【猫の病気】黄色脂肪症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

黄色脂肪症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:歯についてと黄色脂肪症について

飼い主からの相談

相談者:山梨県 にゃんちーさん
ひとつめは歯についてです。なるべく歯磨きはしてるのですが、歯茎が弱いのかすぐ出血し、奥歯は黒く腐敗してるように見え、とても口が臭いです。今日から一週間ほど前に左下の奥歯が抜け落ちてるのを発見しました。歯を確認したところ小さい歯があるようにも見えたのですが、ただ単に腐敗して抜けてしまっただけなのでしょうか。同じように、左右上、右下も腐敗してるように見え、同じく抜けてしまうのではないかと心配です。そんなに心配しなくても良いものなのでしょうか。野良猫だったため、歯が抜けたことがあるのか分からないため、不安です。
ふたつめは黄色脂肪症についてです。あげているフードにかつお味、マグロ味など、書いてあるものを日常のごはんとしてあげていて、たまに市販の猫用おやつの焼きかつおをあげたりしています。黄色脂肪症になるリスクはあるのでしょうか?引き取ってからずっと同じ種類のフードをあげていますが、特に何か病状は見当たりませんでした。たまに、元気かなくなるときがあり、食欲がなかった時期が何日間かあった程度ですので、関係はないのかなと思っています。おしりも大きめですが、固いわけではないので大丈夫だとは思っていますが...。これからなる可能性もなくはないですよね。心配で質問しました。回答よろしくお願いします。ちなみに去勢はしていません。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
若齢猫+元野良猫+歯の問題となると、エイズや猫白血病ウイルスの問題を意識しておくべきだと思います。あとはカリシウイルスというものの可能性も非常に高いです。
2歳という若さで歯の問題が出てくることは普通ありえません。問題が出てくるとしたら、ウイルスなどの感染症をもっている場合となります。一度、動物病院で検査などを受けた方がよいのかもしれません。
※ウイルスの感染症の場合は根本的な治療は困難となるかもしれませんが、悪化を防ぐなどの対策はできるかもしれません。時にすべての歯の抜歯が必要になることもあります。
黄色脂肪症については、一般的なキャットフードを与えている分には問題ないかと思います。絶対大丈夫とはいえませんが、市販のものは大抵は安全です。ただし、生魚や刺身などは与えないようにしてください。やはり、生のものは危険が大きいですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

樋口 高裕先生(樋口動物病院)からの回答

にゃんちーさんへ
若いうちから、歯周病で歯がどんどん抜ける猫ちゃんは結構います。成長期に上手く栄養を取れなかったとか、エイズや白血病、糖尿病などに関連して、口腔内免疫が弱い子がなりやすいようです。ただ、仮に全ての歯がなくなってしまうと、歯周病が逆に治ってしまうこともあります。歯がなくても、もちろんドライフードは飲み込みながら通常食べれます。痛がらずにフードを良く食べていれば、あまり心配しないでもいいでしょう。
黄色脂肪症は、質の良くないフードだと心配ですが、質の良いAFFCO適合品(ヒルズ、アイムスなどのメーカーがベスト)のドライフードであれば、全く問題ないです。
若いうちから、定期検診を受けて、折に触れて、獣医さんのアドバイスがあれば、きっと長生きしてくれますよ。お大事に。

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相談内容:青魚(いわし)について

飼い主からの相談

相談者:静岡県 あささん
はじめて質問させて頂きます。
猫が焼いたいわしが好きなのですが、いわしは与えても大丈夫でしょうか。
(黄色脂肪症などが心配です)
1日どのくらいの量までなら与えても良いなど、目安はありますでしょうか。
お手数おかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

黄色脂肪症の原因は青魚に比較的多く含まれる不飽和脂肪酸が原因です。
ダントツで多いサバは100グラム約6g、イワシは約2gで、少なめのカツオで約0.2gです。
多い順ではサバ>イワシ>アジ>マグロ>カツオです。
不飽和脂肪酸が多いサバとカツオでは30倍くらい違うわけです。
発症は個体差があまりにも多いので安全量は不明としか言えません。
できるだけ少ない魚に変更するか、量を減らして下さい。
できるだけ毎日は与えないこと、食事の20%を超えないことを目安と考えて下さい。
お大事にして下さい。

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相談内容:猫に生のさんまを食べられた場合の黄色脂肪症について

飼い主からの相談

相談者:岩手県 おかとらさん
先程、飼い猫2匹に生のさんまを目を離した隙に一尾の半分ほど食べられてしまいました。
以前、青魚は黄色脂肪症を起こす関連性があると耳にしていたことと、うちの猫は体が小さいため沢山の量を食べてしまっていたことで、黄色脂肪症を発症するのではないかと不安になっています。
調べると黄色脂肪症は、毎日の食事で継続的に生魚を食べていた場合に発症すると書かれていましたが、黄色脂肪症は一度に沢山の青魚を食べてしまった場合でも発症するのでしょうか?
なお、普段の食事はキャットフードとおやつは猫用のものをたまにしかあげていません。
また、頭や内臓まで食べられてしまったため、夜中にアニサキス中毒が起きた場合、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
日曜で地域の動物病院が何処も閉まってしまったため、藁にもすがる思いでこちらにて相談させて頂きました。
何卒ご回答頂ければ幸いです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

黄色脂肪症は生活習慣病です。長い間の青魚の多食で不飽和脂肪酸を多く取り過ぎる状態が続いて発症するものです。脂肪組織が堅く炎症を起こし痛がりますが、一回二回の食事ではなりませんので安心してください。
猫のアニサキス症は理論的には起こりえるのでしょうが、私は遭遇しておりません。
漁港近辺で開業されている獣医師からの回答があると良いのですが。申し訳ございません。

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相談内容:サプリメント、黄色脂肪症について

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 momoneko23さん
はじめまして。
お忙しいところ申し訳ありませんがアドバイスよろしくおねがいします。
2月上旬に鼻鏡にできた少し突起したカサブタについて動物病院に行きました。
診察の結果「扁平上皮癌」の可能性が高いとの診断を受けました。
数日後、病理検査(病変部分を大きく切除し大学病院へ)を受けましたが腫瘍は無く炎症性という結果が出ました。
しかし、この症状からして完璧に白ではないということでした。
本当に初期の初期だったのかもしれないし、まだどこかに潜んでいるかもしれない。
今後は、日光厳禁で要観察ということになりました(1ヶ月置きに受診予定)
ここで、質問なのですが
1.アガリーペットを毎日少量食事に混ぜ免疫を上げるサプリメントとして使うことは可能か
(病院での話によると、犬には効果が高いとの事ですが猫にはあげすぎると肝臓?に影響が出る可能性があるかもしれないとの事でした)
もし、上記サプリメントが使えないとなると、どのような物がオススメでしょうか
サプリメントには頼らず、いつものご飯のみの方がいいのでしょうか
2.毎日、焼き青魚をあげるのはよくないのでしょうか
(病院にて、免疫を上げるためには青魚がいいと聞きまして、癌かもしれないといわれた日から毎日焼いてあげています。もちろんキャットフード(サイエンスダイエット・ライト)が主食で、魚は小さい物を1日1匹)
インターネットで調べたところ「黄色脂肪症」という病気が目につきました
免疫アップのためにあげている魚が逆に体に悪いのか、とても心配です
毎日はさすがにやりすぎでしょうか。
アドバイスよろしくおねがいします。

中津 賞先生(中津動物病院)からの回答

1アガリクスはキノコ由来のサプリメントで、腫瘍細胞の増殖のための栄養を供給する血管の新生を抑制する効果があります。免疫とは関係がないと思います。ネコでも常用なら安全と言われています。
2現在市販されている総合栄養食には抗酸化剤であるビタミンEが規定量配合されていますので,通常では黄色脂肪症は発症しません。

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相談内容:黄色脂肪症(イエローファット)について

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 はりゅ猫さん
こんにちは。今回は食事についての質問です、よろしくお願いします。
現在2匹の猫を飼っていますが、父が毎日のようにマグロの刺身を猫に与えております。
量としては、2匹あわせて1~2切れといった量です。
先日まで飼っていた猫(17歳8ヶ月で亡くなりました)がマグロが好きで、父が長年にわたり、やはりしょっちゅう与えておりました。
最近、猫の飼育についての掲示板で、猫にはマグロ等の青魚は、イエローファットの原因になるので、ビタミンと一緒でないと与えてはいけないと読みました。
気になってあちこち見ておりますが、
「量を沢山与えてはいけない」というだけのところや、
「ビタミンと一緒に与えるのはよい」というところ、
「加熱して与えればよい」というところなど、様々です。
父に幾ら言っても、前の猫は17年以上も生きたのだし、死亡原因もイエローファットではなかったので、大丈夫だ。
そもそもキャットフードでマグロの缶詰等があるのになぜ刺身がイケナイのか!
と怒り出す始末。
キャットフードにはビタミンも配合されているからバランスが取れていると説明したり、
インターネットで、黄色脂肪症(イエローファット)の事について書かれているページを印刷して読んで貰ったりしたのですが、
全く信用しません。
また、先日、子猫の去勢手術の説明の際、父も一緒だったので、
ついでに担当の先生に「黄色脂肪症(イエローファット)」とマグロの関連性や、
マグロの刺身を与えるのは猫には良くないことを説明してもらおうとしたのですが、
先生も黄色脂肪症(イエローファット)と青身魚との関連性をご存知無かったようで、
父への説得に至りませんでした。
たまにあげるのなら・・とは私も思っていますが、
父のように毎日あげていて、猫が病気になったらと思うと不安です。
果たして本当に1匹につき刺身1切れ(主にマグロの赤味)を毎日食べて、健康を損なうのかどうなのか、
1切れならば問題は無いのか、
白身魚やサーモンならば(いずれも1切れ程度の量で)問題は無いのか、
マグロの刺身を与えた後からでも、もしビタミンを与えればいいのだとしたら、
人間用のビタミンEを砕いて与えたりしてもいいものか、量はどうなのか、
市販のペット用のビタミンサプリ等の方がいいのか、
お教えいただけたらと思います。
また、少々話はズレますが、
猫にタウリンが必須なのは承知しておりますが、
心臓病などの予防として動物病院でタウリンをサプリのように処方して出して頂くことはどの病院でも可能なのでしょうか?
食事に含まれる以外にタウリンを服用すると、健康にもいいと聞いたので・・・。
ご回答、どうぞよろしくお願いします。

玉井 康教先生(桜山動物病院)からの回答

まず黄色脂肪症自体は、不飽和脂肪酸によるものなので日本のように魚をフードとして与える場合、量によってはなる場合があります。その場合多い症状としては、発熱と体を触ると痛がるなどの症状です。
 まずそういう意味で不飽和脂肪酸が多い魚には、ビタミンEを添加する必要があります。ただし主食でなくおやつ程度ということであれば、主食のフードにも十分な量のビタミンEが入っていると思うので問題ないと思います。
 サプリメントも含めて量に関しては、主治医の先生にお聞きになるとよいと思います。タウリンについてもいろいろなかたちでサプリメントでも出ています。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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