シェットランドシープドッグの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容

シェットランドシープドッグの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:もう、遅いでしょうか?

飼い主からの相談

相談者:北海道 アンマヤさん
今年16歳になるシェルティの白内障の質問です。
もうすでに(2~3年前)、白内障と病院で言われ”自然に見えなくなる方が
犬もパニックをおこさないからと目薬も処方されませんでした。
私もその時は、そう思いましたが、今になって白内障の進行を
少しでも遅らせられないものか思い、質問させていただきました。
白内障の進行を遅らせる目薬があると聞きましたが、今からでも
点したら多少なりとも効果はあるのでしょうか?
今は、上方向のみ見えている状況で、掛かり付け医師は、意味ない事だと
言います、、、。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、マヤちゃんの飼主さん。
老齢性の白内障というのは、目の中の、レンズにあたる部分(水晶体)のたんぱく質が変性を起こして、白く濁る病気です。
特に、初期の老齢性の白内障は、その進行を遅らせる薬があるので、それらを使う事を奨める事が多いのですが、白内障の進行があまり進んだものではあまり効果は期待出来ません。
点眼薬の作用としては、水晶体内のたんぱく質変性をもたらす物質の作用を抑える事により水晶体の透明度を保って白内障の進行抑制をしますので、一度変性が起きてしまった部分に関しては、残念ながらほとんど効果が無いのです
今現在、マヤちゃんの目が白内障により完全に白くなっているのであれば、先生のおっしゃる通りあまり意味のない事となってしまうかもしれませんが、一部でも透明度が残っているのであれば、その部分の進行を遅らせるためにも使ってみて、経過を見る事はやってみる価値があると思います。
お写真も添付していただいて、見させていただいているのですが、光やフラッシュの加減もあって、どうしても確実な判定は出来ませんが、若干透明度が残っているような印象も受けます。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

岩田 賢一先生(いわた動物クリニック)からの回答

「意味がない事」とかかりつけの獣医師がおっしゃる理由は
点眼薬にかかる費用と飼い主から見て点眼して効果を実感できないその2点ではないでしょうか。白内障を遅らせる点眼薬はいくつかありますがそのうち目の表面(眼球表面)の傷を修復させる
薬もあります。白内障の原因はそうした眼球の傷から始まり進行がはやまる場合も多いです。
 白内障のためだけと考えずにこうした点眼薬を使用してはどうですか。
年齢と共に目の表面を覆っている涙のなかの免疫物質の低下により空気中のごみやその他菌の接触により様々な目の病気が出てきます。一番わかりやすいのは目やにが増えたばあいです。そういった予防のために点眼することは意味のないことではないと思います。

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相談内容:鼻血 斜視

飼い主からの相談

相談者:東京都 kobuさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。シェルティー11歳です。
1ヶ月ほど前からのどに何か詰まったようにガフガフオエッという発作を起こすようになりました。病院に連れて行くと心臓が悪いのではと心臓の薬をもらいましたが、どう見ても心臓ではない様子だったので、薬を飲まさず様子を見ました。今年に入り、発作の後、両鼻から真っ赤な鼻血をだし、別の病院に連れて行き、レントゲン、エコ-をとりました。胸と鼻には腫瘍のようなものは見えず、血液検査も異常なし、鼻血を採取しても腫瘍細胞は見あたりませんでした。原因がわからず、何かの炎症ではということで、抗生物質と対血剤をいただきました。そのとき片目だけ目やにが多いことを伝えましたが気にしなくていいということでした。その後1週間、鼻血は左から薄い色のものがしょっちゅう出ています。また左目が、充血し、半分白い膜が張って斜視のようになっています。薬を飲み始めて日に日に食欲が落ち、動きも鈍くなり、口がくさくなってきたので薬を中断しています。
1週間で一気に老犬のような鈍い動きになってしまったのでどうしたらいいのかわかりません。すでに病院は2件いっています。発作は血がのどに流れて苦しいからのようです。
原因がわからず対処ができません。何とかしてあげることはできないものでしょうか?

松倉 源太郎先生(洋光台ペットクリニック)からの回答

 こんにちは。
お話からですと、まずホルネル症候群という状態にある可能性があります。これは、耳から首、胸にかけてのどこかで神経が障害を受けて、症状が眼に現れる状態をさします。
 また、鼻血についてですが、犬の鼻血は80%以上は腫瘍から来ていると考えられます。
 レントゲンやエコーで発見できなかったのであれば、CT以外には発見はできないかもしれません。しかしCTをとればおそらく、耳を中心とした腫瘍が発見できるのではないかと推測します。これが、鼻血、斜頚、ホルネル症候群の原因となっていると考えられます。
 しかし、症状の進行程度を考えますと、診断がついた場合でも治療につながるかどうかは微妙なところだと思います。もちろん動物のCTは麻酔や鎮静剤を使用しないと撮影ができないのが現状です。今後の治療や現在の体力を十分考慮したうえで、主治医の先生と相談されてはいかがでしょうか。
 繰り返しになりますが、おそらくCTで発見できる腫瘍が存在することは、ほぼ間違いないと思います。それでは。

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相談内容:てんかん

飼い主からの相談

相談者:滋賀県 うえしまさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。シェルティ6歳です。2歳の頃夜中におかしな動作をする事に気が付きました。お辞儀をするような前足を地面に着ける様な動作です。そして、ある夜けいれんを起こしました。
てんかんの薬を動物病院でもらい飲み続け発作は一ヶ月に一回ぐらいのペースで起こすようになりました。別の事がきっかけで去年11月に動物病院を変えて現在フェノバルビタールと強肝剤とを飲んでいます。しかし、発作の回数は増えてきました。二ヶ月くらい前に足の爪を擦って血を出し病院で神経が麻痺していると言われステロイド剤とビタミン剤を飲み一ヶ月位で治りました。てんかん薬の副作用かと思いフェノバルを飲むのを止め(獣医師と相談の上)ましたが、発作が頻繁に起こるようになったのでまた飲み始めました。一ヶ月くらい前から左目の瞼が少し下がり充血しました。目薬をしても良くならず、最近になって左の鼻の中が腫れている様な症状が出てきました。これも副作用の一種でしょうか?アドバイスをよろしくお願いします。

今瀬 覚 先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは。てんかんは、動物の場合、その他の疾患が無いことを確認しての除外法による診断となります。(まだ、脳波による診断が出来ないため)その他の痙攣を起こす疾患としては、代表的なものは、肝性脳症・尿毒症・子癇・脳炎・水頭症・腫瘍・糖尿病・低血糖等色々なものがあります。ただ、血液検査で除外できるものも多いので、すくなくとも血液検査は、必要です。ただ、お宅の子の場合、顔面の変形が出てきているようですので、一番悪いものとしては、腫瘍を考えなくてはいけないと思います。出来れば、至急MRI・CTの検査をお勧めします。

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相談内容:ビックリしています。

飼い主からの相談

相談者:京都府 林田 さん
はじめまして。質問させていただきます。
シェルティのオス、16才です。
今日の朝、起きてみると犬の目が横に傾き、
ほぼ、ひっくりかえった状態で充血しています。
横目をむいて、やや目の縁が、陥没した感じです。昨日まで全く異常はありませんでした。
夜に声を出した様子もありませんでした。
今日は休日で困っています。明日までの、とりあえずの処置を教えて下さい。
犬は、痛がっている様子では無いのですが、いつもよりおとなしいといいますか、元気が無いように見えます。
アドバイスの程、宜しくお願い致します。

大村 知之先生(おおむら動物病院)からの回答

目の異常は,緊急の処置が必要なものが少なくありません.
ワンちゃんもつらいと思いますし,遅れると治療ができないこともあります.すぐに診察を受ける事をおすすめいたします.
かかりつけの先生にまず連絡をしてみてください.
もしそれができなければ,眼科の専門の動物病院を探して診察する事を考える必要があるかもしれません.

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相談内容:目の異常について

飼い主からの相談

相談者:東京都 こゆきさん
3才♂のシェルティです。昨年8月(当時2才)体重17.8Kgで股関節脱臼して以来、ダイエットを続け、
約1年後の現在、14.5Kgまで落としました。
2週間ほど前から右目だけショボショボさせるようになりました。
充血もなく涙も目やにも出ず、病院で角膜検査をしても異常無しだったのですが、
まるで目に異物が入ってゴロゴロするかのように右目だけを眩しそうに細め、不自由そうです。
考えられる病気や対処法等ありましたらアドバイス頂けると助かります。よろしくお願い申し上げます。

中津 賞先生(中津動物病院)からの回答

結膜嚢内の異物は調べられましたか、これは眼瞼結膜は眼瞼の奥で折り返して、眼球結膜(白目に部分)へと出てきます。この一番奥の部分が結膜嚢と呼びます。ここにたまたま草の切れ端や種が入り込んでいつまでも痛みが続くことが有ります。
角膜には異常がなかったようですが、眼内の構造物に異常があってもショボショボさせるようになります。虹彩炎、緑内障、等も含めて再度検査を受けてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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