【犬の病気】甲状腺機能亢進症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

甲状腺機能亢進症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:甲状腺機能亢進症

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ランさん
今晩は,お尋ねいたしたいことがあります。
血液検査をした所甲状腺機能亢進症と診断されました。
数値はALT 148 AST 61 ALP 89 CI 113 T4 65.26 でした。
最初にメルカゾール5mgを1日2回処方していただきました。2週間後の検査結果は正常値になりました。メルカゾール5mgを1回に変更になりました。再度、2週間後に検査したところ今度は数値が基準より低く1日2.5mgに変更になりました。
短期間の薬の服用で数値の変化が激しいように思うのですが・・・
薬はごはんに混ぜてますので毎回全部は食べてないです。
2週間後に血液検査をします。
ネットなどではこの病気は血液検査、触診などで診察すると書き込みありますがまだ一度も触診はしていませんが血液検査のみでも大丈夫なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、ランさん
触診で甲状腺の状態を確認していないというのはあまり考えられないのですが、診察の際に、たまこちゃんの喉などを触ったりはしてませんでしたか?
触診といっても、何か特別な器具などを使う訳ではないので、ランさんが気付かないうちに済んでしまったのかもしれませんね。
さて、甲状腺ホルモンT4の値が基準よりも低くなったということで、薬の処方量も減らされたということですが、初期の治療の際にはこういう形で処方量を調整することはよくある事です。
こういう形で数値の変化が起きやすい疾患だからこそ、2週間ごとの血液検査で、T4,T3の検査値の他にも、肝機能障害や血小板減少症、免疫介在性溶血性貧血が起きていないかのチェックが必要になります。
きちんとした血液検査と経過観察をしながら今後メルカゾールの投与量をこまめに調整していくことになると思いますが、ランさんも投与量や血液検査に関しては獣医師に任せ、たまこちゃんの日ごろの様子だけ気をつけてあげてくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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相談内容:甲状腺機能亢進症の症状に発情はありますか?

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 seaさん
こんにちは。アドバイスをお願いします。
6年前に避妊手術をしたコが、去年から、発情を繰り返します。
以前主治医からは、副卵巣があったのではないか、再手術ではとれないだろうと言われました。
今年は1月から、3週間発情1週間休みを繰り返しています。今も発情中で、外に出てオスと交尾を繰り返します。交尾をしてもおさまらず、いつも3週間くらい続きます。
卵巣があるなら、交尾排卵でおさまるはずだと思うのですが。
そこで最近見た本に、甲状腺機能亢進症の症状に発情と書いてあったので、これではないかと思いました。
ここ1~2年でだいぶ痩せてきたこと、甘えん坊だったのがプイッて感じになったことなども、あてはまります。
甲状腺機能亢進症の症状で発情というのは、結構あることですか?
その点、先生方にお聞きしたいです。
よろしくお願いします。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

甲状腺機能亢進症でしたら、
ホルモン検査で結果が判りますから、
心配でしたら検査を依頼してはいかがですか?
それよりも、別の獣医師に再手術をしてもらうというのが、
良いと思いますが・・・。
同じような相談を何度も受けましたが、
今までの経験では、
発情回帰の動物の全例で、卵巣のみの切除で、
子宮を取り除かない手術方法を行っており、
全ての患者さんが卵巣の取り残しが有りました。
発情回帰の動物の再手術を受けて、
卵巣が見つからなかったケースを私は知りません。
ちなみに
人間の副卵巣という言葉を調べましたが、
卵管などの生殖臓器の一部に発生する事があるようで、
卵巣だけでなく子宮などの生殖臓器全部を切除するようにすれば、取り除けるのではないでしょうか?

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相談内容:口が開かなくなってしまいました。

飼い主からの相談

相談者:千葉県 もものねねさん
初めて質問します。2/11に甲状腺機能亢進症と診断され、食事に薬を混ぜて与えていました。2/29に検査のため病院に行ったときになみだ目だったので診ていただいたら、結膜炎とのことでした。目薬をさしていましたが、なかなか良くならなくて、気がつくと目のしたあたりが膨らんできました。
だんだんご飯もなめることしかできなくなり、甲状腺の薬も飲めなくなってきたのでまた病院につれていったのですが、レントゲンの結果骨に異常はなく、もしかしたら唾液腺が腫れて痛くて口があけられないのだろうということでした。
薬をもらい与えていますが、だんだん目の上辺りも腫れてきて、ひげの脇がはげてきてしまいました。たまに顔をかいているのではげてしまったのかとも思うのですが、目の中の膜(寝ているときに目を覆っている)もなんとなく腫れてきたような気がするのです。
決して元気がないわけではないのですが、自力で食事ができないので困っています。
直るのでしょうか?

米地 謙介先生(アサヒペットクリニック本院)からの回答

 こんにちは。
 唾液腺が腫れているのはなぜでしょうか。ばい菌が増えているのかもしれません。歯が悪くなって腫れることもあれば腫瘍が出来ていることもあります。原因がはっきりしなければ今後のことを考えるのが難しいのです。もしかしたらCT検査などが必要かもしれません。
 担当の先生に相談して診断方法について前向きに検討されてはいかがでしょう。大学病院などに紹介を受けるのも良い方法だと思います。

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相談内容:アジソン病

飼い主からの相談

相談者:北海道 佐藤真琴さん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思い、質問させていただきました。
ミニチュア・ピンシャー ♀2歳  
診断名:慢性腎不全・副甲状腺機能低下症(アジソン病)
アジソン病の治療薬フロリネフを服用して、2週間になりますが、急にカリウム値が高くなって呼吸困難・痙攣など、てんかんのような発作をもう3回起こしています。
発作直前まですごく元気で食欲もあるため、いつ発作が起こるかはまったく分かりません。
また、発作が起きても動物病院(2日間)で点滴をすることによりカリウムは正常値に戻ります。
どうして発作を繰り返すのでしょうか?また、これからもこのような発作を繰り返すのですか?
最近のデーター
11月2日 午前0時30分頃 発作が起き夜間の動物病院へ。血液検査の結果
            K→6.9  BUN→44
11月3日  退院    K→3.7
※貧血傾向はあるものの、Na、Mg、Cl、Creなどの数値は正常
※BUNはKの値とともに上昇する
            

石本 浩先生(中央動物綜合病院)からの回答

診断名?
・副甲状腺機能低下症:PTHホルモン作用が不全で低CA血症をきたしている病態
・副甲状腺機能亢進症:PTHホルモンの慢性的分泌亢進で起きている病態。原発性は腫瘍、過形成で高CAが主な病態、続発性は血清Ca低下あるいはPの上昇によりPTH分泌亢進に生じ腎不全が代表的です
・アジソン病は何らかの原因で副腎組織が破壊されるとホルモン分泌が障害され副腎機能低下症の病態となる
(血中コルチゾールの低値)
検査、診断、治療の再考察をお願いしてはどうでしょう
お大事に

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相談内容:尿結石症

飼い主からの相談

相談者:東京都 アラピョンさん
ご相談したいのは2歳のプードルではなく先住犬ミックスのメス9歳、10キロなのですが、飲水量が増え(1300㏄/日くらい)、それに伴い尿量も増え、病院で血液検査、尿検査、超音波検査の結果、尿結石の結晶(ストルバイト、シュウ酸カルシウム)のための膀胱炎とのことでした。投薬と処方食により膀胱炎はよくなりました。処方食のテストと尿検査を二ヶ月して、これからウォルサムのphコントロールを食べさせていくことになりました。
ところが膀胱炎が治り飲水量は正常に戻ったのですが、phコントロールを食べさせると、飲水量が膀胱炎の時以上に増えます。他の餌にすれば飲水量は減るのですが尿結石症になるとのことです。
前は一日朝晩2回の散歩の時意外、家ではオシッコはしたことはなかったのですが、今では大量の飲水の為、さすがに散歩だけでは我慢は出来ず一日8回位もオシッコを家の中でするようになってしまいました。
ウォルサムのメーカーに相談したら「尿量を増やす為の成分に過剰に反応してしまうのではないでしょうか」とのことでした。家庭の食材で尿結石症に対応できる食事は作るのは無理なのでしょうか?
こんなに尿の量が増えて腎臓に負担はかからないのですか?

加藤 清志先生(加藤小動物病院)からの回答

一日8回も排尿するのは困りますね。他のメーカーの尿結石用処方食に変えたらどうでしょうか。病院で相談されたらいいと思いますよ。また多飲多尿の他の原因について書いておきます。食事性、心因性、薬剤性、腎性、肝性、糖尿病、副腎性、甲状腺機能亢進症、尿崩症、高カルシウム血症など他にもたくさんあります。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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