ポメラニアンの歯・舌・口の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ポメラニアンの歯・舌・口の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:口の中の出来物

飼い主からの相談

相談者:東京都 アさん
本日口の中に出来物があるのを発見しました。
特に今通院している持病はありません。
本人は痛がったりする様子はなくご飯も普段通り摂取してます。唾液が増えると言うことも特にありません。
経過観察が良いのか受診したら良いのか迷っています

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
写真を見る限り結構大きいですね。
ご飯が食べられなくなったり、唾液が増えたりというのはこのしこりが痛みや違和感を起こしたり、口が閉じられなくなったりして初めて出る症状です。人間のように違和感を伝えられない犬や猫の違和感に人間が気付くのはかなり進行してからになり、いろいろ手遅れになりがちです。せっかくそうなる前に気づいたのであれば、一刻も早く動物病院で見てもらってください。
経過観察をするかどうかは診察した獣医師に判断してもらうのがいいでしょう。

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相談内容:メラノーマについて

飼い主からの相談

相談者:大阪府 こまさん
愛犬が7歳になり、最近しこりなどないか注意深く観察しています。
メラノーマがどんなものか調べてもイメージがつかないのですが硬いしこりのようなものなのでしょうか?黒く変色した部分(腫れなどはない)があったらメラノーマを疑うべきなのでしょうか?正常なひだとの違いは素人にも分かるのでしょうか?
また、写真の○部分はメラノーマでしょうか?正常なひだでしょうか?
質問ばかり申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
小さくて見えづらいのですが、正常なひだのように思えます。
メラノーマはやや硬めのしこりです。
丸くふくれあがる感じです。
ただ、悪性黒色腫(メラノーマ)とはいいますが、必ずしも色が黒いという訳ではありません。正確なことを言うと、しこりの内部は黒いが、表面は正常な色(ピンク色)だったりします。
正常なひだとの見た目の違いは素人には分からないと思います。獣医師でもはっきりと申し上げるのを躊躇することがあります。
なので経過をみていくことで判断するのが有用です。メラノーマであれば、まず間違いなく大きくなっていきます。1カ月、2ヵ月と経過するにつれて2倍、3倍と腫大化します。そうでなければ、悪いものではないという考えが支持されます。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
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■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:歯石除去の手術について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 さくらさん
歯石除去の手術を受けたのですが
全身麻酔をします とは言われず
鎮静剤を打ちます と言われました
歯石除去の手術は全身麻酔で行われるものだと思っていたのですが
歯石の状態などに応じて 鎮静剤で行われることもあるのでしょうか。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

麻酔とは鎮静剤と鎮痛剤と筋弛緩剤などの一部や複数を組み合わせて行う治療法をさします。
ですので麻酔と鎮静が全く違う事ではなく境界はあいまいです。
ただし、実際に大学では鎮静とは意識を低下させる事・鎮痛とは痛みを抑える事・筋弛緩とは筋肉が動かないようにする事と習います。
教科書上はあいまいさはないですが、臨床の現場では飼い主の方に説明する方便として使い分ける事もございます。
おそらく今回の説明は整形外科手術をするには痛くて起きてしまうが歯の治療程度では意識レベルが低いままでいられる安全で浅い麻酔ですよと、言う事だと思います。
心配であれば直接聞いてみるといいでしょうが、おそらく聞きにくいのですよね。
でも、私であれば術前に十分に質問をして頂いてご納得の上で治療に取り掛かりたいと思います。
説明で判らない単語があればすぐに質問しましょう。大事な家族の施術ですから無用な気遣いは禁物ですよ。
お大事にしてください。

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相談内容:歯石除去について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 さくらさん
6歳(今年7歳)のポメラニアンなのですが、口臭が気になること、歯石が気になること、口腔内の環境の悪化とそれに伴う病気を予防したいという考えから、歯石除去することを決めました。
しかし、不安なのが全身麻酔です。
歯石除去のために全身麻酔をし、亡くなったケースもあるようですし、周りからも気をつけてねと言われ、不安が消えることはありません。
以前一緒に暮らしていた愛犬は15歳の高齢で全身麻酔をして歯石除去をしたことがあるのですが、そのことから少しの期待もあります。
命をかけてまで歯石除去する必要があるのかとも考えるのですが、私のエゴで決めてしまいました。
不安なのであればやめた方が良いでしょうか。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
最近は歯周病が様々な病気のもとになることが分かってきており、歯周病治療を希望される方も増えました。
以前は「グラグラしたり痛みが出たりしたから仕方なく抜歯をする」というのが治療でしたが、そうなるより前から適切に管理すれば、生涯いい状態で歯を残すことができます。
全身麻酔は、考えられているほど命がけのものではありません。ただしそれはあくまで「健康な」犬や猫の場合です。健康かどうかは、身体検査や必要に応じて血液検査や画像検査によって「麻酔をかけられる程度に健康」かどうかを獣医師が判断することになります。どの検査をどの程度まで行って「これなら全身麻酔をして歯周病治療をするメリットがある」と判断するかは、その子その子で変わってきますから、心配であればかかりつけの先生にしっかり確認するといいでしょう。
全身麻酔は、しなくて済むならその方がいいですが、怖がって必要な処置をできないのであれば本末転倒です。より高齢になり、臓器の異常がで始めて麻酔のキケンが増えてから「どうしても処置をしなければならない」となる方が困ります。
また、最近は麻酔無しで歯石を取るという施設もあるようですが、そもそも「見えているところの歯石を取る」のと「見えないところの歯石まで取る」のは内容が全く異なります。歯周病治療には「見えないところの歯石を取る」事が非常に重要で、それなりの痛みや不快感を伴う処置になるため全身麻酔は必須です。
歯周病を放置するほうが長生きできませんし、愛犬が苦しむことになります。ぜひ適切な処置を受けさせてあげてください。
ちなみに、「歯石除去のために全身麻酔をかけて亡くなる」と言うのは、物事の悪い面だけを切り出した伝言ゲームのようなものです。歯周病を放置した結果高齢になって心臓が悪くなったけど、処置をしなければ痛みで食事が取れないから一か八か処置をする・・・ということもあるでしょうし、そもそも「健康」という判断をきちんとした上でやっているかにもよると思います。このあたりは獣医師とよく話し合い、どこにどの程度費用と時間を掛けるか(あるいはかけないか)納得がいってから処置をされることで、解決すると思います。

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相談内容:歯がグラグラ

飼い主からの相談

相談者:千葉県 korinさん
こんばんは。今回もアドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
宜しくお願いします。
ポメラニアン8歳です。
歯磨きをしっかりしていたせいか歯石はほとんど付いていないのですが
2か月程前に上の歯、犬歯の2本後ろにある小さい歯が
(見えている部分は横3ミリ縦2ミリ)
グラグラしているのを見つけました。
すぐかかりつけの獣医さんに見て頂き「抜けるでしょう」と
お話されたのですが、その後ぐらつきが進み
今は触って揺らすと歯の前半分の根元が見える状態です。
このまま自然に抜けるのを待っていてよいのでしょうか?

荒蒔 知平先生(シートン動物病院)からの回答

はじめまして、吹田市シートン動物病院の院長の荒蒔です。
結論から申しますと、そこまでぐらついている様子なら自然に抜けるのを待っても良いと思います。
しかし、心配であれば、引っ張れば一瞬で抜けると思いますので、麻酔を使わずに抜いてもらうえばよいでしょう。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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