イギリス生まれのスコティッシュテリアの特徴は?

スコティッシュテリアは「スコッティ」「スコッチ」などの愛称で呼ばれる、イギリスのスコットランド原産のテリアです。ピンと立った耳やしっぽがかわいく、ひげや眉毛のように生えた毛がユーモラス。数多くの有名人に愛され、第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトはファーストドッグとしてスコティッシュテリアを飼っていました。
体高は26~28cmとトイプードルと同じくらいですが、体重は9~10kgと柴犬と同程度で、がっちり骨太な骨格に筋肉質、頭が大きく足の短いアンバランスな体型です。

スコットランド原産のテリアは5犬種もいて、なかでもスコティッシュテリアは代表的な存在でしょう。芥川龍之介の小説にも登場する有名なスコッチウイスキーで「Black & White」というものがありますが、ラベルに描かれた黒い犬がスコティッシュテリアです。

日本では真っ黒だけだと思われがちな毛色はブラック、ウィートン(淡い小麦色)、ブリンドルの3種類があります。毛質はワイヤーコートで、カールしたごわごわのオーバーコート、柔らかく短いアンダーコートの二重構造です。

スコティッシュテリアの性格はまさに「テリア」

スコティッシュテリアはまさに「テリア気質」を備えた犬種。好奇心旺盛で興奮しやすく、明るく活発で、気難しい性格です。19世紀には愛好家から「ダイハード(Diehard)」というというあだ名をつけられました。

ダイハードには「しぶとい」「頑固者」などの意味があり、まさにスコティッシュテリアの気質を表しています。
飼い主には忠実ですが、スコティッシュテリアに飼い主と認められるまでが一苦労。指示が曖昧だったり一貫していなかったりする人のことは見下し、甘やかす人もダメです。
さらに、ほかの犬種と違い、飼い主だからといって無条件にしっぽを振るわけではないのものスコティッシュテリアの特徴。気の弱い飼い主が飼うのは難しく、しつけには忍耐と寛容が必要です。

飼い主以外に愛想よくすることはありませんが、注目を集めるのが好きな性格でもあるので、コミカルな行動で笑わせてくれることも。決して誰にでも飼いやすい犬種ではありませんが、スコティッシュテリアの強烈な個性に惹かれる人が多いのも事実です。

意外と運動量は少なめ? スコティッシュテリアの飼い方

スコティッシュテリアはテリアにしては運動量が少なく、毎日忙しなく動きまわるタイプではありません。散歩は朝晩30分程度、歩けばいいでしょう。
たまには思い切り走らせることも必要ですが、もともと獰猛なアナグマ猟やネズミの駆除に使われていた犬種だけに、攻撃性が高く興奮しやすいです。ドッグランや公園など、ほかに犬や小動物、子どもなどがいる場所では十分に注意してください。
アイコンタクトやクールダウンは必ず覚えさせておいたほうがいいですね。

ブラッシングは週に2~3回、毛が固いのでスリッカーを使いましょう。口のまわりやお尻まわりは食事や排泄のあとに汚れやすいので、こまめに拭いてください。ペット用のウェットティッシュがあると便利です。

おすすめしたいスコティッシュテリアのカット

スコティッシュテリアは毛が伸び続ける犬種なので、定期的にお手入れが必要です。
方法は3つあり、ひとつはハサミなどで伸びた毛をカットする「トリミング」。そして、「プラッキング」「ストリッピング」です。
プラッキングは指やトリミングナイフで頭や背中の毛を全部抜いてしまう方法で、ストリッピングはアンダーコートを残して硬いオーバーコートを抜く方法です。

スコティッシュテリアはハサミやバリカンなどでカットすると、毛がどんどん柔らかくなり、抜けやすくなって退色してしまいます。毛を抜く刺激で新陳代謝を促し、皮膚を強くするとともに毛を固くすることで外傷から肌を守る効果があります。
毛を抜く行為に、「痛そう」と抵抗がある方は多いですが、きちんと技術のあるトリマーが行えば、痛みは少ないです。ストリッピングの最中に居眠りするスコティッシュテリアもいるそうですよ。

プラッキングやストリッピングはどこのペットサロンでもできる技術ではなく、料金も高めの傾向があります。飼い主向けにセミナーを開いている学校やサロンがあるので、参加してみるのもいいでしょう。

トリミングして毛質が変わったり色が抜けたりしても、ペットとして室内飼いしているスコティッシュテリアに何ら問題はありません。しかし、ワイヤーコートの犬種を飼うなら、本格的なお手入れを検討してみてください。

まとめ

誰にでも飼いやすい犬種ではありませんが、スコティッシュテリアの気難しく頑固で、しかし明るくユーモアにあふれた性格はコアなファンの心をつかんで離しません。そういった「めんどう」な性格と、頭でっかちで短足の体、ちょこちょこ走るかわいいしぐさのギャップもスコティッシュテリアの魅力です。

お手入れに手間がかかったり、しつけに忍耐力が必要だったり、スコティッシュテリアとの生活は飼い主が振り回されることもあるでしょう。それでも何百年と愛され続けているのは、スコティッシュテリアが魅力あふれる犬だからにほかありません。

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