頭の回転はピカイチ! ボーダーコリーはどんな犬?

愛らしい顔立ちにふわふわの毛並みがかわいいボーダーコリーは、運動神経抜群で高い知能の持ち主です。アジリティやフリスビーで活躍しているイメージがありますが、ルーツは優秀な牧羊犬でした。今でも牧羊犬としての能力は高く評価されていて、競技会への出場はもちろん、実際に羊を追う仕事をするボーダーコリーもたくさんいます。

体高45~53cm、体重12~25kgと、やや大きめの中型犬です。大きすぎず、小さすぎずのサイズもボーダーコリーの人気の理由のひとつでしょう。しっかりした骨格や均整のとれた体のラインも魅力。羊を追うときもワンワン吠えず、オオカミのように前傾姿勢を取り、羊たちをにらみつけて支配するので牧羊犬にありがちな無駄吠えも少ないです。

よく見かけるのはショートコートでホワイト&ブラックのボーダーコリーですが、実際は滑らかなスムースコートから、ラフコリーのようなロングコートまで、毛の長さはさまざま。顔や胸に白が入るのは共通ですが、ブラック以外にチョコレートやセーブル、トライカラーやマールなど、35種類のパターンがあります。ちなみに、耳の形も立ち耳と半立ち耳のどちらも認められていて、完全に垂れ耳になるボーダーコリーもいます。

大型犬なみ!? ボーダーコリーに必要な運動量

投げられたフリスビーに向かって、弾丸のように走り出すボーダーコリーは本当にかっこいいですよね。1000年以上に渡って優秀な牧羊犬として活躍してきたボーダーコリーは、運動への欲求が非常に高いです。しかも、散歩の時間を長めにするくらいでボーダーコリーは満足せず、走ったり歩いたり、追いかけたりと、メリハリのある運動が必要です。

「仕事中毒」といわれるほど作業意欲が高く学習能力も高いので、ぜひアジリティやフリスビーなどのトレーニングをさせてください。シープドッグ体験ができる牧場に連れて行くのもいいですね。「仕事」を与えたときが、ボーダーコリーがもっとも輝くときです。

ボーダーコリーには興奮しやすいところがあるので、クールダウンの合図は必ず覚えさせましょう。本能がうずいて何かを追いかけてしまったり子どもや犬の集団をまとめようとしてしまったら、飼い主が抑えなければなりません。

「賢い≠飼いやすい」を心得よ! 実は手強いボーダーコリー

ボーダーコリーの賢さは研究によって証明されています。カナダのブリティッシュ・コロンビア大の心理学教授が行った犬の知能テストでは、132種類の犬種のうちボーダーコリーがトップでした。
知能が高いボーダーコリーは人の指示をすぐに理解して従い、一度覚えたことは忘れません。飼い主の指示がなくてもたくさんの羊を追い立てなければなかったため、自立心も判断能力も優れています。何か教えることに時間はかからないでしょう。

賢ければ飼いやすそうに感じますが、犬の賢さは諸刃の剣です。飼い主が間違った指示をしても覚えてしまいますし、場合によっては飼い主を「従うべきでない人」と判断してまったく聞き分けがなくなることも。イタズラしたときの対応を誤ると、繰り返してしまう可能性も高いです。
感受性も高くボーダーコリーは飼い主の気持ちに寄り添ってくれますが、怒鳴られたり叱られたりすると落ち込んでやる気がなくなってしまうほど繊細です。褒めながら、飼い主が主導権を握りながらしつけなければなりませんが、なかなか難しいですね。

間違った接し方やしつけのせいで、問題行動を起こすボーダーコリーは少なくありません。初心者や忙しい人にはおすすめできない犬種です。

ボーダーコリーを迎えるときに注意したいこと

減ってきてはいますが、ボーダーコリーは遺伝的疾患の多い犬種です。
特に恐ろしいセロイドリポフスチン病(CL病)は神経細胞の病気で、2歳ぐらいで発症すると運動障害や知能障害、視力障害が現れます。治療法はなく、だいたい1年以内に死に至ります。両親のどちらもCL病の因子を持っていなければ発症しないので、ボーダーコリーを迎えるときは検査を行っているブリーダーを探しましょう。

そのほかにボーダーコリーに多い遺伝性の病気として、股関節形成不全、遺伝性てんかん症、進行性網膜萎縮などがあります。どんなにブリーダーが気を遣っていても病気の犬が生まれる可能性はゼロではありませんが、遺伝疾患は繁殖の管理で抑えることが期待できます。不幸な犬や飼い主を増やさないためにも、どこからボーダーコリーを迎えるかは重要です。

まとめ

ボーダーコリーは決して初心者向きの犬ではありません。しかし、やればやるほどできることが増え、しかもそれを何より喜ぶボーダーコリーとの暮らしは、苦労以上に実りが多いでしょう。飼い主側の能力も問われる犬ですが、ボーダーコリーと一緒に成長することを楽しめるといいですね。

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ボーダーコリーのブリーダーについて

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