【猫の病気】膀胱結石が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

膀胱結石が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:【様子をみる】際の危険ライン・観察ラインがわかりません

飼い主からの相談

相談者:長野県 ちびまるさん
お忙しいなかお目通しいただきありがとうございます。
当方、猫が以下のような症状です。
・尿検査による初期結石疑い(血尿、キラキラした結晶、尿蛋白)
主に朝、
・家中を大泣きしながら壁に沿ってうろうろする
・トイレ以外の床をカイカイして粗相をする
・トイレへ行っても出ない、出ても数滴のときが多々
主に夕方、
・急に隠れたがる→しばらくすると平気
獣医さんへ行きましたが、お薬の注射だけであとは【様子を見てください】と言われています。
調べると尿トラブルは命に関わると出てくるので、どこからが危険ラインで、どこまでが観察していていいラインなのか、悩んでいます。
今朝は全く尿が出ず、トイレの中で低く唸っており、不安で緊急医に行きましたが、今できることはないのでやはり様子を見るようにと…
自分が過保護すぎた結果、緊急医へ連れ出したことでかえってストレスを与えてしまったかもしれないと反省しています。
食欲はあり、水も飲みます。より水分を多めに摂れるようぬるめのスープ等与えています。
何卒よろしくお願いいたします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
かなり症状が強く出ており、心配ですね。
また、今のかかりつけの先生とのコミュニケーションも上手く行っていないようですね。
診断名や治療薬の内容について、伝えられていることがありましたらまたご返答下さいませ。
お伺いする内容としては、「膀胱炎」の症状で苦しんでいて、「対症療法の注射」で治療をし、良くなったり再発したりを「繰り返している」、という理解で宜しかったでしょうか?
的はずれな回答でしたら申し訳ありません。
まず、猫の膀胱炎というのは、その原因の多くが「特発性膀胱炎」のことが多いです。
今回は結晶が確認されているので、膀胱結石を伴う膀胱炎である可能性もあります。
他、少ないですが細菌感染、腫瘍が挙げられます。
どの膀胱炎でも、危険な状態は「尿道(または尿管)閉塞」です。
そうなると、尿が出ないのはもちろんのこと、概ね元気がない、食欲がない、嘔吐するなどの付随した症状が見られます。
ご質問にお答えしますと、
様子を見ていい→症状が改善傾向、本人の状態も良好
様子を見ていけない→閉塞した症状がでている、治らない、または良くなってきたが再発した
となると思います。
お伺いする状況としては、注射一発で完治するものには思えませんので、継続的な治療が必要となると考えられます。
具体的に言うと、食事療法やサプリメント、投薬や必要に応じ結石の手術などです。
上手くコミュニケーションがとれる病院でセカンドオピニオンをするのも良いと思います。
治療経過でご不明点があればまたご相談下さい。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:症状のない膀胱炎?

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 ちーずさん
2歳の時に里親になった推定8歳の避妊済メス、3.7キロのアメショーです。
毎年定期検診(血液、尿、検便、レントゲン、エコーのフル)を受けていて、今まではオールクリア。
特に持病や病気になったこともありません。
今年10/18の尿検査にて、潜血+++、尿沈渣赤血球2+との結果でした。
他項目は今まで通りオールクリアです。
結果を聞いた際に、膀胱炎の症状はないか?と先生の方から聞かれ、特に症状としては何も無かったので、針で採尿していることもあり、血が混じったのかな?ということで様子見になりました。
個人的に毎日、尿の回数、量、色のチェックをしてますが、全ていつも通りです。
回数...3回(飼い始めた頃からずっとこの回数)
量...1日50ml〜60ml
肉眼で見た色...正常
排泄中に鳴いたり、トイレに何回も行って排尿なしや、トイレ外での排尿なども全くありません。
食欲、飲水量、排便、元気なども変化なしです。
様子見になりましたが、私個人が気になったので再検査を依頼して12/23に尿のみ再検査をしました。
結果はやっぱり、潜血+++、尿沈渣で赤血球3+でした。
この間も何一つ実生活での異変はなしです。
結果はやはり膀胱炎っぽいねと言われたのですが、再度症状がないことを伝えると、先生も何でなのか分からない。という感じで、抗生物質などを無闇に使うのも良くない(耐性が出来てしまう)から、症状がない以上、やはり様子見とのことでした。
今後も尿のチェックはして、何かあればすぐ病院に行くつもりですが、症状のない膀胱炎?というケースは存在するのでしょうか?
また、もし先生方がこの様なケースを目にしたら、対処は何かされますか?
2回目も採尿は針でしたが、今までこの病院では5年検査をしていて全て針採取で今までは血が出たことなかったので、針採取が原因というのも違う気がします。
ネットで検索してもこのようなケースが全く見当たらなかったので、よろしくお願い致します。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
なかなか難しいですね。
今回は、尿検査のみが異常で、膀胱のエコー検査は異常がなかったというとこで宜しかったでしょうか?
当院にも一人、持続的に潜血陽性で、症状のない子がいます。
恐らくはいわゆる「特発性膀胱炎」の持続して出血があるタイプなんだと思っています。
その他、持続的に潜血陽性になる場合は、膀胱腫瘍、膀胱結石が多いと思います。
そのあたりを再考にしてみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:猫の食事量と適正体重について

飼い主からの相談

相談者:鹿児島県 りかさん
4歳2ヶ月の雄のブリティッシュショートヘアを飼っています。
1日55グラム(181.5キロカロリー)
の餌をあげています。
産まれたときから太っていた猫で、生後10ヶ月でブリーダーから引き取ったときは5.7キロでした。
(ブリーダー宅では私が購入を決めてから引き取るまでの3週間でかなりエサの量を減らして痩せさせたようなので、ブリーダー宅にいた頃は6キロあったと思います。ブリーダー宅ではエサは食べ放題でした。)
かかりつけの獣医さんになにかのついでに相談すると、かなり内臓脂肪がついてるので痩せさせた方が良いと言われました。
その後、5.3キロまで痩せて、ブリーダーさんに言うと「そのくらいの体重がちょうど良い」
と言われました。
現在は体重5.5キロ。
55グラムのエサだけでは足りなくて追加をせがむので犬用のイリコを好きなだけあげています。
2か月前までは55グラムのえさに寒天を混ぜてあげていて、イリコは一切あげていませんでした。
しかし、寒天と混ぜたエサは不味そうで、時々残していたし、うちに子供が産まれて私も忙しくなったので寒天は混ぜなくなりました。
イリコは塩無添加のものをあげていますが、塩分が身体に悪そうで心配だし、
エサの量が少なすぎると思うので罪悪感にかられます。
(キャットフードの箱には体重5、6キロの猫がダイエットするためには1日の目安量は80グラム~100グラムと書かれています。)
うちの猫は太りやすく、あまり動かないので、80グラムあげるとすぐ6キロ越えてしまいます。
餌の量を増やしてたくさん遊んであげろと言われればそれまでですが、今第二子妊娠中で遊んであげるのが難しいです。
餌をせがまれるのが辛いので餌を増やしても良いでしょうか?
また、エサの量はこのままでイリコは食べ放題のままで良いでしょうか?
それとも、イリコを食べ放題にするくらいならエサの量を増やした方がましでしょうか?
ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
単純に食事は与えれば与えるほど体重は増えやすいかと思います。
増えすぎなければ問題はありませんが、どんどん増える場合は制限するしかありません。
糖尿病や膀胱結石、足腰の問題などがリスク要因となります。
ただ、食事管理も含めて飼育方法は飼い主様の自由ではありますので、たくさん食べさせたいのであれば、そうされてもよいとは思います。
イリコについては膀胱結石が気になるので、あまり与えない方が無難かとは思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:大きな尿石に対し、内科治療にするか外科治療にするか悩んでいます

飼い主からの相談

相談者:大阪府 hiendさん
猫がトイレに出たり入ったりするようになり、近所の動物病院へ伺ったところ、尿石を患っていると分かりました。そこで、現在、内科治療にするか外科治療にするか悩んでいます。
診察結果:エコー検査により、膀胱内に13mmの石を確認。
※その他検査等はなし。
性別:オス
体重:5kg
推定年齢:10歳
病歴:なし
今のところ排尿は出来ており、閉塞は起こしていません。血尿もありません。トイレに出たり入ったりするぐらいが目立った症状です。食事&飲水は異常ありません。元気に走り回っています。
主治医曰く、猫のサイズからすると「大きな尿石」の部類に入り、「療法食で様子見してもいいし、手術してもいい」とのことでした。そこで、こちらで活動されてる先生方のご意見もぜひ頂戴できればと思い質問しました。
先生によって方針が異なるのは大前提とさせて頂きまして、13mmという「大きな尿石」の場合、内科治療にするか外科治療するか、どのようにアプローチされますか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
一般的に結石のサイズが10mmを超えてしまったものは、食事では無くなることはありません。今以上に大きくならないようにする予防的な意味となります。
また、外科治療については、前向きに検討するべきですが、膀胱結石自体は急を要するものではないので、いつ手術をしても良いというイメージとなります。早く手術しないといけないわけではありません。
私の場合は、外科治療をおすすめします。外科治療をしたうえで、療法食での管理がよいと思います。療法食は結石をできにくくするというものであり、すでに結石ができてしまっている場合には効果が期待できにくいです。手術をするにしても、元気で体調が良い時の方が安全といえます。
どうぞよろしくお願いします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:膀胱結石と診断され、手術をするかしないか迷っています

飼い主からの相談

相談者:奈良県 ゆんゆんさん
初めまして。どうぞ宜しくお願い致します。
昨年、8月スバルバイトが確認され、膀胱結石と診断。ロイヤルカナンオルファクトリーSOライトを食べ続けています。8月からずっと潜血がありましたが、最近ひどくなり本日、診察に行ってレントゲンと尿検査をした結果、画像では8月より結石の大きさが小さく見えるけれど実際は変わっていないと思う。療法食は、今後結石を作らないという意味で有効だと思う。手術を勧めるが、膀胱がボロボロになっていた場合2度の手術も検討しなければならない場合もある。このままほおっておけばどうなるかわからない。と言われました。
話は前後しますが、別のお医者様にかかっていましたが、先生はガンになられ診察の規模も縮小されている上に、私自身の体調が悪く、遠方のそのお医者様にセカンドオピニオンをする事ができません。ですが、別居している実家のチワワも結石(オス)みてもらっていますが、結石がが溶けるのに、ものすごい時間がかかるとおっしゃっている事を実家の母から聞いています。
潜血が8月より多くなり、体重も600グラム減っているのですが、このまま療法食を食べさせていくか、すぐに手術をしてもらったほうがいいのか悩んでいます。
 ご回答宜しくお願い申し上げます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

症状が治まらないのであれば、あまり体調が悪化しないうちに手術を受けた方が良いと思われます。
摘出できた結石を分析すると、今後の再発防止策が判ります。
ただ、手術のリスクがあるかどうかは、しっかりと術前検査を受けて下さい。
お大事にして下さい。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
猫の膀胱結石に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

人気記事ランキング(猫)

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
もっと見る

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
猫との暮らし大百科