犬をドライブ好きにさせる方法

せっかく犬とドライブに行くのであれば、犬にとっても楽しい時間になるといいですよね。まずは第一段階として、愛犬をドライブ好きにさせましょう。
ドライブに行く前に車に慣れさせておく
一緒にドライブを楽しむためには、犬が車に慣れていることが大前提。
まずはエンジンを止めた状態の車中でおとなしくさせるトレーニングを行います。
その次の段階として、10分から長くても30分程度の短時間からドライブを始めましょう。犬が車酔いをしたり、車中で騒いだりしないようであれば、徐々にドライブの時間を長くしてみてください。
まずはエンジンを止めた状態の車中でおとなしくさせるトレーニングを行います。
その次の段階として、10分から長くても30分程度の短時間からドライブを始めましょう。犬が車酔いをしたり、車中で騒いだりしないようであれば、徐々にドライブの時間を長くしてみてください。
お気に入りのグッズを車中に置く
慣れない車内の緊張から気を紛らわせるために、いつも遊んでいるおもちゃを使うことも有効です。
また、犬自身のニオイがついた毛布やタオルを持ち込み、犬を安心させてあげるのもいいでしょう。
犬連れドライブでは、いかに犬にとって安全で快適な環境をつくり、ストレスを軽減してあげられるかということが重要なのです。
また、犬自身のニオイがついた毛布やタオルを持ち込み、犬を安心させてあげるのもいいでしょう。
犬連れドライブでは、いかに犬にとって安全で快適な環境をつくり、ストレスを軽減してあげられるかということが重要なのです。
犬とのドライブに必要なもの

犬と車で出かけるときには、いくつかのグッズがあると便利です。忘れ物がないか、出発前にチェックしましょう。
ケージ、クレート、キャリーバッグ
車中で犬を入れておくために必要です。犬が中に入るのを嫌がらないよう、クレートトレーニングやしつけで事前に慣らしておきましょう。
さまざまな大きさや素材のものが販売されていますが、ドライブ用途に使うのであればハードタイプが適切です。
ケージやキャリーバッグを座席に固定するバンドや専用グッズも一緒に用意しましょう。
さまざまな大きさや素材のものが販売されていますが、ドライブ用途に使うのであればハードタイプが適切です。
ケージやキャリーバッグを座席に固定するバンドや専用グッズも一緒に用意しましょう。
首輪、リード、ハーネス
ドライブの休憩時や、目的地に着いて外に出るときに使います。首輪やハーネスといった犬の体に触れるものは、日々使い慣れたものを用意するのが好ましいです。
飲み水、給水ボトル
犬用の飲み水は必ず持参しましょう。飲み口が付いた専用のボトルや、ペットボトルの口に装着するカップが付いたグッズがあると便利です。
おやつ、小分けにしたドッグフード
犬がお利口にできたときのご褒美として、犬が好むおやつを準備してください。いつも食べているフードを小分けにしたものでもOKです。必要に応じて犬用の食器も用意しましょう。
トイレ用品
ドライブの休憩時、犬に排泄させるために必要なグッズです。専用の処理袋は、最低でも2~3枚は用意しましょう。
ペットシート(ウェットティッシュ)
犬の手足を拭いたり、排泄後のお手入れをしたりするときに使います。携帯に便利なコンパクトサイズのものも販売されています。
以上のようなグッズは、いずれも日常的に使うものですよね。
頻繁に車で出かけることが多い人は、家で使うものとは別にドライブ用のものを用意したり、グッズを入れておくバッグや小物入れを用意したりすると便利です。
頻繁に車で出かけることが多い人は、家で使うものとは別にドライブ用のものを用意したり、グッズを入れておくバッグや小物入れを用意したりすると便利です。
犬とのドライブで注意したいこと

車中のトレーニングを済ませ、グッズの準備が整ったら、次は注意点の確認です。常に愛犬を気遣い、快適な環境づくりを心掛けましょう。
ドライブ中の違反行為に注意
運転中、犬を膝の上に乗せることは違反行為です。「ちょっとそこまでだから……」「短時間だから……」というときでも、絶対にやってはいけません。
窓を開けて顔を外に出したがる犬もいますが、これも実は違反行為にあたります。それだけでなく、外から飛んできた小石が当たってけがをした……といったケースも。
犬は必ずキャリーに入れるなどして、愛犬に運転に支障がないような対策をとりましょう。
窓を開けて顔を外に出したがる犬もいますが、これも実は違反行為にあたります。それだけでなく、外から飛んできた小石が当たってけがをした……といったケースも。
犬は必ずキャリーに入れるなどして、愛犬に運転に支障がないような対策をとりましょう。
事前にトイレを済ませる
車に乗る前に必ずトイレを済ませておきましょう。家から出発する前だけではなく、もしもの渋滞に備え、帰りの乗車前にトイレを促すことも忘れずに。
犬はキャリー、クレートに入れて座席に固定する
車内での事故やけがを防止するため、ドライブ中は犬をキャリー、クレートなどのハードケースに入れてください。
安全運転を心掛け、急発進や急ブレーキにも注意しましょう。
安全運転を心掛け、急発進や急ブレーキにも注意しましょう。
こまめな休憩をとる
長時間に渡るドライブは、犬にとってストレスになります。2~3時間を超える長時間ドライブは、途中で車を止めてこまめに休憩をとってください。
休憩の際は、キャリーから犬を出して様子を確認したり、車の外でリフレッシュさせたりするといいでしょう。駐車場ではリードを短く持ち、犬の飛び出しに注意してください。
休憩の際は、キャリーから犬を出して様子を確認したり、車の外でリフレッシュさせたりするといいでしょう。駐車場ではリードを短く持ち、犬の飛び出しに注意してください。
車中の温度は20度を目安に調整する
ドライブ中は犬の体に負担をかけないよう、車内を適温に保つことが必要です。
また、犬を入れたキャリーは直射日光が当たらない場所、空調設備に近すぎない場所に置いてください。
また、犬を入れたキャリーは直射日光が当たらない場所、空調設備に近すぎない場所に置いてください。
停車中、車内で留守番をさせない
特に5月からの暑い季節は、熱中症の危険が高まる時期です。夏場エンジンが止まった車中に犬を一匹で置いておくことは危険です。絶対にやめましょう。
犬の車酔い対策・予防法

意外に思われる方もいるかもしれませんが、人間と同じで犬も車酔いを起こします。
一度車酔いを起こすと、ドライブ嫌いになりかねません。
犬の体調が優れないときは無理に車に乗せないことはもちろんですが、ドライブの際は車酔いの対策を万全にしておきましょう。
一度車酔いを起こすと、ドライブ嫌いになりかねません。
犬の体調が優れないときは無理に車に乗せないことはもちろんですが、ドライブの際は車酔いの対策を万全にしておきましょう。
ごはんはドライブの2~3時間前までに済ませる
ドライブ直前のごはんは、車酔いや嘔吐の原因になります。なるべく早めにごはんを済ませ、お腹も落ち着いてきた頃に発車できると安心です。ごはんの量はいつも通りか、若干少なめに調節しましょう。
こまめな休憩と給水
ドライブ中は1~2時間おきに休憩をとり、犬を外に出してリフレッシュさせます。休憩時には、車の外でトイレを促すのもいいでしょう。
また、水の一気飲みは体調不良の原因にもなります。ガブ飲みさせず、少しずつこまめに与えるようにしてください。
また、水の一気飲みは体調不良の原因にもなります。ガブ飲みさせず、少しずつこまめに与えるようにしてください。
車の芳香剤はなるべく控える
人間よりも嗅覚が優れた犬にとって、車の芳香剤やガソリン、エアコンの吹き出し口の独特のニオイは辛いもの。犬連れの際は芳香剤の使用を控え、車中を換気してニオイのこもりを防ぎましょう。
キャリーやクレートを固定し、犬の体を安定させる
車の揺れは車酔いの原因です。犬を入れたキャリーは座席にしっかりと固定し、体の揺れを最小限にとどめましょう。
酔い止めを飲ませる
犬がどうしても車酔いしてしまう場合は、酔い止めを使うのも一つの方法です。かかりつけの動物病院に相談し、薬を処方してもらいましょう。薬を飲むのは乗車の30分前が目安ですが、詳しくは獣医さんに確認してみるといいですね。
まとめ

以上が犬連れドライブの注意点と上手に楽しむコツでした。今回ご紹介した内容を押さえれば、基本はOKです。
犬を車に慣らすことができれば、一緒に出掛ける行動範囲もぐんと広がり、楽しみも増えるものです。
ドライブに慣らして、「ゆくゆくは愛犬をキャンプや旅行に連れて行く!」といった目標を立ててみるのもいいですね。
安全運転で愛犬とのドライブを楽しみましょう。
犬を車に慣らすことができれば、一緒に出掛ける行動範囲もぐんと広がり、楽しみも増えるものです。
ドライブに慣らして、「ゆくゆくは愛犬をキャンプや旅行に連れて行く!」といった目標を立ててみるのもいいですね。
安全運転で愛犬とのドライブを楽しみましょう。
執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。
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