ペットシッターを利用した背景

まず、私のペットの情報と自宅を空ける日数です。
飼っているペットの情報
・種類(数):猫(1匹)
・年齢:5歳
・性別:メス
・性格:神経質で少々臆病

・家を空ける日数
一泊二日(10時に自宅を出発。次の日の17時ころ帰宅)

ペットホテルを利用しなかったのは、ペットが猫である点と神経質な性格で車移動や知らない環境が苦手だからです。一泊程度ならペットシッターを利用しなくてもお留守番できたかもしれません。しかし、引っ越してからわずか2週間しか経っていないことと、汚れたトイレを嫌うことを考慮し、ペットシッターを利用することが最善と考えました。ペットシッターさんを利用することについては、ずっと興味があったのでいい機会だとも思いました。

ペットシッター探し

知り合いにペットシッターを利用している人がいなかったので、一からペットシッター探しを始めました。方法はインターネットで「ペットシッター 都道府県名」や「ペットシッター 市町村名」で検索。ホームページをチェックし、条件にあうペットシッターさんを探しました。
参考までに、私がペットシッターを選ぶうえでチェックした条件は、次の通りです。

①猫専門、キャットシッターであること
②対象地域が仙台であること
③動物取扱業について、記載があること
④女性であること

4つめの「女性であること」は、飼い猫の「知らない人、特に男性が苦手」という性格を考慮し、女性のほうが安心できると判断したためです。
ペットの性格で条件は変わると思うので、希望するペットシッターの条件を書き出してから、探したほうがスムーズに決められると思います。第一希望のシッターの予約がいっぱい可能性もあるので、2~3件候補としてあげるのがおすすめです。

ペットシッター利用の流れ

今回、私がお願いしたペットシッターさんはペットシッター Aoiさんです!
利用の流れは基本的にどのペットシッターも同じことがほとんどで、初めての際は初回の打ち合わせをする必要があります。初回の打ち合わせは、シッティングを頼む日の前日までに済ませなければいけないので、余裕を持って予約の連絡を入れましょう。

初回打ち合わせ

問題なく予約が取れたので、初回の打ち合わせに来ていただきました。打ち合わせが必要なのは最初の一回のみです。ペットシッターさんによってペットの登録料として料金が発生するところ、しないところがあるので、ホームページで必ず確認しましょう。初回打ち合わせには、合い鍵、ワクチン証明書、動物病院の診察券が必要なので用意しておきましょう。

初回打ち合わせでは、飼い主とペットの情報を記入しカルテのようなものを作成しました。
カルテに書いたおおまかな内容は
・飼い主の情報(氏名、連絡先など)
・ペットの情報(種類、年齢、性格など)
・ごはんの回数、量、種類
・投薬の有無 などです。

記入が終わると、内容の確認やシッターさんのほうから気になることを質問されました。鍵の返却方法やごはんと水飲み場は何か所あるか、もしごはんが残っていたらどうするか、トイレは何か所あるかなど。
なにか要望がある場合は、このとき話しておきましょう。私は猫の抜けたヒゲを保管しているので、ヒゲが抜けていたら取っておいてほしいとお願いしました。こんな要望も快く引き受けてくれましたよ!
また、ブログを書いているシッターさんだったので、ブログに猫の写真を載せても大丈夫か、聞かれました。

カルテの作成が終わると、ワクチン証明書を提示して合い鍵を預けます。私は引っ越したばかりで動物病院の診察券がなかったのですが、大丈夫でした。

その後、どこにごはんをしまっているか、量はどれくらいか、トイレの場所、トイレの処理の仕方(トイレに流す、専用ゴミ箱など)、猫砂の補充はどうするのか、砂の保管場所はどこかなど家のなかを一緒に確認し、初回打ち合わせは終了です。
かかる時間は30分~1時間ほど。

「それでは当日よろしくお願いします!」とお別れしました。

お出かけ当日

出かける当日はいつも通り猫のお世話をして出発。平日の仕事の間は留守番してもらっているので、ペットシッターさんが来るまでの心配はありませんでした。

それでも事前にうかがっていた訪問時間になるとちょっとそわそわ。初回打ち合わせのとき、猫は寝ていたので、ちらっとしかペットシッターさんの顔を見ていません。どんな反応をするのか、ちゃんとごはんは食べたのか、トイレはしていたのか気になってしまいました。

そして、ペットシッターさんからメールが!

以下、ペットシッターさんからのメールの原文(ペットシッターさんの許可は取ってあります)

件名 シッティングのご報告

こんばんは
18時にお伺いしまして
只今、退室いたしました。

暗くなり、電気を付けさせていただき、帰りに全て消しました。
おトイレ掃除から始めまして、
寝室のおトイレに小をしていた様子で、おトイレに流しました。

ましろちゃんは、お布団の中で休んでいました。
生存を確認しまして、
お水交換と、ごはんの用意をしていましたら、
ましろちゃんは、リビングをのぞきにいらっしゃり、
不思議そうに様子をうかがっていました。

ごはんのお皿は、ほぼ空の状態でしたので、新しくオリジンをスプーン一杯分ご用意しまして、お水を300mlまで入れておきました。

ましろちゃんは、匂いだけクンクン嗅いでいました。

帰り際に、また寝室に戻り
お布団の中に入って行かれた様子です。

ましろちゃんの、元気で可愛いお顔が見れてよかったです😄

料金を確認いたしました。ありがとうございます。
それではまた明日朝にまいります🙇

ペットシッターAoi
佐々木 葵

このような形で写真付きの報告をしてくれます!
電気をつけたことまで報告してもらえるとは思っていなかったので、対応の丁寧さに驚きました。
家についたときのごはんの残り具合と、新しくごはんを入れた後の写真、掃除後のトイレの写真をつけてくれました。(水皿の下のキッチンペーパーは気にしないでください……)
ちなみにメールが来たのは19時ころで、1時間ほど家でお世話をしてくれたことになります。
料金は今回はテーブルの上に置いていきましたが、本来は初回打ち合わせのときにお支払いするようです。
写真付き報告メールの安心感が大きく、短い期間でもお願いしてよかったと感じました。

そして翌朝、朝のシッティングの報告が届きました。このころにはすっかり報告メールが楽しみに。
(以下、メール引用)
件名 シッティングのご報告

おはようございます
先ほどお伺いしまして
退室いたしました。

ましろちゃんは、お布団の
中にいらっしゃり、生存を確認しました。

おトイレは、両方使われていまして、リビングに大と小が有り、寝室は小のみありおトイレに流しました。
砂を両方のおトイレに少しプラスしておきました。

ごはんは、キレイに食べていまして、お皿は空の状態でした。
新しくスプーン一杯分、入れておきました。
お水は300ml→200mlになっていまして、しっかり食べて、飲んでいた様子です。
新しいお水を300ml入れておきました。

本日、ましろちゃんは残念ながら出ていらっしゃらなかったです。
お布団をめくって可愛いお顔は見れましたので安心いたしました。

鍵をテーブルの上に置いておきました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
ありがとうございました🙇
ペットシッターAoi
佐々木 葵

寝室にもはいるの!?と思った方もいるかもしれませんが、これは猫のトイレが寝室にもあること、寝ていることが多いので、「起きてこなかったら、布団をめくって生存確認だけしてください」と私がお願いしたからです。ペットのお世話に関係のある部屋しか入ることはないので、安心してください!


帰宅するとメールにあった通り、預けた鍵と領収書が封筒に入れられ、テーブルの上においてありました。鍵の返却方法は人によって違うと思うので、これはあくまでも私の場合です。
郵便受けに入れる、直接返却など方法はシッターさんと相談してください。(ペットシッターさんによっては返却方法が決まっている場合があります。)

かかった料金

今回かかった料金の合計は5,000円でした。
内訳は下記の通りです。
シッティング料 1回 2,000円×2
交通費 一律 500円×2

※あくまでもペットシッター Aoiさんを利用した場合です。

駐車場がなく、コインパーキングを利用したなどであれば、駐車料金がかかるようです。
ほかにも買い物や病院代行サービスを利用した場合は、別途料金が発生します。
私はシッティングのみ、駐車料金も発生しなかったので5,000円で済みました。

シッター利用の感想

一泊で夕方と朝の2回の利用でしたが、利用して本当によかったです。一泊という短い期間でも、またお願いすると思います。猫もストレスなく過ごせたようで、体調不良や食欲不振など変わったところもありませんでした。留守番中の心配も減りますし、猫に不便な思いをさせることもないペットシッターは、私の飼い猫にとてもあっていたようです。

ペットシッターを安心して利用するために

ペットシッターを利用するうえで、大きな壁となっているのは“留守中に“知らない人を家にあげる”ことでしょう。ペットホテルと違って、いつのも家で過ごせるのはペットにとっては大きな利点です。そこだけ考えたらペットシッターは夢のようなサービス。しかしそう簡単ではないですよね。

実際、ペットシッターについて検索すると、「気にはなっているけど、知らない人に鍵を預けるのが怖い」「ペットシッターを利用して、盗難などの被害に遭われた方はいますか?」などの質問が目立ちます。

私も、その心配が全くなかったと言ったら嘘になります。しかし、ペットシッター Aoiさんに関する悪い口コミがなかったこと、ブログを読んでたくさんの人がシッティングの依頼をしていることを知り、信頼できると思いました。

どのペットシッターさんでもそうだと思いますが、「貴重品は金庫に入れてください」と呼びかけていることがほとんどです。我が家には金庫はなかったので、ちょっと奥まったところにしまっていきました。これは信用していないという意味ではなく、自分のため、そしてペットシッターさんのためでもあります。

例え間違いでも、貴重品がなくなっていた、移動した形跡が!など疑いがかかれば、ペットシッターさんにとっては大問題です。利用する側にもリスクはありますが、ペットシッターさんにもリスクはあります。
お互いのリスクをなくすためにも、貴重品の管理を徹底してペットシッターさんを利用しましょう。

まとめ

いかがでしたか? ペットシッターを利用した流れと率直な感想をご紹介しました。まだまだペットシッターを利用するハードルは高いようですが、これを読んで少しでも利用のハードルが下がったら、うれしいです。GWやお盆、年末年始などの長期休みの時期は、予約が混み合うようです。利用を考えている方は早めに予約を取りましょう!
 執筆者プロフィール
元ペットショップ店員。2匹の白猫と暮らしています。ペットのフードやおやつを試食するのが好きです。

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