相談内容:運動障害と心臓病
飼い主からの相談
1週間前から運動障害と心臓病の治療をしています。1ヶ月前位から時々つまづいたり、目が少し三白眼みたいな時が1度ありました。今は足を上げておしっこをしたり、少しですが部屋を歩けたりしています。先生からは特に病名等は言われていません。呼吸や息切れも今のところ落ちついています。毎日朝は注射をしてもらって夜は投薬をしています。安静にさせているため小屋に入れておく時間がほとんどです。食欲もある事はあるのですが以前ほど無く元気もありません。名前を呼んでも反応もいまいちです。ペットの病気の本に書いてある小脳障害の症状がりゅうのすけと似ていました。例えば小脳障害の場合、完治は難しいのでしょうか?心臓病の方は薬を続けてどれくらい生きられるものなのでしょうか?副作用とかもあるのでしょうか?先生方どうぞよろしくお願い致します。
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

今本です。
運動障害と、心臓病。
これらは関係することもあれば関係していないこともあります。関係していないという曖昧な言い方ですけど、これは、複数の病気が同時に存在しているということです。
眼の動きがおかしいとか、なんだか、頭のほうを疑われる場合についてのお話を書かせていただきます。
脳の障害の場合には、神経の検査をお勧めしてみたいです。
顔面の神経や、歩き方に問題がある場合には、前足などの神経の反応を検査したりします。脳に問題があるのか、神経全般に問題があるのか?そういったことを検査するうちに、いろいろと見えてくることがあるかもしれません。
脳の障害の場合には完治は、、、という質問ですけど、障害の程度にもよります。障害の原因にもよります。脳腫瘍などでは、その大きさや、場所などで対処方法も異なります。血圧が異常に下がっていたり、血糖値が下がっている場合にも同様の反応を示すことだってあります。肝臓が悪くても、おかしな行動をとりますし、貧血だってそうです。全部は書くことはできませんけど、血液の検査もやってみる価値はあると思います。
さて、心臓の薬ですけど、心臓の病気に対しては、血管を開いてあげる薬。利尿薬(おしっこを出す薬:肺に水がたまったりするのを防ぐため)。心臓を支配している神経に作用している薬、心臓を強く動かせる薬など、様々なものがあります。どの薬にも正直に言うと、作用と副作用があります。
ただ、心臓が悪い場合には、心臓の動きを楽にしてあげるためにずっと薬を飲ませることが必要になることが多いです。どういった薬で、どういった副作用が予想されるかは、担当の先生に聞かれることをお勧めします。
おだいじに・・・・。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

先ずは、もっとしっかりと主治医の先生とコミュニケーションをとって下さい。大切なあなたの家族なのですから、飼主の権利をもっと主張しましょう。
診断名・処方薬の名前や理由・今後の事は納得のいくまで聞きましょう。飼い主の方が推定した病名からさらに我々が推定して予後の事を申し上げるのはかえってりゅうのすけちゃんの不利益になる事もございます。
どうかがんばって再度説明を受けてきてください。今回はこんな事しか申し上げられず、ごめんなさい。
伊東 彰仁先生(イトウペットクリニック)からの回答

やはり先生に病気のことを詳しくお聞きになられたほうがいいと思います。診察をしていない我々に、この質問をを頂いても、答えようがありません。推定の域を出ていない回答は、今の状態には無意味です。運動障害は心臓から来るものなのか、それとも別々の原因なのかも分かりません。心臓病とひとことに言っても、その病気により、症状も治療も様々です。治療をされているのですから、どんな病気かの説明を受けてください。
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