グレインフリーとは?

具体的には小麦、大麦、トウモロコシ、キビといったイネ科の植物を主原料として使わず、代わりに豆類やイモ類を配合しています。
似た言葉に「グルテンフリー」がありますが、グレインフリーとは異なる意味合いです。グルテンとは、小麦から抽出されたたんぱく質に含まれるもので、小麦粉等に多く含まれています。
そもそも、グレインは犬に与えてはいけないものなのでしょうか。
小麦やトウモロコシは市販のドッグフードにも多く使われており、犬が食べると危険という部類の食品ではありません。しかし、アレルギー持ちの犬や、肥満や血糖値が気になる犬には、グレインをカットしたフードを選んだほうがいい場合があるのです。
グレインを多く含むドッグフードが広く市販されている理由は、原料が安価なことと、フードへの加工が簡単にできること。犬の健康面を考え、グレインフリーのドッグフードを選ぶことには、さまざまなメリットがあるといえます。
グレインフリードッグフードのメリット

穀物アレルギーにならない
肥満防止や食後の急な血糖値の上昇を抑えてくれる
グレインフリーのフードに切り替えることは、食後の急な血糖値の上昇を防ぐ効果があります。
成長段階や年齢に合わせてフードを変える必要がない(全成長段階対象)
腸内トラブルを起こしにくい
グレインフリーは、犬の消化に優しい原料が使われているため、腸内トラブルのリスクが軽減されます。
おすすめのグレインフリードッグフード

チキンが好きな犬に…「クプレラ エクストリーム プレミアム チキン」
味付けには、野外の牧草地でのびのび育った人口ホルモンやステロイドを使わない鶏肉を使用しています。肉や野菜、果実といった原料をじっくりと低温調理することで、本来の栄養分がぎゅっと閉じ込められています。
そのほかビタミン、酵素、プロバイオティクス、10種類の必須アミノ酸を非加熱で補充することで、犬の健康維持に必要な栄養素を豊富に含んだフードになっています。

原材料を低温で丁寧に調理し、栄養分を損なわないように作られてたフードです。人工ホルモンやステロイドを使用していない鶏肉を使用し、安全性も高いです。コーンフレークのような薄い形状が「愛犬が食べやすいみたい」と好評。
魚が好きな犬に…「アーテミス オソピュア グレインフリー サーモン&ガルバンゾー」

人間が食べられる品質の原材料を使用し、保存料や着色料を使わずに作られた安全性の高いフード。冷凍ではない新鮮な肉や野菜でできているため風味豊かで、愛犬の食いつきがいいと好評です。
原料として、獣肉の代わりに良質な脂質やアミノ酸を含むサーモンを使用しています。また、原料にはガルバンゾー(ひよこ豆)を使っており、タンパク質やビタミンB1、カルシウム、カリウムや食物繊維を豊富に含んでいます。
魚やチキンが苦手、アレルギーがある犬に…「クプレラ エクストリーム プレミアムベニソン」
魚類やチキンを苦手とする犬のために、ベニソン(鹿肉)を使用して作られています。鹿肉は良質なたんぱく質を含み、犬にとっても嗜好性抜群な食材です。
ほかのクプレラシリーズと同様、肉や野菜、果実といった原料をじっくりと低温調理したうえでビタミン、酵素、プロバイオティクス、10種類の必須アミノ酸を非加熱で補充。栄養満点のドッグフードに仕上がっています。パピー期からシニア期まで、幅広い年代の犬に与えることができる点もメリットですね。

野外の牧草地で飼育された鹿野肉を使用した、プレミアムフード。従来の製法とは違い、丁寧に低温で調理し作られたフードは、栄養的に完成度の高いものになっています。鶏肉にアレルギーがある犬にもピッタリ。
カリカリが苦手な犬に…「ジウィピーク エアドライ・ドッグフード」
独自のエアドライ製法により、食材の持つ栄養価を損なわず、生肉を食べているような食感を残しています。
ニュージーランドの厳しい検査基準をクリアしており、胃腸がデリケートな愛犬にも安心して与えられるフードです。

まるでジャーキーのような見た目のフード。カリカリが苦手な犬もおやつ感覚で食べられます。ニュージーランド産の生肉を使用し、エアドライ製法で作られたフードは消化率95%以上。自然な犬の食事が再現されています。画像はビーフですが、ほかにラム(羊)、ベニソン(鹿)などがあります。
大きい粒が苦手な犬に…「ロータス グレインフリー ターキーレシピ(小粒)」
原料にはホルモン剤不使用のターキー(七面鳥)を使用。そのほか野菜や果実は、人間が食べるもの(ヒューマングレード)と同格の原料が使われており、安全面にも優れています。
小粒ながら、オープンベイク製法により、栄養とおいしさがぎゅっと閉じ込められています。

オーブンベイク製法で作られたロータスのフード。カヌレを小さくしたような粒の形で小型犬も食べやすいです。ターキーを中心に、エンドウ豆や全卵などで作られています。ジャガイモを使用していないため、ジャガイモアレルギーがある犬にもおすすめ。
グレインフリードッグフードのデメリット

コストパフォーマンスが悪い
毎日食べさせるフードは、1カ月あたりどれぐらいの出費になるのか考えたうえで選ぶ必要があります。
国産のグレインフリードッグフードが少ない
老犬には向かない

数は少ないですが、シニア向けに作られているグレインフリーフードを探す必要があるでしょう。
まとめ
気になる方は、ぜひ一度お試しされてみてはいかがでしょうか。
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