が、気持ちを表現していることもあるというわけですね。

体長の約5倍の高さを跳べる猫のジャンプ力

猫は常につま先立ちで歩いているような格好をしていて、ジャンプするときはかかとまでベッタリ地面に付けます。そして飛び上がる先を見つめ、一気にジャンプします。

助走もなく高い塀にヒョイとのぼることができる猫。なんと、自分の体長の約5倍の高さまで垂直にジャンプできます。

これは、軽い体・強靱な筋肉・柔軟な皮膚・しなやかな骨格構造のなせる技。特に後ろ足のバネの強さと柔らかい関節、関節を包む筋肉が優れた瞬発力を生み出します。

ヤマネコから受け継ぐ能力

猫は木登りも上手です。2mくらいなら軽くジャンプできる脚力と、硬いかぎ爪を使いながら高い木にも簡単に登っていきます。

狭い枝の上でもうまくしっぽを使ってバランスをとるので、木から落ちることはありません。ただし降りるのは苦手で、子猫はしばしば降りられなくなることがあります。

こうした脚力や木に登る能力は、森林に住んでいたヤマネコから受け継がれてきたものです。イエネコの中にもこうした野性的な面が強く残っているので、キャットタワーなどを移動する姿を観察してみるとおもしろいですよ。

4階から落下しても着地できる優れた平衡感覚

猫は、高い所から落下してもケガをしにくいと言われています。実際、3~4階くらいの高さからなら落ちてもうまく体を回転させて足から着地します。

うまく着地できるのは優れた平衡感覚が関係していて、耳にある発達した三半規管と連動する優れた筋肉の働きからなるもの。猫は落下しながら体の向きを把握し、ひげで風を感じることで速度を感知します。そして、柔軟に体を動かしながら上手に着地体勢をとっていくのです。

しかし、すべての猫がうまく着地できるわけではありません。たとえば、子猫は筋力やヒゲの感知力などが発達していないので、高い所から落ちるとケガをすることがあります。また、体重や持病などが理由でうまく着地できない猫もいます。

まとめ

猫はもともと狩猟をする動物でした。器用な手・強靱な筋力・バネのような脚力を持ち、しなやかで瞬発力に優れた運動能力は、野生時代から受け継がれているものです。普段はのんびりと寝ている姿が目立つ猫ですが、その体には確かに野生の血が流れていると思うと、なんとも頼もしく思えますね。

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