フレンチブルドッグの歴史と特徴

フレンチブルドッグは、愛くるしい顔と大きな耳が特徴の、筋肉質で引き締まった体を持つ小型犬です。

18世紀の中頃、イギリスのレース職人がフランスにブルドッグを持ち込み、パグやテリアを交配させたのがフレンチブルドッグの原型だと言われています。当初、市場でネズミを捕まえるための犬として飼育されていましたが、愛嬌のある外見が注目を集め、上流階級の人々のペットとしてかわいがられるようになりました。

フランスで大人気を博したフレンチブルドッグは、その後アメリカでの繁殖が開始され、アメリカでも大流行。日本には大正時代に輸入され、昭和の初め頃には多くのフレンチブルドッグが飼育されていました。現在でも、人気の高い犬種です。

フレンチブルドッグの毛色は4種類

フレンチブルドッグの毛色は、「ブリンドル」「フォーン」「パイド」「クリーム」の4種類に分けられます。

ブリンドルは、黒ベースの毛色に、白や褐色の差し色が入ったもの。差し色がなく黒一色の場合はブラックブリンドル、明るめの差し色が多い毛色はタイガーブリンドルと呼びます。

フォーンは、茶系をベースにした毛色のことです。色の濃いものや明るいものなど、さまざまな濃淡があります。

パイドは、白が基調で、顔や頭など部分的にブリンドルの特徴を持つ毛色。例えば、胴体や脚は白で、顔の一部が黒いフレンチブルドッグの毛色は、パイドとなります。

クリーム色の単色の毛色は、クリームと呼ばれます。

とても甘えん坊! フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドッグは、とても甘えん坊で、老若男女を問わず誰でも飼いやすい犬種です。また、騒がしく走り回ったり無駄吠えをすることがほとんどないので、室内飼いに最適な犬でしょう。

ブルドッグのような頑固さは見られず、陽気で活発、利口な側面を持ちます。遊ぶのが大好きですから、ぜひ一緒に遊んであげてください。

しかし、性格の個体差が大きい犬種でもあり、個体によっては気性が荒いことも。1匹1匹の性格に合わせて飼育することが大切です。

フレンチブルドッグを飼うときの注意点

フレンチブルドッグは、食欲旺盛で肥満になりやすい傾向があります。食事には特に気を配り、1日30分程度は散歩をしましょう。

被毛が短いため、日頃のお手入れは簡単なブラッシングだけでOK。目や鼻のしわは不潔になりやすいので、毎日綿棒やペット用ウェットティッシュなどで拭いてください。

フレンチブルドッグは、暑さや寒さに弱いという特徴があります。エアコンで室温を調節し、快適に過ごせる環境にしましょう。夏は25℃前後、冬は20℃前後が適温とされています。散歩の時間にも気を付けてください。

まとめ

フレンチブルドッグは、ブルドッグにパグやテリアを交配させて誕生したとされています。ブルドックのような頑固さはなく、甘えん坊で利口なことから、誰でも飼いやすいのが魅力の犬種です。

暑さや寒さに弱いので、室温の管理は大切です。エアコンで室温を調節し、フレンチブルドッグが快適に過ごせる環境を作ってあげてくださいね。
 執筆者プロフィール
食と温泉をこよなく愛する九州男児、40歳独身ライターです。SEやカウンセラーの経験もあり、あらゆる業界と人々の生き方を見てきました。

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