【猫の病気】皮膚糸状菌症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

皮膚糸状菌症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:皮膚糸状菌症

飼い主からの相談

相談者:新潟県 ぽめこさん
先週、右耳に瘡蓋と脱毛を見つけ、病院に行った所、皮膚糸状菌症の診断でした。
1日2回のヒビテン液とケトコナゾールローションの処方でした。
昨日も今日もヒビテン液で消毒してすぐ赤くなり始め、数時間経つと熱を持ったように熱く、赤くなります。
本日、かかりつけ医に確認した所、ヒビテン液の色が付いたのでは?との回答でしたが、薄いピンク色なので色は付かないように感じます。
ヒビテン液のアレルギーなどは考えられますでしょうか?
また他に考えられる事はございますでしょうか?
現在、慢性膵炎の治療中でプレドニン、エネアラ、プロナミド、風邪を併発していてインターフェロン入りゲンタマイシン点眼薬を使用しています。
ご確認宜しくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
薬剤に対しては何にしてもアレルギー反応の可能性はありえます。
心配であれば、ヒビテンは使用しなくても良い気がします。
(少なくとも皮膚糸状菌であれば、有効成分はケトコナゾールになると思います。ヒビテンはあまり意味がありません。洗うという意味では水道水などで十分かもしれません。)
あとは根本的な話ですが、ヒビテンは十分に希釈されていますでしょうか。薬剤の原液での使用は刺激が強すぎるかもしれません。さすがにそれは問題ないとは思いますが、最低でも10倍以上に希釈する必要があります。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:皮膚糸状菌症について

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 mohasuさん
はじめまして、どうぞよろしくお願いいたします。
ブリーダーより、
2月25日生まれの、シンガプーラの男の子を6月上旬に家族にする予定です。
4月23日に(生後2ヶ月弱)皮膚糸状菌症に感染していると直接お電話にて、連絡が入りました。
お私の6月上旬には
治っているので、ご安心くださいとのこと。
5月9日に面会をしたのですが、素人目には分かりませんでしたが、まだ完治はしていないとのことで、
短く髭も切られていました。
そこで、質問ですが、皮膚糸状菌症は再発はありますでしょうか。
また、70代の母親と同居しており、人間にも感染するとのことで、感染が心配です。飼い主としての
注意点等、ご教示いただけたらと思います。家族全員で楽しみにしており、よろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

皮膚糸状菌症は治療に時間がかかります。
どのような治療をいしているのかにもよりますが、治療期間はだいたい1から2ヶ月かかります。
治療には外用薬による方法と内服薬による方法とがございます。
人間にもうつる病気ですので、受入れ後は治っているかどうか動物病院で診てもらうとよいでしょう。
はっきりしないうちは一緒の布団で寝たり頬ずりしたり濃厚な接触を避けて下さい。
感染率は非常に低いですが免疫力によります。
当院の二階には家族が住んでおり、保健所猫や地域猫を良く預かるのです。
子供達を含めて感染しませんでしたが、ちょっと世話をした勤務の獣医師がすぐ感染したこともございます。
先ずは良く手を洗うことと、不用意にご自身の顔や頭皮を触った手で掻かないことです。
飼主感染の予防にはコラージュフルフルシャンプーなどミコナゾールの入ったシャンプーを使うことです。
具体的な注意点は主治医に相談しましょう。お大事にして下さい。

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相談内容:猫の頭に大きめの円形の脱毛を見つけました。同時に少し下痢気味なので病気ではないかと心配です。

飼い主からの相談

相談者:東京都 kateさん
はじめまして。
アドバイスを頂きたく質問させていただきました。
よろしくお願い致します。
去勢済みの雑種のオス猫で年齢は12歳、体重は5㎏です。
昨夜(2016年10月8日)猫の頭に円形の脱毛を見つけました。
人間の人差し指の爪くらいの大きさです。
見落とすことはない大きさだと思うのでできばかりなのだと思います。
位置は、目から直線状に上がっていく線と耳の付け根の前あたりから横に引いた線を結んだあたりです。
そして今朝(9日)新たに左右対称くらいの位置にもう一つ脱毛がみられました。
こちらは大分小さく、ぱっと見ではわからないくらいです。
痛い痒いなどの素振りは見ている限り今のところないのですが、大きい方の脱毛部分は少し出血したようで赤くなっているので、かゆみがあり掻いてしまったのかなと思います。
他に気になる点としては、6日くらいから少し便が緩いことです。
普段はどちらかというと便秘気味といいますか便が硬めなのでこれも心配です。
食欲がなかったりぐったりしているといった様子はなく、上記の2点以外は普段通りの感じです。
脱毛で調べて出てきた皮膚糸状菌症、肥満細胞腫、食物アレルギーなどではないかが心配です。
室内飼いな上臆病な子で病院に行くのもストレスなようなので、こちらで質問ができると知り、相談させていただきました。
よろしくお願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 皮膚病に関しては皮膚自体の検査と血液検査、場合によっては培養などの細菌学的検査が必須です。アレルギーと思われている、あるいは診断されている病気の中にもアレルギーでは無い皮膚疾患がたくさん紛れ込んでいるのが実情です。これは獣医師が気を付けなければいけないところです。
 皮膚病が治りにくいとIgE検査でアレルギーの診断をつけて獣医師も飼い主も納得してしまう事も良くございますが、動物病院でしっかりとみてもらいましょう。
 なお、皮膚病の治療には時間と労力が必要になる事もございます。がんばって治療に向き合ってください。
 お大事にしてください。

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相談内容:昨日の深夜テレビ

飼い主からの相談

相談者:東京都 moheさん
はじめまして。昨日深夜番組で猫の皮膚病が子供に移って脱毛したという放送があり、見ていた友人が私に連絡をくれました。その際、このサイトがテレビに出たというのではじめて見させていただきました。
友人が連絡をくれたのは、うちの猫の症状と私の症状がテレビで話していたことと似ているということでした。私はテレビを見ていないのでよくわからないのですが、私はうちの猫を抱くと腕に湿疹ができます。とても小さい赤いものです。人間の皮膚科へ行き、表面を取って調べていただきましたがカビの反応はありませんでしたので猫から移ったものではないといわれました。うちの猫は今年の5月に皮膚病にかかりました。病院でシャンプーをしていますが、いまだ完治はしていません。
同時期から私はとても頭が痒くなりはじめました。原因が猫だとは思っていなかったので美容院で痒い人用のシャンプーをたくさん買い替えて使っています。それにしてからだいぶいいですがそれでもまだ痒いです。
今回友人にこのテレビの話を聞き、ネットで私の猫の病気「獣医は真菌だと言っていました」について調べましたら、猫から移ると書いてありました。しかし、検査の結果私からはカビの反応(手の湿疹しか調べていません)がでませんでしたので、かゆみ止めをいただいただけです。
検査結果というのはどの病院でも同じだと思うのですが、病院を変えて
再検査してもらうべきでしょうか?
また、猫ですが、シャンプー治療しかしていませんが、飲み薬があるとネットに書いてありましたものを試してみるべきなのでしょうか?飲み薬というのは猫の体が心配です。副作用などないでしょうか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 まず、猫の皮膚病についてですが、培養検査やカサブタの顕微鏡検査などは行っているのですよね。その結果として真菌症という結果が出ているのであれば真菌症と考えてよいでしょう。しかし、外部寄生虫に関しては否定し切れてはいませんので、何回か再検査をしたほうが良いかもしれません。
 
 真菌の治療には、抗真菌薬の入ったシャンプーを行うほかに抗真菌薬の内服・プログラム(ルフェノン)と言うノミ駆除薬の高用量投与・外用薬の塗布などがございます。それらの単独あるいは併用が行われます。しかし、基本的に猫に対する抗真菌薬の使用は効能外利用になりますので、獣医師と飼い主の話し合いで、選択していくことになります。獣医師の指導に従い用法用量を守ればそれほど副作用は心配ございません。
 次に飼い主の症状ですが、真菌が原因でないとすれば、カイセン等の外部寄生虫によるもの、アレルギー反応なども考えられます。しかし、これに関しては獣医師が対処法の指導や、お話から病名を推測したりしますと、医師法上の問題が生じますので、医師の指示に従ってください。

今道 昭一先生(きたのさと動物病院)からの回答

 ネコちゃんから人へ感染する可能性がある皮膚疾患には、
皮膚糸状菌症、疥癬、ノミなどが考えられます。
家族の方に発疹がでているなら、上記の疾患については必ず調べてもらいましょう。
ネコちゃんの症状がひどいケースでは、この3つの疾患の診断は比較的しやすいと思われます。
しかし、ネコちゃんの症状が軽い場合は、検査でもなかなか判断できないかもしれません。
 治療法は原因によって異なります。
ノミの治療薬の副作用は最小だと思っています。
皮膚糸状菌の治療薬は副作用がないわけではありませんが、この病気を放置することはできません。
副作用が出ていないか常にチェックしながら、治療をしてあげましょう。でも、それほど頻繁に副作用が起こるわけではありません。
 疥癬は治療で完治する病気です。診断がついたらしっかりと治療してあげましょう。

伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

人と猫どちらも病名の記載がありません。(湿疹は病名ではありません)病気がわからないと、アドバイスしようがないのですが・・・・。
ただ猫から人にうつる皮膚糸状菌の場合、猫に病変がないこともあります。
また猫の毛のアレルギーなどの場合、くしゃみなどの呼吸器症状が出るケースも多いのですが、接触により皮膚掻痒症が出ることもあります。
いずれにせよ、双方とも病気の確定診断をすることのほうが重要だと思います。場合によっては、うつったものではない、同一環境要因なんてことも考えられます。
最後のシャンプー、飲み薬の件ですが、これも何の治療か分からなければ、答えられません。

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相談内容:背中の大量のフケと脱毛

飼い主からの相談

相談者:大阪府 ななびょんさん
はじめまして、よろしくお願いします。
昨日、室内飼いの猫の背中一面に前日までには無かったはずの、気持ち悪い位大量(本当に背中一面ビッシリ)の大きな(直径3ミリ程度)フケが出ていたので、ブラシをかけるとフケと一緒に毛も大量に抜けました。急いでシャンプーをしましたので、今はフケはありませんが、通常より抜け毛はかなり多いです。
本日、病院へ連れて行き、昨日のフケも調べてもらいましたが、ダニ等は発見されませんでした。
先生の診断は、普通のフケで脱毛も時期的に多いので心配ない、シャンプーとブラシはこまめにするようにとのことでした。
しかし、毎日、世話をしている私としては、普通のフケと抜け毛には思えない量なのです。
現在の状態は、腰辺りに2センチ位の瘡蓋あり(同居猫とじゃれあった時の傷だと思われます)、全体に痒みは無さそうです。食欲、元気旺盛。
現在、尿路結石と慢性外耳炎を患っています。
他に考えられる原因、対処法があれば教えてください。よろしくお願いします。

麻生 暁秀先生(あそう動物病院)からの回答

こんにちは。
猫に大量のフケや脱毛が見られた場合、皮膚糸状菌症を疑う必要があります。
皮膚糸状菌症はいわゆる動物の皮膚に感染するカビのことですが、猫は人や犬と異なり、強い症状が出ない場合もあります。
鱗屑(ふけ)の多い猫の培養で皮膚糸状菌症が出ることは非常に多く、皮膚糸状菌症の治療で改善することも非常に多いです。主治医の先生にご相談の上、真菌培養をしていただいたらどうでしょうか?

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だいじょうぶ?マイペットで
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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