ボーダーコリーの便・肛門の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

ボーダーコリーの便・肛門の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:下痢 餌を食べない

飼い主からの相談

相談者:千葉県 しろくま君さん
はじめまして、こんにちは。アドバイスを頂きたく質問させていただきました。ボーダーコリーを飼い始めました。
1月8日にブリーダーさんから引き取り我が家で飼いはじめ、1週間くらいはよく食べて便も順調でした。
ブリーダーさんから頂いた餌もなくなり始めたので混ぜながらあげるためにも新しい銘柄のドックフードを買いました。この頃から餌の量も少しづつ増やしました。が・・便がゆるくなってきました。量を減らしたりドックフードをブリーダーさんから頂いたものだけにしたりとしましたがゆるい便から下痢に。下痢が2.3日続いたときにブリーダーさんに相談したところ寒さからきたのではないかと言われ生活する場所の改善をしました。暖かい環境にしました。
そして、下痢が2.3日後食欲もなくなってしまってしまい元気もなくなってきました。お水は飲んでいます。
ストレスもあるのかなぁと思っています。(旦那のかまいすぎ、普段生活する場所が定まらなかったこと。)
昨日 ブリーダーさんから頂いた薬を餌にまぜてあげたのですがペロとしたぐらいで食べませんでした。そして今朝も餌に混ぜてあげたところ
少しづつですが食べてくれて(間食ではないです)様子を見ています。
色々と試したのですが、ドックフードの変化での下痢ではないことは分かりましたが原因が分からないです。また、下痢の薬はどのくらいで効き始めるるのでしょうか?
今は買い始めて間もないのでかかりつけの病院もありません。

遠藤 薫先生(遠藤犬猫病院)からの回答

こんにちは。
出来る府だけ早く便を持って病院で診察を受けてください。
下痢の原因も沢山あるので、素人判断はこの時期危険です。
掛かり付けの先生がいないのであれば、近くの人に聞いて、お勧めの病院に行ってみてはいかがでしょうか。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:繰り返す軟便・粘液便

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 makironさん
はじめまして。長文ですがよろしくおねがいいたします。
4歳の室内飼いのボーダーコリーです。散歩や遊ぶのが大好きですが、小さい頃から食が細くお腹も弱く、現在も下痢をするたびに動物病院に連れて行っています。
病院では、行く度に検便をして「大腸炎」「水の飲みすぎ」「腸内細菌のバランスの崩れ」「油分はなるべく摂取させないように」「絶食はしなくて良い」と毎回だいたい同じことを言われ、抗生物質を処方され、飲ませます。
出された薬は効き、下痢も軟便も粘膜便も出なくなりますし、薬がなくても思い出したように良好な普通便をすることもありますが、またすぐ下痢や軟便になります(ティッシュでつかめない状態)。
消化力が弱いのか、食べさせすぎかと思い、おやつやフードを減らしたところ、痩せはしましたがお腹のゆるさはかわりませんでした。
フードはずっとナチュラルバランス(それだけでは食べないので肉やササミジャーキーを細かく切って混ぜて)を食べさせていましたが、それもやめ、ここ一ヶ月はおかゆに、小さく切って柔らかく茹でた肉や魚・野菜を混ぜて与えています。
しかし、それでも軟便・粘液便をします。
ここ3日も粘液便が続いており、昨夜は泥状の便に点々とした赤い血液も混ざりました。今朝は食事を抜いたところ、夜には粘液にくるまれたつかめる程度の便少々と軟便が出ていました(血液はなく、粘液のほうが多いような便でした)。
今回も病院に連れて行こうとは思いますが、また同じ薬を出されて、治ってしばらくしてまた繰り返して・・・となるのかと思うと、何か他にできることはないのか、根本的な原因究明をすべきかと思ってしまいます。
そこで、質問させてください。
1.こんなに毎日のように粘膜が出ても身体は大丈夫なのでしょうか。
2.本当はもっと詳しい検査をしてもらいたいのですが(素人考えですが、すい臓・胃の障害、腸の腫瘍も心配しています)以前食物アレルギーの血液検査をお願いしようとしたところ、「あまりアテにならないから」と言ってやってもらえなかったこともあり、なんと申し出て、どんな検査をおねがいすればこれらのことがわかるのでしょうか。
3.詳しい検査は大きな病院でないとしてもらえないのでしょうか?
いっそペットドックのように全身検査をしたほうがいいのでしょうか。
4.検査は麻酔を必要としますか?麻酔をしない場合、犬が痛がるような検査もありますか?
5.平日は毎日留守番をさせているので、そのストレスからしょっちゅうお腹を壊していると言うことも考えられますか?(性格は気が小さく甘えたがりで、どこへでも一緒に行きたがりますが、仕事なので留守番させています。)
質問が多くてすみません。どうぞよろしくお願いいたします。

中津 賞先生(中津動物病院)からの回答

検便も顕微鏡で観察するだけでなく、粘膜の塗抹標本を染色してどんな細胞が検出されるかも診断の大いなる手助けになります。また血液中のタンパク質量も腸からに吸収の程度を知る上に重要な情報です。さらにこのタンパク質の電気泳動によってさらに詳しい情報が手に入ります。下痢の原因が小腸に有るのか、大腸に有るのかの判定も治療や診断の上から重要です。膵臓の消化に及ぼす影響は顕微鏡検査で、栄養素(澱粉、蛋白、脂肪)別に検査できます。デンプン粒が検出されたり、肉片が未消化のままで見つかったり、脂肪滴が見つかります。この一種類でも見つかれば膵臓の外分泌機能と診断されます。これは小腸性の下痢で、便の量も多いのが特徴です.澱粉や脂肪が大量に未消化で糞便中に出てきますと便の色は黄色ではなく、白っぽく、灰色になり、酸っぱいにおいがします。これは重度の膵臓からの消化酵素の分泌不全を示しています。胃については、嘔吐が観察されていませんので問題はないようです。大腸性の下痢場合は多くは渋りが出ます.便意がいつまでも有り、排便姿勢をとり続けます。大腸は内視鏡で粘膜の様子が観察でき、また粘膜の一部を安全に採取出来ますので、組織材料として、詳しい変化を調べることも出来ます。要するに適確な診断がこの犬では、まだされていないために治療が奏功していません.もっと検査受けて下さい.正確な診断が得られたなら、治療の目安も立つと思います。下痢の原因は本一冊分有ります。でも通常は珍しい病気を考える必要は全く有りません。病気の原因を究明して正確な診断を得て、治してやろうという意欲のある獣医師の診察を受けて下さい。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
便・肛門の異常に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

ボーダーコリーの人気記事ランキング

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科