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ミニチュアダックス特集-キュートだけど頼もしい! 賢くやさしいミニチュアダックスの魅力。

2016年12月12日更新 958 view

胴長短足、ユーモラスな姿が愛らしいミニチュアダックス。短い足で歩く姿はファニーな魅力にあふれています。明るく活発で賢いのでしつけもしやすいのでペットとしての人気もトップクラス。ジャパンケネルクラブの犬種別犬籍登録頭数でも10年以上3位以内* にランクインしています。

ミニチュアダックスの基礎知識

ドイツ生まれのミニチュアダックスは、明るく朗らか。賢くて落ち着きもあるので誰にでも飼いやすい犬種です。もともとダックスフンドは、原産国のドイツでアナグマを追う猟犬として飼われていました。そのルーツからか、飼い主に対しては非常に従順で、愛情深く接することができます。

外見的特徴~胴長短足は最大のチャームポイント

・体長が長く、足は短い「胴長短足」体型。
・筋肉質で引き締まっている。
・顔は面長。マズルが長く、嗅覚に優れている。

ドイツ語で「アナグマ犬」を意味するダックスフンド。アナグマを追いかけるために改良が重ねられ、このようなユーモラスな体型になったと言われています。
体がひとまわり小さなミニチュアダックスはウサギ狩りで活躍していたようです。狩猟犬だけあって、短い足ではあるものの動きは機敏そのもの。活発に動くことができます。

◇ミニチュアダックスのサイズ
ミニチュアダックスという正式な犬種名はなく、正式な登録犬種は「ダックスフンド」です。そのダックスフンドにも3種類の大きさがあり、大きいサイズから「スタンダード」「ミニチュア」「カニンヘン」に分類されます。どのサイズになるかわかるのは生後15カ月を経過した頃。この時点で胸囲が30~35cmであれば「ミニチュア」となります。

ちなみに、胸囲が35cmを超えるとスタンダードな「ダックスフンド」、30cm以下の場合「カニンヘン」に分類されます。

基本的な性格~明るく賢い理想のペット

・明朗快活
・賢い
・好奇心旺盛

小型犬ながら、しっかり者でどっしりと落ち着いています。独立心も強いので、人の言うことをきかないなど頑固な一面を見せることも……。賢い犬種なのでしつけはしやすいものの、言うことをきかないときは粘り強く教える必要があります。
基本的に明るく楽天的、人懐っこいミニチュアダックス。きちんとしつけをすれば飼い主に忠実な理想的なペットになってくれるでしょう。

毛質が変わると性格も変わる?

ミニチュアダックスに限らずダックスフンドは毛質に違いがあり、3種類に分類されます。それぞれテリア、スパニエルなど他の犬種の血が入っているため、毛質だけでなく性格にも違いがあるのが面白いところです。

◇堅実な性格のスムースヘアード
短毛でツヤのある美しい毛並みです。ダックスフンドのスタンダードとも言える種類で、基本的なダックスフンドの性格をそのまま受け継いでいます。落ち着きがあり、飼い主に忠実なので理想的なペットとなってくれるでしょう。

◇甘えん坊のロングヘアード
スパニエル系の血を引いているので、細く長い柔らかな被毛を持っています。社交性があり穏やかで人懐っこい性格です。スムースやワイヤーと比べると少し甘えん坊なところがあります。日本では特に人気の高い種類です。

◇陽気なワイヤーヘアード
剛毛のテリア系の血を引いているので毛質は硬めでごわついた感触があります。毛深い眉と顎のひげが特徴で、海外人気が高い種類です。性格は陽気で好奇心旺盛。勝気で独立心も高いので、賢さがありますがしつけは重要です。

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ミニチュアダックスの値段と相場

なんといっても気になるのはその値段ですよね。犬を迎える方法は、ペットショップやブリーダーから購入する方法、また保護されている犬を引き取り里親になる方法など様々です。こだわりたい条件がある人は、ペットショップやブリーダーから探した方が理想の子に出会える確率が高いです。

ミニチュアダックスの相場は10~20万程度
特にブリーダーから購入した場合、ペットショップに上乗せされる費用がかからないため3~5万円ほど安くなる傾向があります。ただし、血統や毛色、月齢の若さによって値段は変動するため、相場よりも大きく外れることも。条件によっては10万円以下になる子もいます。

ペットショップは利便性が魅力ですが、ブリーダーの魅力は繁殖・飼育のプロから直接購入できること。飼育のアドバイスを詳しく聞いたうえで迎えることができるのは心強いのではないでしょうか。

「里親」とは保護された犬を譲りうけて新しい親になることです。里親募集サイトが多数あり、様々なところで情報を探すことができるようになりました。また、里親募集団体や各自治体によって譲渡会も開催されています。

犬を譲り受けるのは無料ですが、条件によってはワクチン代、去勢・不妊手術や交通費などがかかることも。予算として数万円を見積もっておくと良いでしょう。

元気な子犬の選び方

子犬を選ぶなら心身ともに健康な子を迎えたいものです。ブリーダー直販や里親募集サイトなどインターネットを通じて犬を探せるようになりましたが、必ず実際に犬と対面するようにしましょう。

ミニチュアダックスは好奇心旺盛。元気いっぱいによく動き、こちらからの呼びかけに対して反応が良い子がおすすめです。

また、健康的な子は、目・耳・鼻・口・毛並みなど各パーツがいきいきとしたツヤがあり、悪臭もなくきれいに保たれているものです。さらに、しっぽにも注目。呼びかけた時にしっぽを振りながら寄ってくるなら元気な証拠。もししっぽが下がっていたりする場合はあまり元気がないかもしれません。

ミニチュアダックスの飼い方について

ミニチュアダックスを飼育するうえでポイントとなるのは次のふたつです。

・体型を考慮した住環境をつくろう
・しつけはしっかりと

ミニチュアダックスの体型に合わせた環境づくりを

◇ミニチュアダックスはヘルニアになりやすい
ミニチュアダックスの特徴である胴長短足の体型。ユーモラスでかわいらしい姿ですが、短い足で長い胴を支えることになるため、背骨や腰に負担がかかりやすいという弱点があります。
特に「椎間板ヘルニア」にかかりやすいので、腰に負担をかけないよう激しい運動を避けるなどの工夫が必要です。

◇肥満にならないよう体重管理はしっかりと
ミニチュアダックスは食欲旺盛なので、太りすぎないよう健康的な食生活は必須です。また、体が重いと腰に負担がかかるので、肥満になるとただでさえ椎間板ヘルニアになりやすいミニチュアダックスの腰に追い打ちをかけることにもなります。
激しい運動は腰に負担がかかるため、太りすぎることのないよう食生活から体重管理していきましょう。

◇ジャンプなど上下運動を避ける
遊び好きで活発に動き回る犬種ですが、腰に負担がかからないよう激しい運動は控えましょう。特にジャンプなど上下運動は避けましょう。家の中でも高低差のある場所(ソファやテーブル)からジャンプしないよう注意するほか、階段に登らないよう柵をつける、すべり止めをつけるなど配慮した住環境づくりを心がけましょう。

また、すべりやすいフローリングも負担の原因になります。すべり止めのマットやコルクマット、カーペットを敷くなど対策が必要です。また、足の裏の毛の伸びすぎもすべる原因になるので、定期的にチェックして伸びていたら短くカットしましょう。

タイミングが重要? ミニチュアダックスのしつけ

ミニチュアダックスは頭の良い犬ですが、しつけを怠るとその賢さゆえ言うことをきかなくなってしまうこともあります。自我が確立される生後6~7カ月より早くしつけをスタートし、家庭や社会でのルールを教える必要があります。

◇飼い主さんが主導権を握るために
狩猟犬がルーツのミニチュアダックスは、リーダーに対して非常に従順で、その指示に従うことに喜びを感じます。
その一方、独立心があるのでしつけをしっかりしないと言うことをきかなくなってしまうことも。そのため、自我が強まる前のうちにしっかりとコミュニケーションを図り、飼い主さんがコントロールできるようにしましょう。

「オスワリ」「マテ」などのコマンド(指示語)を覚えるトレーニングをし、飼い主さんをリーダーと覚えさせるとその後のしつけがスムーズになります。

◇基本は「褒める」
賢いミニチュアダックスは人の表情をよく観察しています。善悪の区別をつけられるようにメリハリのある態度でしつけましょう。特に褒める時は大げさなくらいに褒めてみましょう。とても喜び、より褒められるよう「良いこと」をするようになります。一方、怒られると敏感に反応するので叱り方にも注意が必要です。

犬によって性格に違いがあるものの「褒める」しつけを基本にし、叱る時は毅然とした態度で落ち着いて対応しましょう。たとえば指定したトイレで上手に排泄できず、粗相をした時に大声で怒鳴ったりすると「排泄そのものがやってはいけないこと」と認識することもあります。くれぐれも頭ごなしに叱ることのないようにしましょう。

ミニチュアダックスと楽しく遊ぶ

◇ハンター気質を満たす遊びをしよう
狩猟をしていたミニチュアダックスは、獲物を追いかけたり、匂いを嗅ぐ遊びが大好き。運動とコミュニケーションを兼ねて遊んであげましょう。

・広く平らな場所でボールを投げて追いかけさせます。ボールを捕まえたら飼い主さんの元に持ってこさせるのもおすすめです。
・中におやつを入れられる知育玩具もおすすめです。匂いがするおもちゃは「獲物」のようなもの。遠くに投げてあげれば、ミニチュアダックスの狩猟本能を刺激するので夢中になって追いかけるでしょう。犬だけでの遊びにもおすすめです。

◇理想の散歩は1日2回
散歩はできるだけ毎日連れていきましょう。運動好きなミニチュアダックスには散歩はもちろんドッグランもおすすめです。

・外からの伝染病を防ぐため、散歩デビューはワクチン接種後にしましょう。
・家にいる間、首輪やハーネスに慣れさせる、一緒に歩く練習など予行練習をしておくと、初めて外に出た時にスムーズです。
・初回は10分くらいから始め、慣れてきたら1日2回計1時間程度を目安に散歩時間を増やしていきましょう。
・散歩の時の必須アイテムと言えば首輪ですが、椎間板ヘルニアになりやすいミニチュアダックスには胴体を包み込むハーネスもおすすめです。引っ張った時に力が首だけに加わらず分散されるので負担が少ないのです。

比較的カンタン。ミニチュアダックスのお手入れ

体のお手入れは清潔で健康な状態を保つために必須です。犬が体を触られることに抵抗を持たないよう、お手入れは子犬の頃から慣れさせたいもの。はじめはスキンシップを兼ねて遊びながら触るようにしましょう。
たとえばブラシや歯ブラシ、爪切りなど怖がるようであれば無理強いせず、少しずつ慣れさせるのがポイントです。

◇ブラッシング
ミニチュアダックスのブラッシングはどの毛質でもそれほど手間はかかりませんが毎日ブラッシングしてあげましょう。毛並みを整えるだけでなく、皮膚の血行を促すことで健康的な被毛が育つ土壌づくりにもなり、さらに皮膚病の予防にもなります。

◇シャンプー
清潔な状態を保つため、月1~2回はシャンプーをしてあげましょう。ブラッシングで落としきれない汚れや寄生虫を落とす役割もあります。シャンプーは犬専用のものを使用してくださいね。ミニチュアダックスは被毛も長くはないので、シャンプーの難易度も低めです。

はじめのうちは水やシャワーの勢いに驚いて怖がる犬も多いもの。いきなりシャンプーを始めるのではなく、お風呂場で遊んで水に慣れさせるなど数日かけて段階的に慣れさせていきましょう。トリミングサロンにお願いしてシャンプーのコツなどを聞いてみるのもおすすめです。

◇耳掃除

ミニチュアダックスの垂れ耳は湿気がこもりやすく不衛生になると外耳炎などの病気を引き起こします。週1回程度、犬専用の耳クリーナーを使ってやさしくふき取ってください。犬の粘膜は繊細なのでいじりすぎは厳禁ですが、くれぐれも水気が残らないようにしっかりとふき取りましょう。

◇爪切り
爪切りは犬専用の道具を使います。初めての爪切りはいきなり始めると犬が驚いて嫌いになってしまう可能性もあるので、まずは指先に触ることから慣れさせましょう。慣れてきたら爪切りを爪にあてる、1本だけカットしてみる……など少しずつ慣らしていきます。

難しい場合はトリマーなどプロに切ってもらっても良いでしょう。また、毛が伸びやすいロングとワイヤーは爪切りの時に合わせて足裏の毛もチェックしましょう。足元がすべる原因になるので伸びていたらカットしてあげてください。

◇歯磨き
総じて犬は虫歯にかかりにくい生き物と言われていますが、一方で歯周病にかかりやすいので歯磨きは必須です。歯磨きもいきなり歯ブラシをあてると怖がることもあるので、ガーゼや歯磨きシートを指に巻いて汚れをふき取ることから始め、段階的に慣れさせていきます。

長生きの秘訣は体重管理と健康的な食生活

ミニチュアダックスの平均寿命は15歳前後です。7歳を過ぎた頃、老化が始まり少しずつ代謝が低下していきます。運動量が変わらないようであればすぐに食事制限することはないものの、運動量が減ってきたら低カロリーの食事に切り替えていきましょう。

ミニチュアダックスは食いしん坊なので食事を減らされるとストレスを抱えがち。あらかじめ低カロリーにつくられたシニア用の食事に切り替えていきましょう。ライフステージ別のドッグフードをうまく使って、くれぐれも太りすぎないようにライフステージに合わせたバランスの良い食事を与えてくださいね。

◇基本の食事はドッグフード
基本は市販のドッグフードを与えましょう。おすすめは「ダックスフンド」専用のドッグフード。背骨に負担がかかりやすいダックスフンドの体型に合わせ、あらかじめ健康的な関節と骨づくりをサポートする栄養素がバランス良く含まれています。

人間の食事は犬にとって脂質や塩分が過剰なので健康的な食生活には適していません。また、人間の食べ物のなかには、犬にとって悪影響を及ぼす食べ物もあります。食品や摂取量によっては死に至ることもあるため、ドッグフード以外の食事を与える際は、一度調べるなどくれぐれも慎重にしましょう。
(例)ネギ類、チョコレート・ココア、ブドウ、アボカド、キシリトールなど

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脚注
* 3位の犬種名はダックスフンド。なお、そのなかにはスタンダード・ミニチュア・カニンヘンが含まれ、内訳では約8割をミニチュアダックスが占めており、ミニチュアダックスだけでも4位の犬種よりも多い頭数が登録されています。

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