スタンダードプードルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

スタンダードプードルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:ぐるぐる回る狂ったようなプードル

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 トムリさん
今日で、プードルのプーちゃんが来て、9日目になりますが、最初はぜんぜん動かない静かな子でした。しかし、3日前あたりから、ケージの中に入れると、狂ったように、ぐるぐると回り始めます。しかも、ずーっと、キャンキャンいいながら。えさをあげても、えさ箱がなかなか見つからず、臭いをかいで探しています。目を見ても、目を合わせません。ぐるぐる廻って2,3秒止まると斜め上を見つめながら、目が泳いでいます。そして、また、ぐるぐる回るといったような繰り返しで、ケージから出すと少し良くなります。脳に異常があるのでしょうか?心配でたまりません。どうか、よろしくおねがいします。なお、ペットショップの人の話によると、目の検査の結果、見えているけれど、ちょっと見えにくいみたいだ。と言っていました。回るのも癖だ。とも言っていました。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

実際に見ていないので、異常か癖かはわかりませんが、
文面から推察するに、ジステンパーなどの、
脳に障害を残す感染症や、先天性の疾患などの可能性を、
感じます。
ショップではなく、動物病院に連れて行き、
見てもらったほうが良いと思います。

伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

止まっているときでも目が泳いでいる状態ですか?そして回るのは常に同一方向ですか?これだけで考えると、目が見えていないというより、内耳前庭に何らかの障害があるように思えるのですが。
この場合専門的ですが、眼球震盪、斜頚、見当識障害、旋回運動などが見られるのですがいかがでしょうか?
水頭症なども気になります。
ちゃんと病院で診てもらうことが重要だと思います。

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相談内容:涙と目やに

飼い主からの相談

相談者:京都府 ちび太さん
いつもお世話になります。
さて、二歳のプードルについてなんですが、20日ほど前にカットに出して、その日カットした毛とかが目に入って涙と目やにが出ていたんですが、その状態がずっと続いています。
目の中に時々ゴミとか、毛が当たったりしている時もありますが、何でもない状態でも、涙と目やにがちょっと気になります。一日に最低2,3回は拭いてやらないといけないような状態です。
何か目の病気にでもかかっているんでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いいたします。

若山 正之先生(若山動物病院)からの回答

マルチーズやプードルなど白い毛のワンちゃんで、目頭の下や眼の周囲が茶色に変色しているのをよく見かけます。これを通称「涙やけ」と呼んでいますが、本当は「流涙症」によるものです。
ヒトの場合もこの「流涙症」があります。これは中高年がよくかかる病気の一つとして知られ、風にあたると涙が流れ出し、風がなくなれば涙が止まります。 症状が重い場合は、風がなくても涙が流れてしまうこともあります。 もちろんヒトでは涙やけはありませんが、皮膚炎を起こしてしまうことはあります。
【涙はどこへ】
涙は、涙腺から分泌されます。そして「まばたき」というまぶたの動きによって、涙で常に眼の表面を湿らし、ホコリを取り除いています。涙はその役割を終えた後は、目頭のところにある涙小管を通り鼻の奥に流れつきます。
【流涙症とは 】
流涙症とは涙の分泌量が多くなり、涙がまぶたの外へと流れ出る状態のことです。
【原因】
眼の病気で涙の分泌する量が増える、結膜炎で涙小点が詰まり涙が鼻の中に流れ出ないなど、涙が鼻へ流れ出る障害が原因となります。重要なことは症状として起っているのか、病気として起っているのかを知ることです。
【症状】
涙が過剰に出て眼の下が絶えず濡れている流涙症では、目頭の下が「涙やけ」を起こし毛が茶色くなっています。 また下まぶたの皮膚が赤くなったり、湿疹や感染症が見られます。
眼の感染症、炎症、ゴミ、逆さまつげ、アレルギーなどにより涙が流れ出ることがあり、見た目の症状は流涙症と同じです。しかし、これは眼の病気や異常に対して涙を流しているのです。いわゆる眼の防衛反応としての涙ですので、実際の流涙症とは区別されなくてはいけません。
そして本来の眼の病気や異常を治療しなくてはいけません。
【重要事項】
流涙症の原因はいくつもあるので、完全な治療は難しいものもあります。症状として起っている場合は、原因を探し治療を行えば改善されます。病気として起っている場合は目薬や投薬を行ったり、涙管洗浄、逆さまつげなど眼球を刺激する恐れがあるまつげを除去したり、外科処置を行ったりします。
「涙やけ」が起きても、普通のことなんだと思っていてはいけません。 病気として起きていては可哀想です。 その判断は獣医師に診てもらってからにして下さいね。

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相談内容:左目がおかしい気がします。

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 みかん坊やさん
はじめまして。うちの9ヶ月になるプードル(メス)の目についてお伺いします。左目の瞳孔が右目に比べて大きく光っているのですが・・・室内の照明のしたでもあきらかに、右目と左目の光り方が違います。色で言うと、青みがかった白のような。見えてはいるようなのですが、涙やけのアイローションをつけたりすると、左目だけ閉じたままです。元気がないわけではなく、どこか目の病気なのでしょうか?食が細く好き嫌いが激しくそのために栄養不足が原因なのでしょうか?よろしくお願いいたします。

古井 裕二先生(とうごう動物病院)からの回答

左右の瞳孔の大きさは同じでしょうか?片目だけ光を感じていなかったりすると瞳孔が大きく開いて青白く見えたりしますよ。この場合、網膜や視神経の異常を考えます。また水晶体の疾患も疑います。つまり白内障ですね。また問題が角膜や前房(角膜と虹彩のあいだの部分)、硝子体(目の中にあるゼリーのような物質)にあるばあいもあります。視力は片目が健康であれば行動上おかしくみえないものです。目の説明は模型や図などを用いて行わないと理解して頂くのが難しいです。僕のこの説明では専門用語が多すぎて理解しづらい事は重々承知していますがご了承ください。食が細いというのも果たしてそれが好き嫌いの範疇なのかそれともなにかそこに病気が隠れているのか見極めたいですね。僕が飼主なら動物病院に行ってしっかり診察してもらいます。参考にして下さいね。

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相談内容:若年性白内障について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 マキコさん
はじめまして。現在3歳のT・プードル(♂)を飼っています。
先日、出かけていたときに左目が白くにごっている事に気づき、飛び込みで動物病院に診てもらったところ若年性白内障で遺伝だと言われました。
点眼液などで少しでも目をケアしていく事だと言われましたが、もう一度主治医の先生に診てもらってくださいと言われ、かかりつけの先生に診てもらった所、同じく若年性の白内障で遺伝だと診断されましたが、進行を遅らせるような処置は(点眼液含め)なにもないですと言われました。
インターネットで検索する中で若年性白内障なら早めに点眼液などで処置を・・などのことも書かれており、本当の所どうなのかと不安になってきました。
手術もあるが手術に関してはどちらの先生もあまり勧めてはくれませんでした。
今は左目は光には反応し、瞳孔も正常に反応しているが、物は何も見えていない状態で、右目は正常だと診断されています。
両目とも発病する可能性が高いと言われている中、何かできないか教えてください。

吉野 勝博先生(吉野獣医科医院)からの回答

今、脚光を浴びているのが「中南海 天眼 350粒12600円」です。
若年性を含め治癒効果が報告されています。
 アスタキサンチンを含む漢方処方でブルーベリーを遥かに超えたもので抗酸化作用に優れていて当医院では「グロスミン」と併用して失明を避けています。

松倉 源太郎先生(洋光台ペットクリニック)からの回答

若年性の白内障については、プードルには多い印象があります。しかし、若い頃からの白内障を全て若年性白内障と考えると、別の病気を見逃してしまうこともあるかと思います。
全身性の炎症性疾患、糖尿病などを除外しておく必要があると思います。
それらの可能性が否定できて、若年性白内障と診断がついた場合は、確かに目薬等で病気をコントロールすることは、難しいといわれています。初期の白内障には、点眼薬で進行を遅らせることもできるかもしれませんが、この場合の初期とは、見た目では白くなくて、検査をしてようやくわかる程度の白内障のことを言います。
手術に関しては、私は専門ではありませんが、眼科専門医を紹介することはできますので御相談ください。
人間と比較して犬は視覚に頼る部分が少ない動物です。また、炎症を併発していなければ、痛みもありません。手術のリスクなどと動物の不自由具合を良く考えた上での判断が必要となると思います。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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