ラブラドールレトリバーってどんな犬?

ラブラドールレトリバーは成犬時でオスで29~36kg、メスで25~32kgほどの体重になります。欧米では中型犬に分類されることがありますが、日本では大型犬に分類されることがほとんど。体は骨太で筋肉質です。

被毛のタイプは短毛のダブルコートで、換毛期にはたくさん毛が抜けます。
毛色はパターンは、クリーム、ブラック、チョコレート(レバー)の3種類です。

優しくて穏やかな性格

ラブラドールレトリバーは、優しくて穏やかな性格をしています。家族に愛情深く、忍耐強いので、小さな子どものいる家庭でも問題ありません。
子犬のときはとてもやんちゃですが、成犬になるにつれ落ち着きます。

知性と順応性、服従性が高いため、盲導犬や介助犬として活躍しています。
また、社交的で人や犬だけでなく他の動物にも非常に友好的です。初対面の人にもフレンドリーなので、あまり番犬には向かないでしょう。

運動はたっぷりと満足するまで

ラブラドールレトリバーは体力があり、知的好奇心も盛んです。毎日、身体面・精神面の両方できちんとエネルギーを発散させる必要があります。

散歩は朝晩1時間ずつを心がけ、さらにボールやフライングディスクで一緒に遊ぶ時間も設けられるといいですね。
アジリティも得意ですが体重があるので、ハードルなど足腰に負担のかかるものは注意してください。

また、噛み癖のあるラブラドールレトリバーは多いです。運動不足のときや長時間の留守番中は、退屈のあまり家中のものを噛んでしまいます。
噛み癖対策としては、毎日しっかり運動をさせることが重要です。留守番のときなどにはクレートに入れたほうがいいでしょう。
また、おもちゃは誤飲の心配のないものを与え、噛んでいいもの・ダメなものをきちんと教えてくださいね。

食いしん坊なラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、食欲旺盛なところに注意してください。

ラブラドールレトリバーには、プロオピオメラノコルチン(POMC)という遺伝子の変異により、満腹感が得られない個体がいることが確認されています。いつもお腹がすいている状態のため、ついつい食べ過ぎて肥満になったり、早食いによって胃捻転を起こしてしまったりするようです。

ラブラドールレトリバーが必要以上にごはんを食べたがっても、決して応じないようにしましょう。
また、盗み食い防止のためにも、ドッグフードやおやつは必ずラブラドールレトリバーの届かないところに保管してください。散歩中の拾い食いにも注意しましょう。

まとめ

盲導犬や介助犬として活躍するラブラドールレトリバーは、優しくてフレンドリーな犬種です。小さな子どものいる家庭でも問題なく飼えます。
飼うときは、毎日しっかり運動させること、食欲を飼い主がコントロールすることに気をつけてくださいね。
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ラブラドールレトリバーのブリーダーについて

魅力たっぷりのラブラドールレトリバーをあなたも迎えてみませんか? 

おすすめは、ブリーダーとお客様を直接つなぐマッチングサイトです。国内最大のブリーダーズサイト「みんなのブリーダー」なら、優良ブリーダーから健康的なラブラドールレトリバーを迎えることができます。

いつでもどこでも自分のペースで探せるのがインターネットの魅力。「みんなのブリーダー」では写真や動画、地域などさまざまな条件で理想の犬を探せるほか、多数の成約者の口コミが揃っています。ラブラドールレトリバーが気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

※みんなのブリーダーに移動します