ラブラドールレトリバーの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ラブラドールレトリバーの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:緑内障治療についてお尋ねします。

飼い主からの相談

相談者:東京都 まっちゃんさん
13歳になるラブラドールレトリーバーです。
今年の8月に緑内障と診断をされました。
治療法として、べトラタンとベノキシールを処方され3週間ほど使用しましたが眼圧が下がらず両目とも70でした。専門医に診療をしてもらった方がいいとのことで病院を変えました。そこで眼球摘出手術をした方がいいといわれましたが高齢犬の為、手術はしたくないと伝えました。
それからべトラタンとアゾルガを2か月使用し、鎮痛剤オンシオールを服用していましたが、眼圧は下がりませんでした。検査に行くたびに手術を勧められています。他にうちの子にあった点眼薬はないのか色々調べました。調べている中でドルゾックスを使用してから眼圧が落ち着いてる方が多かったので先生にこの点眼薬を使いたいのでと使用許可をもらい1か月後に検査をしましたが、眼圧は下がっていませんでした。先生は手術をしたくないのであればこのまま様子を見て自然に下がるしかないといわれました。眼圧が自然に下がるんでしょうか。ヒアルロン酸点眼薬をを処方され使用していますが、それだけでいいのかという気持ちです。ドルゾックスがだめなのであればビマトアイドロップスの点眼薬を使いたいと使用許可をもらいましたがその時に先生がひと言、どの点眼薬を使ったって同じだよと言いました。
飼い主は何とか眼圧を下げてあげたい気持ちです。ショックでした。
ビマトアイドロップスを使い始めて2週間ぐらいで、目の色が青白かったものが赤く変色し、心配になり眼底検査をしました。赤くなったのは奥の方にある血管が浮き出ているといわれ心配はないとのことですがどうなんでしょうか。この時の眼圧は右が72左が60で左が少し下がっていましたが
たまたま下がっていただけだよと言われました。
他に眼圧を下げる方法はないのでしょうか。どうしていいのかわかりません。本人もつらいと思います。
この頃、眼圧が上がっているのか目を閉じていることがあり泣き声をあげていることがあります。治療方法、点眼薬があれば教えていただきたいです。
アドバイスを宜しくお願いします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
甲状腺機能低下症となると、麻酔のリスクはあり、ということになりますね。
年齢的にも、慎重な麻酔となるのは事実だとわたくしも思います。
が、やはり点眼による治療も、いまの状態が限界なのではないかと思います。
しかし、それなりに日常生活は送れているようですね?
それであれば、あとは本人の痛みが見るに堪えないようであれば、手術を選ぶ、という形になるのではないかと思われます。
この状態で生活した場合、基本的には現状が長く続くでしょう。
運が良ければ、眼球ろうとなり眼球が萎縮していくでしょう。
また、手術と一概に言えど、眼球摘出のみの手術では無いと思います。
確か、眼房水を外に流すシャントを作る手術もあったと思います。
最悪、鎮静レベルで眼房穿刺という緊急処置(角膜に針を刺して眼房水を抜き一時的に眼圧を下げる)もあったと記憶しています。
再度、侵襲の少ない解決方法が無いか、専門医とお話してもいいと思います。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
かなり痛みが強く、可哀想な状態ですね。
眼科専門医をご受診されているので、やはり手術が第一に選ぶべき治療法と思われます。
ご相談内容から推察しますと、かなりの高眼圧が長期間続いています。
となると、恐らく視覚はすでに失われていると思われます。
たとえ点眼で眼圧が下げられても、視覚が戻る可能性は低いと考えられます。
また、眼圧が高いとかなりの痛みを伴います。
仰るとおり、本人はつらいと思いますし、痛みで鳴いていると思われます。
となると現状は、戻らない視覚のために無駄に痛みを引き伸ばしている状況にすぎないと考えられます。
早急に眼球摘出に移行してあげたほうが、痛みもすぐ取れて、無駄に目薬で費用を費やすこともなくなるでしょう。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:視力の低下について

飼い主からの相談

相談者:東京都 小太郎さん
既に生まれて約10年のラブラドールレトリバーの雄です。足腰は少しずつ弱くなってきているのは、年々かと思いますが、最近になり視力が落ちたせいか、見えていないような動き方します。
急に視力が低下することは、ありますか?
また、診察を受けて治るものでしょうか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

色々な原因で視力が低下します。
角膜炎や前眼房炎やぶどう膜炎で視力が低下している場合には治療により改善する可能性が高いですが、白内障が進んでいる場合には手術を行わない限り難しいでしょう。
緑内障の場合には治療開始のスピードが大事です。一定以上時間が経過し網膜に障害が出ていると改善は出来ません。
お大事にして下さい。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:プールで泳いだ後、目が充血しています。

飼い主からの相談

相談者:東京都 moetさん
ラブラドール、19ヶ月、メスです。
昨日、野外のプール(一年間水を放置、まだ入れ替えていない状態)で
泳いで遊んでしまい、片目が充血しております。時折痒がっています。
うっすらと目ヤニも出ています。
とりあえず食塩水で洗浄してみましたが、他に何かいい方法はあるでしょうか?
よろしくお願いいたします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちはmoetちゃんの飼主さん
一年間水を張りっぱなしのプールでは水もかなり汚れていたのだと思いますが、そのせいで結膜炎や感染性の角膜炎、さらにはブドウ膜炎なども疑われます。
それぞれの状態に応じて使える眼科薬も異なってきます。
早急に眼の診察を受けて、症状に見合った薬の処方を受けてください
早ければ早いほど回復も早いですし、痒みや痛みもあるため自分でこすり、角膜などに傷が入ると悪化してしまいます。
食塩水ではなく生理食塩水での洗浄も洗い流しには有効ですが、場合によっては目やにの量が増え、悪化することもあります。
また人間の使う市販の目薬も同様で、使えるものはありますが、症状、病態によっては悪化させるものもありますので、むやみに使わず、まずは診察を受けて、特に眼球周りを見てもらってくださいね
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:腫瘍による胸水

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 newさん
ラブラドルレトリバー 11歳 男の子 アメリカ在住
今年1月から糖尿病を患いインスリン注射を始める
4月に原発性の肺がんの摘出手術
9月の初めに咳をするのでレントゲンを撮ったところ腫瘍による肺(胸)からの出血だったのでその場でたまってる血液を抜いてもらいましたが
ドクターによるとこのあと呼吸困難で苦しむだけ、もう長くは生きられないという理由でその場で安楽死をすすめられましたが家につれてかえってきました。それから3週間が過ぎたいま、食欲ははあり排泄は自分で
できますがたびたび呼吸が苦しそう、横になるのと(特に右側を下にはできない)つらいのか ほとんど伏せの状態です。
家族と話し合った結果自然に逝かせてあげたいと思っていますが
最期をむかえるまでいまの症状(呼吸困難)をなんとか(お薬、胸水をぬくなど)緩和する方法はないのでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

縄田 龍生先生(くすのき動物病院)からの回答

現在の重篤な状態での中途半端なコメントは状況を悪化させかねません。
診察を受けている主治医にお聞きください。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:鼻の腫瘍?

飼い主からの相談

相談者:愛知県 araponさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思い質問させていただきました。
ラブラドール・4歳の雌です。3週間ほど前右目が潤んで充血していたため、かかりつけの病院にて診察していただいたところ、結膜炎ということでタリビット点眼液を処方されました。
その後、右目は快方に向かったのですが今度は左目が充血し、さらに左の口が垂れてきたため再度受診。そのとき、口の中を念入りに診察していただいたのですが異常は見られず、シンクル250とプレドニゾロン500mgを処方され服用しながら様子を見ていました。
その後、左の口の垂れ具合はやや改善されたものの、薬を飲み始めて1週間経ったころ急に元気がなくなり、再度受診。
その時、左の鼻が腫れぼったく呼吸は右の鼻だけでしているようで、「おそらく鼻の奥に腫瘍ができて、その影響で神経等が圧迫され口が垂れてしまったのではないか。口の中を見ても何も異常は見られなかったので、もし腫瘍だとすればできた場所が厄介なところで、摘出するには難しい・・・」
それ以上の診察はその病院ではできないということで、また同じ薬を処方していただき様子を見ています。食欲はあるのですが、元気がありません。散歩にもあまり行きたがらなくなり心配です。日中は体がつらそうで、ずっと”ふせ”の態勢です。
病院嫌いな子なので、他の病院には連れて行くのは体力を消耗してしまうのではないかと思いしていません。何かよいアドバイスがあればよろしくお願いします。

米地 謙介先生(アサヒペットクリニック本院)からの回答

こんにちは。
 心配な症状です。原因が特定できなければ対処ができず、日常のケアや今後のことなど心配ばかりが増えることだと思います。4歳という年齢を考えると鼻の腫瘍だけではなく歯根感染(歯の病気)や異物迷入(石や木の枝が鼻に入っている)の可能性があります。歯の病気でも外から見るだけでは一見正常に見えることもあり注意が必要です。鼻の腫瘍であれば確かに根本的治療は難しい場所のように思えますが歯根感染や異物迷入であれば完全に治ることもあります。
 CT検査と内視鏡検査をお勧めします。愛知県でも複数の施設でCTがあります。担当の先生に紹介してもらってはいかがでしょうか。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

ラブラドールレトリバーの人気記事ランキング

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科