相談内容:肛門線種について
飼い主からの相談
4月ころから肛門周りが汚れ始め5月に入り出血。ただれもあった為受診。
その時腫れが8センチ。肛門線種の疑いで飲み薬(腫れを止める薬)が出ました。5センチほどになりましたが患部からの出血、膿が出ており患部に塗る粉薬が処方となりました。悪性かどうかは不明です。
セカンドオピニオンと思いましたが都会と違い他に医師がおりませんし、臆病でビビりのこの子を他の遠い病院に連れていく事が悪影響になるのではないかとも思うとどうしていいか分かりません。
医師からは肛門近くである為切除も難しいと言われています
家にゲンタシン軟膏、ヒビクス軟膏などありますが、使ってもいいでしょうか
他に何か注意することはあるでしょうか
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
肛門嚢アポクリン腺癌の一般的な予後は1年前後と言われています。
ただ、もとのしこりの大きさが大きいので、予後が短い可能性はあります。
すでに転移している可能性もあるので、超音波検査やレントゲン検査で、一度全身的な検査を推奨します。
そうすると、今後起こり得る症状やその対策が見えてくるかと思います。
ご参考になれば幸いです
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
とても心配な状況ですね。
文章だけですので、正確な回答ができないこと、ご了承下さいませ。
状況からお伺いするに、病名は「肛門周囲腺腫」または「肛門嚢アポクリン腺癌」なのかと思われます。
ただし、肛門周囲腺腫の方は主にオスに発生する疾患なので、肛門嚢アポクリン腺癌の可能性が高いのかと思います。
もしくは、それとは全く異なる腫瘍かもしれませんが、いずれにせよ細胞診などで病名を絞り込まないと、適切な治療も選べないのかと思われます。
恐らくはステロイドのお薬で腫れが引いて少し小さくなったように見えるのかもしれませんが、自壊して腫瘍から出血・排膿している状況なのかと思われます。
病名が分からないとなると、ステロイドや抗生剤で出血・排膿を誤魔化すしか方法はないかと思います。
さすがに細胞診はどの病院でもできると思いますので、まずはそちらを行って病名を絞り込んでは如何でしょうか?
もし肛門嚢アポクリン腺癌なら、「パラディア」という飲む抗癌剤で腫瘍の縮小が期待できます。
そのあたりも、かかりつけの先生と相談してみましょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:毛が薄くなりました。
飼い主からの相談
25年3月頃発情したのですが、
その頃から毛が薄くなり、首の前、背中など薄くなっています。それと、少し体臭もし、ベタつく感じもあります。シャンプーをしても1週間程でベタいてきます。
保護犬の為、3月の発情期との情報しかありません。
毛が薄くなったのは何か発情期に関係あるのでしょうか。
ご回答宜しくお願い致します。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらは比較的酷い皮膚炎のようですね。
お写真と文章だけなので、確定的なことが言えないことをご了承下さい。
年齢、ベタつき、皮膚の脱毛部位から考えると、「脂漏症(元々の脂っぽい肌質)」から「マラセチア皮膚炎」を起こしている可能性があります。
症状も強いので、早めの受診を推奨します。
今後、内服薬による治療やシャンプーなどのスキンケアの変更が予想されます。
治療していく中でご不明点が出てきたらまたご投稿下さい。
発情との関係は、あるかもしれないし、単に3月から季節の移り変わりで発症したタイミングと重なっただけかも分かりません。
個人的に、避妊手術をして劇的に改善した症例がいますので、関係している可能性はあるかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:後ろ脚にあるできものについて
飼い主からの相談
右後ろ脚のかかとの部分に、ラズベリーに似たできものがあります。
特に気にする様子はないので放置していたんですが、最近になってプラプラ取れそうで取れないです。
細い糸でプツッと取るのは危険ですか?
また、人為的に取ると犬にとっては痛いでしょうか?
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
外見上はイボに見えますね。
物理的に取ろうとすると出血や痛みを伴う可能性は高いと思います。
動物病院で縫合糸で結紮し脱落するのを待つ方法も一つありかと思いますので、かかりつけの先生に相談してみましょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:かゆみ、乾燥について
飼い主からの相談
家に来てすぐあたりから、
股、耳をかいていました
ストレスがなると思い様子を見ていましたが
今日で迎え入れて1ヶ月。
痒みが減る様子はなく、
耳の内側のはじが乾燥し大きなふけがでていました。
脇の下にも、かさぶたができています。
おしりのほうの肌も乾燥していました。
また、鼻の上が禿げてきています。
ここは、乾燥はしていませんが
顔はよくかいています。
病院行った方が良いのでしょうか。
行かなくても予防、対策できれば教えて欲しいです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらは若くから肌が弱いタイプの子なのかもしれませんね。
いわゆるパターン脱毛のようなものを疑います。
犬用の保湿剤が対策として挙げられますが、月齢的には寄生虫疾患も視野に入れたほうが良いでしょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:ヘソのヘルニアではないか心配
飼い主からの相談
元気よくご飯をモリモリ食べるのですが、おへそ辺りに膨らみがあります。
ヘソヘルニアでは無いでしょうか?
ブリーダーは大丈夫と言ってますが、本当に大丈夫でしょうか?
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
お写真ありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、写真のみだと確定はできません。
ただ、ぼこっとしている部分が、肋骨や胸骨の一部なのか、もしくは臍ヘルニアなのか、映っているのは確かですね。
一度受診して獣医師に診てもらったらきちんとわかると思います。
ご参考になれば幸いです。
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