フレンチブルドッグがせきやたんが出る症状に関する獣医師さんへの相談内容

フレンチブルドッグがせきやたんが出る症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:突然の呼吸困難について

飼い主からの相談

相談者:宮城県 エンドウ豆さん
現在10ヶ月のフレブル、ブリンドル男の子です。
体重は6.8キロ、小柄です。
3ヶ月でペットショップから迎え入れましたが
吐出の繰り返しでかかりつけ受診、食道肥大の症状があり、胃にガスが溜まりやすく、肺炎を併発したりと色々あり短頭種気道症候群と診断はされています。
その後は隔週通院、現在は2週間に一度の通院です。
7ヶ月頃より突然呼吸困難になり意識を失い窒息状態におちいります。失禁しながら倒れます。
その度に横腹を叩き、口を開け、舌を引っ張ったりしてなんとか回復しています。
この8月は3度そのような事がありました。
たまたま受診日だった日には少し興奮していたような感じだったけれど、受診後車に乗せようと抱いたところ呼吸ができなくなり窒息してしまい急いで処置してもらいましたが、回復までに2時間くらいかかりました。
咳や喉に何か引っかかっているような感じで吐きたいのに吐けず、それが詰まったような時にこの症状になります。
手てさわると顎下が分厚いような気がします。
てんかんではなさそうです。
生後4ヶ月頃より、ガスモチン、ネオフィリン、プレドニゾロン
ビオフェルミンを処方、1日2回飲んでいます。
突然起こる事(在宅の時)が幸いしていますが
、もし不在時に起こってしまうと助けようがなくとても心配です。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんばんわ。
生後間もないのに、重たい症状でさぞかしご心配かと思います。
さて、短頭種気道症候群とのことですが、ワンちゃんを拝見していないので確実な事は言えないことをご了承頂けたら幸いです。
今回は「失神」というキーワードについて少しアドバイスさせて頂きたいと思います。
失神というのは、てんかんのような「発作」とは異なり、脳に血液や酸素が行き渡らなくて生じます。
すなわち、今回の失神は、短頭種気道症候群で酸素の取り込みが悪く、失神していると考えられます。
お伺いするに現状は内服薬での対処をされているようですが、ここまでくると外科的な処置が必要なのではないでしょうか?
特に、外鼻孔狭窄や軟口蓋過長症、喉頭虚脱などがそれに該当すると思います。
一度、呼吸器を専門的に見ている施設に早めに紹介して頂くことを推奨します。
時間が経てば経つほど悪化すると、セミナーで勉強した記憶があります。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:軽度ヘルニアのはずが

飼い主からの相談

相談者:奈良県 tomo_sanさん
6月7日の朝 部屋の中を走り回った後 腰が痛かったのか座り込んで動かなくなりました ヘルニアかと思い受診したところ 麻痺等はなくヘルニアだとしても軽度でしょうとのことで痛み止めと胃薬を出していただき帰宅しました その頃お昼から息が荒くなり朝よりも痛そうだったので病院に電話したところ気になるようなら受診してくださいとのことでした 見ていただいてるうちにどんどん息が荒くなっていき 酸素室で預かりますということになりました 翌日は仕事だったので夕方面会に行くと鎮静をかけているので腰はふらついていますとのこと 呼吸も安定していないので退院は難しいと言われて もう1日預かることになり帰宅 その夜11時ごろに電話があり 呼吸レベルが保てないので気管挿管しますとのことでした あれよあれよというまのことで慌てて病院に向かいました 医師の説明によると夕方軽い肺炎が見られたとのこと 面会に行った時の医師は何も入ってなかったのでびっくりしました その後興奮が抑えられず再び嘔吐し呼吸が継続しにくくなり気管挿管しました その際にも嘔吐があり肺にはいったと 誤嚥性肺炎であるとのことでした 水曜日の午後に面会に行き説明をうけましたが 集中治療室で眠ってる状態でした 木曜日の朝の電話によるせつめいでは朝方状態が良くなかったが今は持ち直してますとのことでした 夕方面会に行った時のせつめいでは血圧脈拍血中酸素濃度は異常がなくおしっこも出ています 二酸化炭素も溜まっていませんが 肺の膨らみが悪くて酸素濃度が上がらないとのことでした 今日で4日目になりますがこの先のことが全然わかりません どうなっていくのでしょうか 治療をやめて連れて帰ってやった方がいいのでしょうか 御回答お願いします🙇‍♀️

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

良い方向に向かってくれると良いですね。50%というとまだまだシビアな状況ですが、まだ若いので本人の生命力に期待しましょう。
ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
なかなかつらい状況であるように思えます。
気管挿管であったり、誤嚥性肺炎であったり、厳しいワードが並んでいますね。
結局、何の病気かもわかっていない状況でしょうか?
候補としては
①脊髄軟化症
②壊死性髄膜脳炎
③腫瘍性疾患
などでしょうか。
①であれば、劇症でありヘルニアの延長のようなものです。急激に状態が悪くなっていく可能性はあります。それほど確率は高くないですが、もし脊髄軟化症であれば、打つ手がほぼないかもしれません。
②であれば、ステロイドなどの治療に反応する可能性はありますが、良くなるか、ならないか50%くらいの確率となります。助からないケースも多々あるイメージです。ただ、痛がったりするようなものではないので、そこが合わないかもしれません。
③よくわからない状況に陥っていくときは腫瘍を常に疑わないといけません。ただ、腫瘍にしては年齢が若いことと、劇症すぎるような気がするため、可能性は低めだと思います。
あとは、鎮静をかけているというのが少し気になりました。個体差により、鎮静効果が強く出過ぎてしまうことがあるので、それにより副作用として呼吸が不安定になったり、嘔吐が出たり、誤嚥性肺炎につながってしまった可能性も否定はできません。
とにも、懸命に治療をされていることは伝わってきます。良い方向に向かうと良いのですが、あまり期待はできないのかもしれません。正直、酸素濃度が上がらないというのは、かなり致命的です。
治療をやめるか続けるかは飼い主様次第ですが、率直に、回復する可能性を聞いてみるしかありません。例えばそれで、30%程度だと伝えられたときに、どうされるかという問題です。完全に私のイメージですが、10%程度の回復の見込みかもしれません。もちろん0%ではありませんが。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:心基底腫瘍、ケモデクトーマ(大動脈小体腫瘍)

飼い主からの相談

相談者:東京都 ぶうさん
お世話になります。はじめまして、フレンチブルドッグ9歳雄のぶうすけと母親と申します。今年1月のドッグドックのエコー検査でたまたま心臓の左心耳辺りに腫瘍がみつかり、高度医療センターで詳しく検査したところ、3-4cmほどの腫瘍が心基底部にみつかり、おそらく短頭種に多い大動脈小体腫瘍(ケモデクトーマ)であるだろうと診断を受けました。現在大きな症状はなく(やや咳がある日もありますが、そこまでひどくなく、食欲も体力もあり、心雑音や腹水も溜まっておりません。)先週行った血液検査にも大きな異常もありません。漢方や心臓に良いと言われているサプリをスタートしましたが、服用している薬もございません。食事も野菜や魚を中心にした手作り食メインにし心臓に負担をかけないようダイエットもしております。他の持病は膿皮症による脱毛、痒み、また胆泥、脾臓に腫瘤らしきものがありとのことでした。
現在の治療は1ヶ月毎の検診を行い経過観察をして行くという流れでしたが、先週2ヶ月目の検診で精密なエコー検査行った際に、腫瘍の大きさの変化はさほどなかったものの、
肺高血圧:1.5m/s→3.9m/sに数値が上がっておりました。また正常値範囲であるものの以前より徐々に少し数値が上がってきているものは、
PCV充填赤血球量555
RBC赤血球7.84
BUN尿素窒素15.5
ALT/GPT 57
albアルブミン3.8
▼腫瘍マーカーである以下はほぼ変化なし
PLT血小板329
TP総蛋白6.8
▼正常値より低いもの
WBC白血球:5.4
尿検査で比重が低く出てしまいます
でした。
主治医と心臓外科の先生と腫瘍科の先生に見ていただきまして、心臓外科の先生は比較的進行が遅い腫瘍のため1ヶ月検診を定期的に行う経過観察を、腫瘍科の先生は肺動脈付近に腫瘍のある可能性を疑いCT検査を行いある程度病名の確定診断ができたら早い段階で分子標的薬のパラディア錠をスタートした方が良いというご意見をいただきました。他の病院の先生にも腫瘍が見つかった時点で最近はすぐ開始をするというお話しもいただきました。
私としてはパラディア錠を開始してしまうとずっと飲み続けなくてはならないリスクや副作用、薬剤耐性によりいざ症状が出てしまった時に効かなくなる可能性などの懸念がありますが、肺高血圧が高くなってしまっているので、早くスタートすべきか悩んでおります。
ただし今回健康診断でたまたま早期発見できたため、早く治療を始めたほうが小さくなる可能性が少しでもあるのであれば、投薬を考えたいと思っておりますが、同じ病気の飼い主さまにお話しを聞くと下痢や嘔吐薬疹など薬の副作用も多々見受けられるため、それにより逆に体力が落ちて弱ってしまうのではないかと心配です。愛犬には苦しい思いはできるだけさせないようQOLを大切にして行きたいと思います。
また、症状が出てからパラディアを服用し腫瘍が実際小さくなり症状が緩和し延命したお話しや、腫瘍が見つかってからもパラディアは使用せずに経過観察で長生きしたワンコなどみなさんさまざまなので、腫瘍の場所にもよるかと思いますが、実際どちらの方法がより長生きしてくれるのかわからないため、大変難しい選択です。
大変難しい判断ではあるのですが、CTを早く取って分子標的薬をスタートした方が良いのか、このまま経過観察で予防して行き、症状が出てしまったら投薬を考えたほうが良いのか、今現在の獣医学の治療法は、どちらが主流でより効果的なのか教えていただければ幸いです。
長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
まず第一に当該腫瘍に対してはパラディアは非常に有効であるという報告がなされています。
ただ、それは腫瘍を小さくするというよりは、症状をやわらげるというイメージがよいかと思います。
目立った症状がない状態で、投薬を開始しても、副作用だけが目立つという現象が起きかねないかもしれません。
それでも治療というのは何においても早期治療が肝心とはいいます。
すぐに投薬を開始することは間違いではないのですが、その治療効果が実感しにくいのであれば、やりがいが無いという感覚になりそうです。
個人的には症状が出てきてからの治療で良いかと思います。
少なくとも心嚢水や頻回の咳などがないと治療の評価が困難かもしれません。
(エコーやCTで継続的に腫瘍のサイズをみるという手もありますが、腫瘍が小さくなることは少ないようです。)
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:誤嚥性肺炎について。

飼い主からの相談

相談者:東京都 flower55さん
当方は8歳のフレンチブルドッグです。
先天性の気管虚脱を持っており、3歳の時に初めて病状が現れ、 食べ物の与え方などにも注意をしていました。
以降は普段より水を飲んだ後に軽くむせたりは見られたものの、期間虚脱以外は大きな病気もなく成長しておりましたが、
2019年の11月に肥満細胞腫の腫瘍がみつかり、12月に手術をし、
それ以降はロムスチンによる抗がん剤治療を行いながら特に大きな副作用もみれず
肥満細胞腫の再発もなく順調に凄く元気に経過しておりました。
先月28日の朝8時に普段通り朝ごはんを食べ、昼過ぎにおやつを食べ、その後に乾いた咳をし始めしばらく経過を観察しておりましたが2時間もしないうちに咳がどんどん止まらなくなってしまい、
病院に搬送した時には咳が連続して止まらない呼吸するのもきつい状態になってしまいました。
病院に到着後、すぐに気管チューブによる酸素の導入が行われ同時に点滴、抗炎剤と麻酔を導入し当初は期間虚脱による喉の腫れと炎症による呼吸困難と診断をされ一晩入院し喉の腫れと炎症が収まり、酸素チューブを抜いても楽に呼吸が出来る状態まで回復するのを待つという説明でした。
その日の夜のレントゲンでは肺に影などは見受けられず、肺水腫などの心配は無い、ガスは溜まっていると言われました。そのまま入院し
翌日、麻酔を外しつつ目が覚めた状態で気管チューブを外し喉の腫れの状態を確認するという作業に入る前に更に説明を受けたところ、
再度レントゲンを撮影したところ、肺に影が見られ、誤嚥性肺炎の可能性があるとの指摘を受けました。
その後一度麻酔を弱め気管チューブを外したところ、やはり呼吸が苦しい状態が見られ再度気管チューブを導入し改めて麻酔で調節しながら様態の改善を待つ流れとなったのですが、先程外した気管チューブを確認したところチューブの中にジェル状の血の塊が見られ、誤嚥性肺炎がかなり深刻な状況である事が伝えられました。
その後様態が急変し、一時は心肺停止状態に陥り心臓マッサージで蘇生後、心臓の動きはよく脈なも安定しており投薬による肺機能の回復を希望しつつ待つ状態が続いておりましたが、
30日未明、一度蘇生後は安定していた酸素濃度も低下はじめ、人工呼吸によりどうにか呼吸をしている状態が続いた後、命を落としてしまいました。その際にはチューブに肺からと見られる出血もあり吸引を行っておりました。
先週、21日に13回目のロムスチン投薬を行ったタイミングも重なり、免疫力、自己回復力、肝機能などの低下が重なり体力が持たずにこのような結果となってしまったと説明を受けましたが、気管虚脱をもともと持っており尚且つ、誤嚥性肺炎を発病した場合はやはりこの様な早さで重篤な状態になる事は当然なのでしょうか?咳の症状が見られるまでは元気すぎるくらいに元気でしたのに未だに信じられません。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
率直に申し上げ、担当の先生はかなり頑張られたなと感じました。
気管チューブを装着しはじめてから丸一日以上維持させることは、犬では極めて大変な労力や体力が必要となります。
このような早さとありますが、誤嚥性肺炎や抗がん剤治療中とあれば半日と持たないことが多くあります。
その中で非常に長く頑張られたとは思います。
麻酔も入れられているというのは相当な本気度がうかがえます。
想像以上に早く重篤な状態になってしまったのは当然というわけではありませんが、十分起こりえることです。何もおかしなことはありません。
何より、それだけのことをして助からなかったのであれば、どうしようもなかったかと思います。
咳の症状がみられるまでは元気だったとありますが、あくまで持病があったということです。
完全な健康体ではなかったのは明白ですので、そういう意味でも急変したとかいう話はありえる話です。
担当の先生の努力は並大抵のものではありません。本当に寝ずに対応したくらいではないでしょうか。
積極的な治療を行ってもダメなときはダメです。それは受け入れないといけません。どうしてもすべての命を救うことはできないのです。
これが、「すぐに処置してもらえなかった」「チューブを入れてもらえなかった」「レントゲンをとってもらえなかった」
ということがあれば問題視されますが、今回は何もおかしな部分はありません。
状況としては起こりえる範囲内のことであり、担当の先生の努力は本物であるとお伝えしておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:嚥下がうまくできず、吐いてしまいます

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 GREENさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。フレンチブルドッグ3歳です。
1月2日朝から、元気が無く、食欲もいつもよりはなく、呼吸が荒く、ブルブルと震えながら寝ていました。右耳が赤く、外耳炎をおこしているような臭いがし、目やにが出ていました。のどにものがつかえたような激しい咳を数回して、よだれに白い泡が混じったようなものを少し吐きました。かかりつけの獣医さんに電話したところ、翌日午前中に診ていただくことになりました。
3日午前中に診ていただいたところ、問診、聴診の結果、熱は39度台で、肺炎ではないけれども、かぜのような症状だといわれました。抗生物質の注射と、内服薬・点眼薬を処方され、外耳炎の処置と結膜炎の処置をしていただきました。家に連れて帰ってから、ワンと吼えた直後や、食事の後、水を飲んだ後にのどがつかえたように激しく咳こむ回数が増え、その度によだれ状の白い泡を喀出し、苦しく辛そうでした。
4日の朝になり、食欲もあまりなく、柔らかいものであれば口をつけようとするのですが、食べると誤嚥したように激しく咳こみ、全て吐いてしまうので、薬も飲めず、再び獣医さんに相談したところ、薬が飲めなければ注射するという選択しかないとのことで、午後に再受診しました。抗生剤の注射を2本打ち、耳の処置をしていただきました。ちゃんと嚥下できないようだと相談したところ、そういう犬種だから・・・と言われました。現在も、りんごやヨーグルトなら食べようとするのですが、食べた後には激しく咳こみ、吐き戻してしまいます。水も同様です。今まで食事中に少しむせることはあっても、このようなことはありませんでした。
日に日に食事がとれなくなってきているので心配です。このままだと脱水にならないか、外耳の炎症、結膜炎と咳(嚥下障害)は関係しているのかお聞きしたいと思います。宜しくお願いいたします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、GREENさん。
龍君の様子、悪いようで気になりますね。
さて、実際に診察をしているわけではないので、わかる範囲でのアドバイスのみとなりますが、ご了承下さい。
まず、嚥下障害ですが、咽頭部(のど辺りの部分)の異常が考えられます。フレンチブルなどの短頭腫ではもともと咽頭部の障害を持っている個体の多い犬種ですので、「そういう犬種だから・・・」という風に言われたのかもしれませんが、明らかに普段とは異なるという事をもう一度伝えてみてはいかがでしょうか。咽頭部の診察を念入りにしていただくに越した事はないと思われます。
外耳炎、結膜炎と、嚥下障害の関連ですが、熱性疾患を起こすと、今回の様に外耳炎がひどくなったり、結膜に炎症が起きたりといった事はありますので、耳、目の異常は二次的なものかとも思います。今は咽頭部の嚥下障害を治療する事が先決だと思いますので、頑張って治療してあげてください。
お大事に。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
せきやたんが出る症状に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

フレンチブルドッグの人気記事ランキング

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科