ビーグルの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

ビーグルの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:今までのように元気がなく、心配で仕方ありません。

飼い主からの相談

相談者:大阪府 moverさん
はじめまして。飼い犬の様子がおかしく、心配になり、いろいろ探していたところ、このサイトにたどり着きました。どうぞよろしくお願い致します。ビーグル犬メス7歳です。12月17日の午前中までは特になにも変わった様子はなかったのですが、夕方に散歩に出かけたところ、全く元気がなく、歩くスピードがゆっくりで、こちらが引っ張るような感じでした。いつもなら、人間よりも先に元気よく歩いたり、走ったりしていたのですが、今はもう走ることもなくなりました。散歩で他に気付いたことは、人間の膝くらいの高さの段から降りれなくなっていました。普段は食欲旺盛で、もっとちょうだいといった感じなのですが、その日は食欲もなく、初めてご飯を残していました。 
次の日、心配になり、お医者さんへ連れて行きましたが、特に悪いところも確認できず(以前から不整脈があるとは言われていました)、その日は肝臓等の注射をしてもらい、血液検査をしていただきました。血液検査の結果も特に異常はないとのことでした。その日からの食欲は元に戻ったようで、残すこともなく、たくさん食べています。しかし、1週間が経った今も、散歩では、かなりゆっくり歩いており、人間の膝くらいの高さの段へ飛び乗ることや飛び降りることはできずにいます。そして、抱っこをする際、いつも片方の手でおしり当たりを持つのですが、今まではなんともなかったのに、先週からそこを持つと「キャンキャン」と痛みを表す鳴き方をします。 
毎日一緒に過ごす中で、後ろ足当たりが弱っているのではないか?と思うのですが、いかがでしょうか?後、ほかの犬はどうかわかりませんが、うちの犬は、数年前から寒いとよく震えています。ただ、最近震えている様子をよくみかけるようになってきたので、寒さが原因ではないかもしれないと思うようになっています。 
念の為、排便、排尿は元気だった時と変わらずです。
長くなってしまいましたが、家族みんなが心配しております。どうぞご回答をいただけますよう、よろしくお願い致します。

今瀬 覚 先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは。血液検査等により内臓疾患が無い場合、ビーグル犬に多い疾患として、脊椎症が考えられます。
特に、多いのが頚椎の痛みです。とりあえずは、脊椎のレントゲン検査をしてみてはいかがでしょうか?ただし、単純レントゲン検査の場合、必ずしも異常が見つかるとは限りません。その場合、様子によってはCT/MRI検査をオーダーする場合もありますが、全身麻酔が必要となりますので、よく検討する必要があるでしょう。
レントゲン検査・臨床検査の結果、脊椎症を疑える場合、消炎鎮痛剤の投与で、症状を抑えることが出来ると思います。

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相談内容:散歩から帰ってくると、座れません。

飼い主からの相談

相談者:大阪府 tleobeagleさん
ご質問させていただきます。
9歳になるビーグルです。最近、元気がなく、食欲も余りありません。
それでも、散歩に行く前は、元気なんですが、15分程度の散歩をして帰ってくると、座ったり、横になることができません。自力で座ろうとするのですが、座れないので、うろうろ歩き回り、息使いが荒くなります。ひどい時は、7~8時間座れずに、家の中を歩き回ります。よく見ますと、後ろ足がふらつき、時々右足を軽くあげたり、左足をあげたりします。後ろ足をさすったり、触っても、嫌がりますが、声をあげるほどではないので、強い痛みはないようです。この様な場合、考えられる原因はなんでしょうか?
宜しくお願いします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、tleobeagleさん
早速ですが、レオ君、腰部や、頸部等の脊椎を痛めている可能性があります。また、太い血管に異常があって、しびれなどがあるのかもしれません。7-8時間も座れないというのでは、本人もかなりつらいことと思いますので、早めに診察を受け、まずはレントゲン撮影などをしてもらって下さい。
また、診察を受けるまでは、運動はしない方がいいので、散歩も止めるか、トイレの問題があるなら家の周りを廻る程度にしてトイレが終わったら、すぐにお家に戻るようにしてあげてください。
また、今回のようにうろうろ歩き回って座りにくそうにする時は、おなか周りや腰に少し手を添えて体重の負担を軽くしてあげると楽かもしれませんので、試してあげてくださいね。
痛めている部分をかばって、他の部分を悪くしたり症状が進行しないように、早めに診察をお勧めします。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください

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相談内容:治らないのでしょうか?

飼い主からの相談

相談者:大阪府 aicoさん
こんにちは。教えて下さい。
ビーグル8歳のオスです。
先週から十数回ものてんかんを引き起こし、病院で処置をしていただきましたが、抗癲癇薬フェノバールと、ソフニゾロンで、てんかんは治まっています。
しかし、癲癇ではなく、昨日19日の夜から、少しづつ寝ている時に手足がカタカタと震えのようなケイレンが始まり、今日も1日中治まっていません。
呼吸の後に特に右半身(顔、手、足)がガタガタガタっと震え、苦しいのか寝ながら顔を上に上げています。
1日何回とゆうよりも、常にケイレンしている状態です。
昨日までは少しづつ歩けていたのに、今日は1回も自分で立つこともできずに、横になった体を、ふせのように真っ直ぐに戻すだけもバタバタともがきながら、ひっくりがえりながら出来る時もあれば、出来ない時もあるという状況です。
食欲はありますが、舌が運動麻痺していて、うまく食べれず、すごく散らかしながらどうにか食べている状態です。
今日はいつもの病院がお休みで、大阪、阿倍野にある24時間している病院にいきましたが、フェノバールをいつもの2倍量注射でしてもらい、血液検査もさほど、問題ありませんでしたが、震えのようなケイレンは治まりませんでした。
病院(いつもの病院、今日の病院)では、どちらとも、脳に異常があるとおもいますが、詳しくはCTを撮らないとわからないといわれています。
又、別件ですが、口にたぶん良性の腫瘍があるといわれています。
今日の病院では外耳炎がひごいとゆわれました。
その場合、CTをとって何かがわかればこの痙攣も治り、前のように歩けるようになるのでしょうか?耳や口の手術もするべきなのでしょうか?
最近、検査や抗癲癇薬などで、金額が厳しくなり、親が安楽死まで考えだしていて、私はそれだけはどうしてもさけたいのです。
後、今のケイレンは頭が右に傾きます。
癲癇ではないこのケイレンは一体何なのでしょうか?
もし、脳に異常があった場合、最悪どこまで、麻痺が進むのでしょうか?
食事や排便、排尿まで困難になったりするのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

  脳以外の検査をして、特に問題が無ければ、説明を受けられているように、脳に問題があると思われます。
検査としては、CTあるいはMRIが必要と思います。
  発作を起す原因として、変性性、奇形、代謝性、腫瘍性、栄養性、炎症性、中毒性、外傷性、血管性、特発性などに分けられます。年齢や飼育環境などから、これらのいくつかは除外されますが、発作を起す疾患はたくさんあります。
  たとえば腫瘍であったとしても、腫瘍の種類、悪性度、発生位置などによって治療法や予後は異なります。
  障害を起している部位により、不自由になる行動や程度も異なります。
  大変ご心配なことと存じますが、脳に限らず、どのような症状であれ、原因が分からなければ、治療法も予後も分かりません。
  どのような検査であれ、万能ではありませんし、CTなどは高価な検査になります。主治医の先生と、よくご相談されるのが良いのではないでしょうか。
  

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

大変ご心配だと思います。
お気持ちは良く判ります。
痙攣や麻痺といった神経障害がある場合、
それも、永遠ちゃんのように重い症状が出ている場合は、
やはり脳内の問題を疑わざるを得ません。
CTやMRIといった断層写真を撮る以外に、
脳内の状態を知るすべは無く、
ご心配されている今後の展開も、その検査次第なので、
治せるものかどうか検査をして、初めてわかる物と、
思ってください。
物によっては進行し全くの寝たきりになる事も
可能性として頭に入れておく必要があるでしょう。
検査前に歩けるようになるとも成らないとも、
わかる獣医師は居ないと思います。
耳や口の件は痙攣や麻痺の問題から考えると、
二の次と考えるべきでしょう。
痙攣や歩行困難が改善したら検討するべき内容でしょう。
苦痛を取り除いてあげるすべが無いと判断された場合には、
安楽死という選択も、動物のために成る場合があります。
日本人にはあまりなじみの無い処置なので、
抵抗が有ると思いますが、
苦痛を長引かせるだけならば、その選択肢も十分考慮すると
良いと思います。

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相談内容:てんかんの後の後遺症ですか?

飼い主からの相談

相談者:大阪府 aicoさん
はじめまして。教えて頂きたい事があります。
ビーグル8歳のオスです。
今月13日の夜から14日の夕方に病院に連れて行くまで、5回以上ものてんかんを起こし、抗生物質の注射をして、病院では発作止めの下剤を渡されました。
そして、帰宅してから2時間くらいでまた発作が起きたので、下剤をしてすぐに病院に行きました。
また何かの注射(たぶん発作を鎮めるお薬だと思います)をしてもらい、また下剤を2個もらいまいたが、朝までに4回(うち3回は1分以内、1回は5分以上)もてんかんを起こし、朝、すぐに病院に連れて行きました。
すると、病院についてから診察までの間に、意識障害になってしまって、瞳孔も閉じたままでした。
そして、すぐに入院したのですが、夜に元気になったので迎えにきてほしいとゆわれ迎えにいきました。
確かに自力で立ててはいたのですが、やはり体がふらついていました。
16、17日と薬を飲ませていますが、見ていると自分では立ち上がるとこができなたっかり、歩きたいのか、手足を伸ばしたまま必死に動こうとします。
クンクンとかなしい声でなき、涙も流したりします。
少しの時間だけ自分で立って歩けるのですが、すぐに力が抜けたように倒れてバタバタした状態になってしまいます。
病院から帰ってから舌も口から出たままで、すぐに乾燥して固くなってしまいます。ご飯も寝ながら舌も前より動かしにくそうに食べづらそうに食べています。
舌はでたままでも、大丈夫なのでしょうか?
鼻も乾いてしまうことが多くなり、心配です。
てんかんを抑えるお薬は飲んでいるので、てんかんはいまのところ落ち着いていますが、体に残った後遺症のような鈍いからだのふらついた動きや、舌が口に戻せない状態はこのまま治らないのでしょうか?
又、死ぬまで飲まないといけないとゆわれた、てんかんを抑える薬を飲んでいたら肝臓が悪くなると先生にゆわれたこともすごく気になります。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

癲癇発作は「てんかん」のみで起こるものではありません。
原因疾患の中には「頭蓋内新生物」や「ホルモン疾患」もあります。
また、診断は除外診断(可能性のある疾患を打ち消していく)と画像診断となります。
かかりつけの獣医師からはどのような診断で何を処方されているのか、きちんと聞いておくべきでしょう。
単純に「癲癇」であれば発作後にふらつきや流涎を見ますが、それが数日に渡って持続する事は少ないでしょう。
再度かかりつけの獣医師もしくは他の獣医師に実際診察を受けた方が良いかと思います。
抗癲癇薬については、肝臓に負担の少ない薬もあります。
基本的には持続して飲ませていきます。
まれに薬をきる事が出来る例もありますが。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、aicoさん。
ビーグルの永遠くんの突然の発作、そして運動障害、とても驚かれ、また悲しい思いをされている事と思います。
早速ですが、ご質問にお答えしますね。
今回治療前から治療後、特に16日の朝方は「てんかんの重積」というてんかん発作が何度も続けて起きる状態が永遠くんに起きていたようですね。
てんかんの発作は単発的に起きている場合はさほど後遺症の心配はいらないのですが、「てんかんの重積」という状態になると、永久的な神経障害を引き起こす可能性が高くなるため、大変危険です。
日頃より、てんかん治療にあたる獣医師は、ひたすらこの重積状態を回避する事が何よりも優先されます。
今回、残念ながら永遠くんの歩行困難や、舌の運動神経の麻痺は病院で起きた意識障害の後遺症ではないかと推察されます。
今後の経過としては、麻痺そのものへの治療は基本的にリハビリとして、身体を支えるなどの補助をしてあげながら運動をさせる事がメインになり薬などを使っての治療はあまりしないと思います。また、同時に、抗痙攣薬をつかっててんかん発作の発現を抑える事が大事だと思われます。
ただ、あまりお気を落とさないようにしてください。リハビリだけでも今後すこしずつ永遠くんが身体のコントロールを出来ていくための手助けになり、自力での歩行も少しずつでしょうが、上手になっていくはずです。
身体をタオルを巻いて支えてあげるなどして、飼主さんみんなで、永遠くんを励ましてあげてくださいね。
また、抗痙攣薬(てんかんを抑える薬)ですが、肝臓に負担がかかるもの、腎臓に負担がかかるもの、それぞれありますので、それらを永遠くんの身体の状態に合わせて組み合わせて使う事が大切です。
ひとくくりに「てんかんを抑える薬を飲んでいたら肝臓が悪くなる」と言えるものではありませんし、そのように言われてしまっては今後のてんかん発作のコントロールをする事に不安になってしまいますね。
基本的には、抗痙攣薬は代謝の早い薬が多く、続けての服用も可能な薬を使う事になりますので、大丈夫です。わたしの病院にも何年も薬を飲んで発作をコントロールしている子がたくさんいます。
ただ、はなはだ蛇足かもしれませんが、今回の治療、下剤の使用というのがあまりわからない事、抗痙攣薬に対する認識に少し不安もありますので、セカンドオピニオンとして、発作のコントロールについての相談をかねて、他の動物病院での診察も受けられてはいかがかと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください

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相談内容:後ろ足に力が入らないのですが・・・

飼い主からの相談

相談者:福岡県 みやぎさん
始めまして。12年になるメスのビーグルなのですが、毎日父が山へ散歩へ連れて行っていたのですが、いつもの様にリードを外していたのですが、戻って来た時に右の後ろ足を上げて、びっこを引いて帰ってきました。翌日になっても治る気配がないので、病院へ行くと、関節を痛めている様だとの診断。痛み止めの注射3本と内服で帰宅。症状も変わらないまま、1週間程過ぎた頃、雷がなりそうなある日、庭から脱走。(以前も雷が怖くて脱走した事あり)その日に戻ってはきましたが、今度は後ろ足両方共、動かず、前足で体を引きずって帰ってきました。翌日、立てる様にはなりましたが、足に力が入らず、ブルブルと震えています。触っても嫌がる様子はなく、痛がる様子もなく、食欲も以前と変わりありません。しかし、歩いても長く立っていられないので、すぐ座りこんでしまいます。このまま様子を見てていいものか、心配です。年はとっていますが、いつも山登りで鍛えているので足腰は丈夫だと思います。
どうか良いアドバイスをお願い致します。

錦戸 正己先生(錦戸獣医科病院)からの回答

老年性の変形性脊椎症に間違いないと思います。ビーグルに多い病気です。背骨のレントゲンを見ると、わかる先生だといっぱつでわかります。このままでは、半身不随になります。治療は、レザー針とグリーンマッスル、漢方のショウコウセンなどが、ききます。

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